○○さん、こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。
北海道はほんの少しだけですが暑さが緩みました。
今日は何とかエアコンなしで済みそうです。
本日も田舎のスタバより。
昼過ぎにくるとさすがにお客さんいますねー。
そしてレッツノート率高し!
かく言う私もレッツノートでこのメールを書いています。
というわけで、今日も北海道の田舎の片隅より
Wimaxの電波に乗せて、てきとうにそこいらへんの様々なネット回線を経由して
全国へメールマガジンをお届けしますー。
ヨタ話も多いですがひとつくらいは役にたつことを書きますので
本日もお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
あ、本日この「ぐり通信」を初めて受け取る方も多いと思うのですが
こんな感じのメルマガですので
ひとつどうぞよろしくお願いしますね。
本日はお便りからご紹介しますー。
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はじめまして
ぽーと申します
趣味のアロマの事を調べていたら、たまたま諸橋さんのホームページを見つけて、
共感できることばかりでそれからいつもメルマガを楽しみにしています。
23日のセミナー参加させていただくのでよろしくお願いします。
私が手作り食を始めたのは、愛犬しーさーのてんかん発作発症がきっかけで色々調べ、
藁にもすがる思いで手作り食へ。。。というものでした。
しかし、ネット上では様々な事が言われており
私も迷宮に入りこんだようになりましたが、情報に惑わされないように
簡単にですが犬の解剖生理学や、栄養学の本を読んで勉強しました。
約一年かけて完全手作りに移行したのですが、丁度今メルマガで取り上げられている
肝臓の数値がてんかん発作を起こす前からずっと高かったのですが、
完全手作りにしてから二週間で正常値になり、
それから約四年、毎日てんかんの薬を飲んでいるにも関わらず正常値を保っています。
発作も激減したし、手作り食にして本当に良かったと思っています。
そして、何よりかかりつけの先生も素敵な事を仰ってくれたので
自信を持って手作り食にすることができました。
『私は正直栄養学についてはさほど詳しくないので細かい栄養学指導はできません。
でも手作りご飯を作る上で、お母さんがこの子の為に一生懸命ご飯を作っていて、
それを傍で楽しみにしながら待っていて、さあ、できたよーとご飯をあげる、
その行為についてはこの子の精神的にはとても素晴らしく良い事だと思います。』
これがその先生の言葉です。
私が思うにうちの子は、ドッグフードの油分や添加物が
合わずにいたのではないかと思っています。
今、私は自分で納得して誰に何を言われても気にすることなく
我が子と食事を楽しんでいます。
でも私は何の資格もないし、まだまだ知らないことが沢山あると思うので、
これからも諸橋さんのメルマガやセミナーを楽しみにしています。
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ぽーさん、ありがとうございます!
獣医さん、素敵な方ですね。
ぽーさんご自身も、様々な情報に惑わされないために
ご自身で犬の様々な知識を学ばれているとのこと。
自分自身の中で「納得できる基準」を作るって、本当に大切だと私も思います。
9/23のセミナーでお会いできるのを私も楽しみにしております。
お役に立てるよう、全力で努めさせていただきますので
どうぞよろしくお願いいたします。
↓ ↓
■9/23 ペットのための東洋医学セミナー
https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&281m1
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さて、ここからは現在のメルマガのテーマ「肝臓ケアの食事」についてのお話をします。
このテーマのバックナンバーはこちら。
↓ ↓
●夏のお便り特集ーと犬の肝臓ケア。
https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&281m2
●「肝臓ケア」を考える前に、「肝臓」そのものを知りましょう。
https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&281m3
●犬だって「休肝日」。肝臓ケアの食事をどう考える?
https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&281m4
前回のメールでは「犬の肝臓を休ませるために食事量を減らす:休肝日」について
お話をしました。
今日は引き続き「肝臓ケアにお勧めの食材」についてご紹介していきますね。
肝臓では様々な生体反応が行われているため「酵素」が重要であることは
すでにお話しました。
その「酵素」はたんぱく質でできています。
そのため「たんぱく質」をしっかりとる!ということが大切であることも
お話しさせていただきましたが
○○さんは覚えていらっしゃいますか?
一方で、肝臓は脂肪分解に必要な「胆汁」の生成という大事な働きを持っています。
そこで、もし肝臓をケアしながらたんぱく質をしっかり補いたい!という場合は
「低脂肪・高たんぱく」
な食材を選んであげることがひとつのポイントとなります。
・魚のタラ
・鶏ささみ
などは低脂肪・高たんぱく食材の代表ですから
ぜひメニューに取り入れてみてください。
また、「肝臓の数値が上がる」というのは
肝細胞が炎症などで壊れてしまい、結果、
肝細胞内の「酵素」が漏れ出すために上昇することもお話ししました。
こうした「炎症」に対して「抗炎症作用」のある食材をプラスするのも良いでしょう。
ビタミンB2は細胞の再生を促す栄養素として知られていますが
これらはレバー類や納豆、サバ、鶏卵などに多く含まれています。
ビタミンCは免疫力UPに役立つ栄養素ですので
積極的に摂取することで、感染症対策にもつながります。
大根やブロッコリー、かぼちゃ、こまつな、ピーマン、トマトなどに
ビタミンCは多く含まれています。
感染症への抵抗力をUPさせるには
ビタミンEを豊富に含む植物オイルを食事に混ぜてあげるのもお勧めです。
いかがでしょうか?
「肝臓の数値が上がるのは何故?」
「肝臓ってそもそもどんな働きをしているの?」
こうしたことを知ることで、食事でどのように「肝臓ケア」を行ったらよいか?
ということを考えることができるようになります。
「肝臓ケア」についてのお話は以上となります。
次号から新しいテーマでお届けしますので
どうぞお楽しみに!
ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子
(終)