【犬だって薬膳(3)】薬膳は愛犬の体質と体調に合わせた完全オーダーメイドの食事です。


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

「犬の薬膳って一体どうなの?美味しいの?
 そもそも簡単にできるの!?」

 

というテーマでお話をしていこうと思います。

前回のメルマガ記事はこちら。

↓   ↓

■犬だって薬膳(2)
大根で薬膳?西瓜でもキュウリでも薬膳になるの?
https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&371m1

 

 

さて今日は前回のメルマガでご紹介した

「骨付き鶏肉で作ったサムゲタン風薬膳粥」

の作り方とその薬効についてお話をします。

 

 

○鶏肉→身体を温め、内臓を元気にします

○もち米→穀類は胃腸に優しく働きかけ消化吸収をやさしく助けます

○生姜→殺菌効果もあり、胃の不快感を取り除くのに役立ちます。身体を温めます。

○にんにく→強壮作用があり、身体を温める効果が特に強いです。但し貧血気味の犬は避けた方がよいでしょう。

○なつめ→胃腸のはたらきを良くし、元気にする。食欲不振や疲労にも効果的。

 

 

■作り方:
材料を鍋に入れて煮込む(それだけ!)

 

…。

 

こうやって書いてみるとわかりますが、このお粥が

「内臓をやさしく温め、特に胃腸に良いメニュー」

だということがわかります。

 

 

 

この中で特殊な食材と言えば「なつめ」ですが
ぶっちゃけ、「なつめ」は入れなくてもOKです(笑)

 

 

私は薬膳のセミナーで「なつめ」はもちろんご紹介しますが

 

「普段の食材で薬膳が作れることは十分に分かった。
でも何となく”それっぽい雰囲気”を出して楽しみたい!」

 

という飼い主さんのリクエストにお答えして
ご紹介している、というスタンスです。

 

「特殊な食材を使わなくても”食材の薬効”についての基礎知識を分かっていれば
 美味しくて、しかも犬の個々の体質や状態に合わせた
 完全オーダーメイドの薬膳が自宅で簡単に作れますよ!

 しかも楽しいし、飼い主さんも一緒に楽しめます!」

 

これが私が「薬膳」について○○さんにお伝えしたい要のポイントです。

 

…。

 

そして今日は、何故私が「犬に薬膳もどうですか?」と
このメルマガでお勧めしているか、その理由をお話ししようと思います。

 

今、世の中で犬の食事といえば、まっさきに「栄養バランス」が注目されます。

 

その一方で「薬膳」では「薬効」を重視して食事のバランスを考えます。

 

私がお世話になってる遠隔地の獣医さんのお話をしましょう。

 

我が家は「ご近所のかかりつけ先生」と、もう一人
「遠隔地の住むアドバイザー的獣医さん」にお世話になっています。

 

かかりつけ獣医さんは血液検査や予防接種等をお願いしますし
けがをした時などに駆け込む通常のかかりつけ。

 

もう一人の「遠隔地の住むアドバイザー的獣医さん」は
そうした血液検査のデータや犬の生活環境等を総合して
かなり<俯瞰(ふかん)>した見方で
犬の生活全般のアドバイスをくれる獣医さんです。

 

その獣医さんに昨年の秋ごろに受けたアドバイスが

 

「食事に<酢>を少し足してあげてくださいね」

 

でした。

 

と、いうのも我が家の犬の血液検査の結果、
肝臓の数値が「病気ってほどじゃないんだけどあがってる」ということが判明。

 

 

かかりつけの獣医さんは「様子をみましょう」。

 

 

一方、遠隔地の獣医さんは

 

 

「あれとこれと(あれとかこれとか分かりにくくて済みませんが、
 個別のケースで異なる対処法なのであえて書きません)やって、
 で、食事は普通でいいですが

 【酢】をちょっと足してあげるといいです」

 

 

と言うアドバイスでした。

 

 

【酢?】

 

 

はい、【酢】です。

 

 

「は?何で酢なの???」

 

 

実はこれ、「薬膳の視点」で見ると
非常に理にかなったことなんです。

 

 

薬膳では「食べ物にも穏やかな薬効がある」という独自の視点がある、
ということは昨日お話ししました。

 

 

そして今日はもう一つ、別の「薬膳独自の面白い視点」をご紹介します。

 

 

それは…。

 

 

薬膳では、【味】によって、
【体の何に】、【どこに働きかけるか】が異なる、と考えるということです。

 

 

味には色々ありますね。

 

酸っぱい、苦い、甘い、辛い、しょっぱい…。

 

薬膳ではこの味を、便宜上「5種類」に分けています。

 

酸、苦、甘、辛、鹹(しおからい)

 

これを「五味」といいます。

 

この五つの味ですが、それぞれ体内の何に働きかけるかが決まっており

「酸味」は「肝」に働きかける、と考えられています。

 

「肝」といえば「肝臓」を真っ先に思い浮かべる方が多いと思います。

 

薬膳のベースとなる【東洋医学】では「肝」は
「肝臓および肝機能全般」をざっくりと指します。

 

ここで話を
我が家の犬の肝臓の数値が「ちょこっと上がった事件」に戻しますが

 

肝臓の数値が上がる=肝臓で何らかの不具合が起きつつある

ですから、それに対する対応をまず優先的にやります。

 

 

それは専門の獣医師のアドバイスにしたがってやりますが
食事の中に「酢をちょっと混ぜる」は私たち飼い主ができる
いわば「ホームケア」の領域。

 

 

酢も酸味がありますから、肝臓サポートにはそっかー、
酢をちょっと加えてあげればいいよなーと
薬膳的視点で非常に納得した私は、
犬の食事のちょっとだけ酢を混ぜてあげることにしています。

 

 

私自身も酢が大好きで、
麺類やチャーハン、スープなど中華系の食事の時には
本当によく使いますので…。

 

 

我が家の犬も、焼きめしにちょこっと酢を混ぜてあげると
喜んでバクバク食べる。

 

 

それで肝臓サポートにも役立つのであれば
一石二鳥ですよね。

 

 

美味しい上に、犬の体質や状況に合わせた食材選びができるんですから。

 

…。

 

こんな風に【薬膳】の知恵には
犬が食事を通して受けられる恩恵がたくさん詰まっています。

 

いかがでしょうか?

 

「こんなうちの子の体質や体調に合わせた食材選び、私も学んでみたい!」

 

もしそんな風にお考えでしたら
ぜひ【薬膳】と一緒にそのベースとなっている【東洋医学】の基礎も一緒に学んでみてください。

 

「病気にならないよう、普段の生活や食事、
マッサージなどから健康をサポートする」

 

という<予防医学>の考え方をとても大切にする【東洋医学】の知恵は
何も人間だけのものではありません。

 

犬だって、その恩恵を受けられます。

 

【東洋医学】の知恵は、薬膳だけにとどまりません。

 

例えば「ツボ」

 

人間の体には「ツボ」があり、
症状や悩みに応じて指圧することで、体が軽くなったり
不快な症状が和らぐケースがたくさんあります。

 

犬にだって、実はツボがあるんです。

 

元気をサポートするツボ、呼吸器系のサポートに役立つツボ、
お腹の健康を取り戻すのに役立つツボ…。

 

そうした「ツボ」と言う考え方も、「薬膳」と同じ【東洋医学】にルーツを持ちます。

 

そんな【東洋医学】の基礎と【薬膳】、そして【ツボマッサージ】。

 

全部まとめて、学んでみませんか?

 

2013年5月25日(土)新大阪で

「ペットのための東洋医学基礎セミナー」

を開講いたします。

 

1日で【東洋医学】の基礎知識と【薬膳】【ツボマッサージ】を
お家ですぐできる簡単な内容でピンポイントで学ぶ講座です。

 

「うちの子の食事、一般栄養学だけでなく
薬膳の視点も取り入れてあげられたら、より健康維持に役立つ食事作りができるかも…」

「うちの犬のストレスケアにもツボマッサージって役に立つのかな?」

「シニア期に入ったうちの犬、マッサージでケアしてあげられるかも?」

 

 

もしそんな風にご興味をお持ちでしたら
ぜひ「ペットのための東洋医学基礎セミナー」にご参加ください。

 

→ 詳細はこちら(募集は締め切らせていただきました)

 

●参考までに:
我が家の犬たちの食事には時々、薬膳を取り入れています。
動画をYoutubeで後悔していますので、興味のある方はぜひ見てみてくださいね。

 

 

 

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ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)


 
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