「肝臓ケア」を考える前に、「肝臓」そのものを知りましょう。


○○さん、こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

北海道でも残暑が続いておりますー。
そんな中、日・月と2日間ぶっとおして恵庭に通っておりました。
「ペットマッサージアドバンスコース」の再受講。

 

私が「(社)日本ペットマッサージ協会認定 ペットマッサージセラピスト」の
認定を受けたのはかれこれ数年前になりますが、
そのころと比べるとカリキュラムもより濃密に進化している、とのことでしたので
北海道で開催されるのを機に再受講した次第。

 

恵庭、遠かった…。

 

さて、今日は前々回のメールで予告したとおり
「肝臓」についてお話をしていきますね。

 

「肝臓」について詳しくお話しようと思うきっかけとなったお便り。

↓     ↓

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諸橋さん 先日は入門講座&マッサージセミナー、ありがとうございました♪
とても充実した一日となりました!
帰ってから愛犬あられにご褒美のマッサージ^^
うっとりと身をまかせて受けてくれました。
これからもコミュニケーションを取っていきます♪

 

メルマガを拝見していて「肝臓値の質問」について触れられていて・・・
諸橋さんの質問にちゃんと答えられてなかったかも・・・と思い、
補足させていただきます。

 

1歳のバースデー検診時からALT値が高いと言われてました。
特に原因が分からず、半年に一度、血液検査を受け続けていて、
前回5月の検査ではALT→157、T-Cho→239と若干、高め。
獣医には「生まれつきの体質」と言われました。
何分、食いつきの悪い犬で、その事ばかりに気がいってて、
一番大切な肝臓値の事が飛んでました(><)
体質と言われてしまいましたが、シニアになって悪化しないよう、
これから予防していきたいと思ってます。

 

親身にお答えいただき、本当に嬉しかったです。
教えていただいた事を参考に、いろいろ工夫して楽しくやっていきます♪

 

まだまだ残暑厳しいですね。諸橋さん、ご家族皆さん、ぐりちゃん・・・
どうぞ、お体、お気を付けくださいませ。

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メール、ありがとうございます。
セミナーがお役に立てて幸いです。

 

今回メールくださった受講者さんとはセミナー会場で
直接お話しをさせていただき
個別のご質問にも回答させていただきました。

 

実は「肝臓の数値が…」というご相談はよくいただきます。
メルマガに寄せられるメールでもこのご質問が多いです。

 

そのため、これから「肝臓ケアと食事」について
お話をしていくわけですが…。

 

その前にひとつ大事なことを申し上げておきます。

 

食事は「治療」ではありません。

 

食事は食事であって、それ以上でもそれ以下でもありません、というのが
私のスタンスです。

 

何故こういうことをわざわざ言うかと言うと、
食事に過度の期待をすることが、決して犬たちや飼い主さんのためにはならない、と
私が個人的に考えているからです。

 

なので、「病気で治療中」と言う場合は、必ずかかりつけの獣医さんと
食事についても相談しながら進めていってくださいね、と
セミナーでも必ずお伝えしています。

 

風邪をひいて38℃8分の高熱が出たら、病院行きますよね?
注射してもらって、お薬飲みますよね。

 

決して「よし、おかゆだけ食べて寝て治すわ!」と一切薬も飲まず
お医者さんにもかからず、気合で治す、と言う風にはならないはずです。

 

●お医者さんの仕事→診察、注射、投薬

●家庭でのホームケア→消化のよい食事、十分な睡眠

 

ここはきちんと分けて考えましょうね、と言うお話です。

その一方で、食べ物が体を作っているのはまぎれもない事実です。

 

 

なので「体調に合わせた食事」で犬の健康サポートに役立てたい、
という飼い主さんのためには、メルマガやセミナーを通して
私はお役にたてる情報を全力で配信していきます。

 

飼い主のみなさんが必要な知識を学ばれることで
獣医さんともコミュニケーションが取りやすくなるケースも増えるはずです。

 

今回のテーマである「肝臓の数値」についても

 

●何故、肝臓の数値が上がるのか?

●そもそも肝臓ってどんな臓器?

 

というような基礎知識があれば、食事についても

 

「肝臓というのは○○と言う働きをしていると聞きました。
そこで食事を××することで、肝臓の負担を減らしてあげようと思うのです。
こうした食事について、どうお考えですか?
アドバイスをいただけますか?」

 

と、獣医さんと対等な立場で相談することができるようになります。

 

このメルマガをお読みの読者の皆さまや
私のセミナーを受講いただいた受講者さんには
こんな風に、

 

●自分で考え
●獣医さんとも円滑にコミュニケーションを取りながら
●大切な愛犬のためにベストな選択をしてあげられる

 

 

そんな飼い主さんになっていただけるといいな、と思いながら
このメールを配信しています。

 

なので、

「そうした暑苦しい話は結構。
役立つ情報だけ送ってもらえればそれでいいです」と言う方については、
私ではお役に立てませんので

 

そういう場合はこのメールの末尾にある解除クリックより
このメルマガを解除してください。

 

お読みいただく方の貴重なお時間を奪うのは私の本意ではありませんので
その点はご自身で判断されてください。

 

 

さて。ここからが本題です。

「肝臓」という臓器がそもそもどういう働きをしているか?について
まずお話ししていきますね。

肝臓にはいくつか働きがありますが
ざっくりわけると以下になります。

 

●胆汁の生成

●栄養の貯蔵と加工

●解毒作用

●生体防御作用

●血液凝固作用物質の産生

●造血の調整と血液量の調整

 

…何のこっちゃ、難しくてよくわかんないよ!という
不満の声が聞こえてきそうですので(笑)
これについてはのちほど、さらに噛み砕いてお話しします。

 

肝臓はこんな風に様々な働きをしていますが
これらの働きを円滑に行うために「酵素」が関与しています。

ここがひとつめの重要ポイントです。

 

 

肝臓は先にあげたように、様々な生命活動に重要な働きをしていますが
その肝臓が働く際には「肝細胞の中にある酵素」が重要な役割を果たしています。

 

ところで、既にこのメルマガでは「酵素はたんぱく質である」という
客観的事実をお伝えしています。

 

そのため、酵素の原料となる「たんぱく質」が不足すると
肝内たんぱく質が減少し、肝臓の働きは低下します。

 

→だったら、食事でしっかりたんぱく質を補ってあげよう!

 

こんな発想が、まずひとつできるようになりますね。

 

2つ目の重要ポイント。

 

「肝臓の数値が上がる」と言うのは具体的に何を示しているか?について
お話しします。

 

肝細胞の中に酵素が含まれていることはお話しししました。

 

これが肝炎などで肝細胞の細胞膜の透過性が高まったり、
細胞膜が破れてしまう、といったことが起こると
本来肝細胞内にあるはずの「酵素」が血液に漏れ出てしまう、と言うことが起こってきます。

 

そこで、肝臓の状態を知るためにこれらの血清酵素の測定がおこなわれます。

 

数値が高いということは、
それだけ肝細胞に何らかのトラブルがあって
漏れ出てくる酵素の量が増えてきている、という判断材料になります。

 

さて、以上が肝臓とその数値についての基本的なインフォメーションです。
ここまではOKでしょうか?

 

 

今回メールをいただいたケースでは獣医さんから
「若干高め」と指摘されている状態です。
「病気には至っていない」という状況ですね。

 

こういう場合、家庭でのホームケアとして
「食事」を考える際にはどうしたらいいのでしょうか?

 

 

これについては、次号のメルマガで引き続きお話ししていきますね。

本日は以上です。

またメールさせていただきますね。

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

 

 

■追伸1:

犬の食事の基礎知識を学ぶ講座「ペット食育入門講座」ですが
11月11日(日)の開講が決定しております。

「11月の回に申し込みたいです!」と言うお問い合わせを数件頂戴していますが
これについては、明日の18時に「ぐり通信:号外」で募集のご案内を差し上げますので
是非楽しみにお待ちくださいね。

■入門講座を受講された受講者さんのインタビューはこちら。

 

 

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