傷にしみない生理的食塩水の自宅での作り方~犬の床ズレケア(5)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、前回のメールで
「生理的食塩水で傷口を洗うとしみない」と言うお話をしました。

 

今日はその「生理的食塩水」の作り方です。

 

ざっくり言うと、濃度0.9%の食塩水を作ればOKです。

 

ということは…。

 

1Lの水に対し、9gの食塩を溶かせばできあがりです。

 

厳密な化学実験に使用する、と言う場合には
これだとざっくりすぎる作り方ですが
家庭で床ズレのケアに使うのであれば、
このやり方でOK。

 

少々濃度が濃くても、それで何か不具合が起こる!というものではありません。

 

私はガラスのカップに水500ccを入れ
塩をざっくり4.5g入れ
ぐるぐるかき混ぜて作っています。

 

もっと簡単にやりたい方は
500ccのペットボトルを用意してそれに食塩4.5gを入れて
作ってみてください。

 

ちなみに塩はごく普通の塩でOKです。
(高級な塩などをわざわざ買って使う必要はありません)

 

ポイントとしては、保存が効かないので
使うたびに作ることです。

 

また、体温に近い温度まで温めて使うことで
より刺激が少なくなります。

 

生理的食塩水の作り方は
ご理解いただけたいでしょうか?

 

ちなみに私は犬用石鹸を販売しているという仕事柄、

 

「犬が痒がって皮膚をかきむしります。
 そのため血が出てしまい、皮膚が傷だらけですが
 どの石鹸がお勧めでしょうか?」

 

と言うご相談をたびたびいただきます。

 

こういう状態の場合は、シャンプーは当然「しみます」から
まずは生理的食塩水で優しく洗う、という方法をお勧めしています。

 

そして、かきむしるほど皮膚が痒い、ということの原因を
かかりつけの獣医さんに根本から治療していただくよう
アドバイスしています。

 

痒い=皮膚バリアは壊されて
異物が侵入し、その刺激で痒くなる、という図式ですから
石鹸よりもまずは保湿、
そしてそもそも何故、皮膚バリアが弱ってしまっているのか?という
原因を探ることが重要です。

 

なのでもし、皮膚トラブルで犬が体を痒がり
そのせいで傷が…と言う場合は、生理的食塩水による洗浄も
選択肢の中に入れてみてください。

 

次のメールでは
洗浄後の傷口を「保湿しながらケアする」ラップ療法の
具体的なやり方をお話ししますね。

 

本日は以上です。

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

 


 

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