床ずれのケア「傷口が乾かないように覆う●●●療法」をご存知ですか?(2)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、前回より新しいテーマでお話をしています。

■犬の肘のカサカサや老犬の床擦れ、どうやってケアしたらいい?
https://www.officeguri.com/archives/3941

 

肘のカサカサにはぐり石鹸で取り扱っている肉球クリームを
お使いいただいてOKです!というお話をしました。

そして今日は、

 

>老犬の床擦れなども心配です。

 

と言うご質問にお答えしていこうと思います。

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■ラップ療法をご存知ですか?

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ラップ療法をご存知でしょうか?

別名:湿潤療法とも呼ばれる方法ですが

 

●傷口を消毒液などで消毒せず

●生理的食塩水等でよく洗う

●傷口が乾かないように覆う

 

ざっくり言うとこういう方法です。

 

私自身、この方法はアトピーなどの皮膚疾患なども多く取り扱う
獣医師の先生から、セミナーで直接ご紹介いただきました。

 

床ズレの場合もお勧めのケアということで
推奨いただきましたので、
このメルマガでもご紹介させていただく次第です。

「えええ、消毒しないんですか?」

とびっくりされる方もいらっしゃると思いますが
これももちろんケースバイケースです。

 

どんな方法も「正しい知識を持って適切に行う」ことが大切です。

ここが一つ目のポイントです。

 

当然ですが…。

 

●大きな傷や出血がひどいような深い傷
●骨や腱のような組織が露出している傷
●化膿している傷
●猫や犬など動物にかまれた傷
●異物(木屑、植物片、魚の骨など)が混入している傷
●大きな水ぶくれができたやけど、
●低温やけど
●切り傷の原因となった刃物が汚れていた場合

 

などは医療機関の受診が必要です。

 

これを大前提として、では「床ずれ」のケアに
何故「ラップ療法」が有効なのか?についてお話ししていきます。

と、その前に…。

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■そもそも床ずれとは?

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床ずれのケアのお話の前に、

「そもそも床ずれって何?ピンときません」

と言う方のために「床ずれとは?」という
基本の部分からお話ししていきます。

 

床ずれは、犬が寝た切りになったりなどして体が動かせなくなった場合、
腰骨や仙骨部、踵など、”骨が飛び出した部分”が圧迫されて、
筋肉や皮下組織が血行障害を起こしてしまうことによって起こります。

 

血行障害が原因で組織が壊死し、皮膚が破れて穴が開いてしまった状態が
いわゆる「床ずれ」と言う状態です。

 

もちろんこれは床ずれにならないように「予防」をするのが一番ですが
大型犬等の場合体重が30kgを超える場合もありますし
そうすると介護をする飼い主さん自身の負担も大きいです。

 

もちろんこうした「床ずれ」が出来てしまった場合、
基本的には獣医師に相談の上、適切なケアの方法を検討することになりますが
その際に、飼い主さんの方から

 

「ラップ療法と言うものがあると聞きました。
自宅でこのケアを行っても問題無いでしょうか?」

 

と、愛犬の状態を獣医師に確認してもらった上で
判断を仰ぐのがベストと言えます。

 

そうした前提で、次号のメールでは

 

●ラップ療法とは?
●生理的食塩水って何?

 

と言うあたりを、さらに詳しくお話ししていこうと思います。

次号に続きます。

 

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

 


 

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