アレルギーと腸の意外な関係!?~犬とハーブのQ&A(3)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、昨日はアレルギーと「抗体」「抗原」のお話をしました。

 

少々込み入った内容である印象を受けた方も
いらっしゃるかもしれませんが

「アレルギー」

というものを考えるとき、その仕組みを知っておくことは大切です。

 

仕組みがわかると「モヤモヤ」が晴れますし
何より「分からないから生まれる恐怖」というのがちょっと減ります。

 

この「ちょっと恐怖が薄らぐ」というのが案外大事だと
私は考えていますし、飼い主さんが冷静な気持ちで問題に向き合うと
色々な方向から解決の手段が見えてきたりもします。

 

このメールマガジンの情報は
そういう「モヤモヤをふっ飛ばし、冷静になれるきかっけ」になれるといいな、
と言う気持ちで書いていますので
○○さんのお役にたてば幸いです。

 

さて、昨日は以下のような質問を投げかけましたが
考えていただけたでしょうか?

 

 

————————————————————————

 

ところで、「消化」「栄養吸収」などをある程度深く学ばれた方であれば
ここで

「あれ、変じゃない?」

とピン!と来られた方もいらっしゃるかもしれません。

>「抗体」は主に血液中や体液中に存在します。

ポイントはこの個所になります。

 

 

「諸橋さん、たしかに体内に抗体として
”鶏に反応する”ものが存在するかもしれません。

でもそれと、鶏タンパクが体内にそのまま吸収されるっていうのと
また別の話ですよね?」

「ということは、鶏タンパクの●●●●がある程度の大きさで
そのまま●●で●●に●●されるっていうことになって
理屈的におかしくないですか?」

 

はい、おっしゃる通りです。

 

*ちなみに私が講師を務めるペット食育士2級認定講座を受講済みの方であれば
この「●●」が全部すらすらと埋まるはずです。

 

受講生の方は全部わかったらメールしてくださいね!

 

だから「抗原は持っていても、実際にはアレルギー反応が起きてこない」という
現象も起きてきます。

 

ハウスダストのアレルギーありますよ、と過去に診断された私が
犬2匹と暮らしていても
全然平気な理由もこのあたりにあります。

 

今まで鶏肉を食べて平気だった犬が
アレルギー検査で鶏アレルギーと言われてびっくり!
でも実際には食べても特に何も起こらないんだけれど…と
これってどういうこと?と首をかしげる飼い主さんが
いらっしゃる理由も同じです。

 

その理由って?

————————————————————————

 

鶏タンパクを例にとってお話しします。

 

たんぱく質は「アミノ酸」というパーツが大量に組み合わさって出来ています。

 

そして、栄養を吸収する腸と言うのはとても賢い臓器です。

 

ちゃんとフィルターがあって、あまり分子が大きすぎるものは通しません。

 

タンパク質はとても巨大な分子で
アミノ酸が数千単位でくっついたものですから
当然、そのままでは小腸から体内に吸収されることはありません。

 

アミノ酸が1~3個程度まで結合した、小さなパーツに分解してから
通常は吸収されます。

 

そして、ここまで小さく分解されたアミノ酸のつながったものは
もとが「鶏タンパク」だったとしても、もう「鶏タンパク」としての性質は持ちません。

 

●確かに以前は鶏だったけど、ここまで小さくパーツに分解されると
 もう鶏の性質はなくなって、ただのアミン酸がつながった小さな分子

 

ということになります。

そして通常、この「元鶏由来のアミノ酸」が体内に吸収されても
「鶏に反応する抗原」は反応しません。

 

 

ここが大事なポイントになります。

 

つまり、通常鶏肉を食べても、
小腸で鶏タンパクがそのまま体に吸収されるわけではない、ということです。

 

変な例えですが、私たちが鶏を食べて
私たちの体の一部が「鶏」になることはないですよね?

 

私たちは様々なものを食べますが、
それを「アミノ酸」と言うパーツレベルに分解して吸収できるからこそ
体内でその「たんぱく質の元であるアミノ酸」を使って
自分たちの筋肉や髪の毛、コラーゲンなど

 

●人間の体の組成としてのたんぱく質

 

を合成することができます。

 

そのため、体内に「鶏に反応する抗原」を持っていたとしても
消化吸収の段階では、鶏由来のアミノ酸に分解して
元の性質は無くなった状態にして体内に取り込むので
アレルギー反応が起こることはない。

 

なので、アレルギー検査で鶏が陽性と出たが
今まで食べて問題無かったし
現在も食べているが特に何も起こらない、というようなことが起こってきます。

 

その一方で、最近の研究では

 

「この、本来であれば腸のフィルターを通るはずがない
大きな分子が、何らかの理由で腸のフィルターを通過してしまい
それでアレルギー反応などが起こっている可能性がある」

 

という説もあります。

 

本来、そのままの形で消化吸収されないたんぱく質が
何らかの理由でそのまま吸収されてしまい
体内で「抗原」と出会って、アレルギー反応を起こしている、という説ですね。

 

 

これについて気になる方、何だかぴん!と来た方は

 

LGS

腸管壁浸漏症候群

リーキーガットシンドローム

 

といったキーワードでご自身で検索してみてください。

 

 

「アレルギーと腸が関係しているケースもあるんですね…。

それは知りませんでした。
ちょっと調べてみます!」

 

そんな風に参考にしていただければ幸いです。

 

では、これらのことを踏まえて
アレルギーを持つ犬と暮らしていて
シャンプーやリンスなどに、ちょっと心配な材料が使われている…といった場合
どう対応すればいいのでしょうか?

 

次号のメールで引き続きお話ししていきます。

 

本日は以上です。

 

 

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ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

 


 

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