フロントラインって危険なの?いや、濃度の問題でしょ?という話~犬の害虫対策(6)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、ここからは【ダニ】をテーマにお届けします。

 

【ダニ】対策といえばフロントラインですが
フロントラインに使われている成分は

●フィプロニル

という成分です。

 

そして、「フィプロニル」という名前で検索をかけると
結構怖い情報がヒットします。

 

「ゴキブリだって死ぬ物質だぞ!?危険だ!!
 犬の飼い主はこういう事実を知っていながら犬にこういう薬を使っているのか!?」

 

…。

 

ええと(苦笑)。

 

まさに昨日、私自身が受講生側として参加したセミナーで
再確認してきた内容なのですが…。

 

「水だって飲みすぎれば中毒になりますよ」

 

「そういう意味では、私たちの周りにあるものなんて
 ある意味全部【毒】です」

 

「でもそういうものをある程度摂取しても平気なのは
 体がちゃんと処理をして、排泄しているから」

 

「大切なのは”濃度”です。危険量を摂取すれば、そりゃ死ぬでしょう。
 でも、体の処理能力の範囲内で摂取して
 摂取することで得られるメリットが大きく上回るのであれば
 それを上手に活用したらいいのでは?」

 

もちろん、少量のフロントラインに含まれている成分でも
体調を崩したり、反応が出るケースもあるでしょう。

 

そういう場合は、その犬のケースでは
別の方法を模索して、その犬に合った方法でダニ対策をすればいい。

 

そうではなく、たとえばわが家の犬たちもそうですが
犬用に濃度が適切に調節されたフロントラインを使用しても全然健康上の問題はない、
むしろ、ダニが体で卵を産み、
繁殖する方のデメリットの方が断然大きい!というケースでは
フロントラインといった

 

●駆虫薬

 

を上手に活用すればいい話です。

 

フロントラインの成分「フィプロニル」にしても
高濃度で使用し、それを犬が舐めたりしたらそれは当然危険です。

 

人間だって危ないでしょう。

 

でも、そんな危険な高濃度の成分を含むものが
世の中に製品として出回っているわけではありません。

 

「化学物質=危険!!」

 

という考えではなく…。

 

「どんな物質も濃度が肝心」

 

という視点で考えてみると
また違った見方ができるようになります。

 

たとえば、これは私たちが普段口にする食物にも言えることですが
農薬とか、保存料とか、私たちは現代社会で生きていくうえで
様々な物質を取り込んでいかざるを得ません。

 

これは犬も同様。

 

もちろん、オーガニック食品や有機栽培の食べ物を選択できるのであれば
より安心ですが
全部が全部、というわけにも行かない、というのが現状だと思います。

 

それでも私たちが普段、元気で生きていられるのは
体がそうしたものを、適切に排泄して
ちゃんと調整してくれているからです。

 

世の中と適度に折り合いをつけて生活していく上で
これは結構大事な考え方だと、
私は個人的に感じています。

 

フロントラインにしても
少量の薬剤を使って、それが体に特に影響が無いのであれば

 

「ダニが体につき、大量繁殖してしまう危険性」

「そのダニが、犬だけでなく家族を襲う危険性」

 

というリスクと
少量の化学物質を体に取り込むリスク、
こと2つを両てんびんにかけて
どちらを取るか?という視点で判断するとよいと
私は考えています。

 

ところで…。

 

実は【ダニ】対策については
ひとつ大事なことがあります。

 

それは「フロントライン」はあくまでも【駆虫薬】だという点です。

 

【ダニ】が体についた場合、たしかにフロントラインは「駆除」には役立ちますが
その時点で犬の体には
【ダニ】が媒介する病原体による

感染症リスクがすでに【発生してしまう】こと

が問題になります。

 

「うーん、いまいちピンときませんが…」

 

はい、言い方を変えましょう。

 

フロントラインは【駆虫薬】です。

 

なので、犬の体についたダニの駆除には役立ちます。

 

ただ、犬の体にダニがついた時点で
すぐに死ぬ!というわけではなく
(そんな劇薬だったら犬の体につけること自体が危険です)
薬の影響をダニが受けるまで
若干のタイムラグが生じます。

 

その間、犬の体にダニが口を差し込んで

「ちゅー」

と血を吸うことがあります。

 

そして、この「ダニが口を差し込んでちゅーと血を吸う」時点で
ダニの口を通して、
病原菌が犬の体に送り込まれるリスクが発生します。

 

「ええええええ。じゃあ、フロントラインはマダニの駆除はしてくれるけれど
 感染症リスクについては、別に考えて対策しないといけないっていうことですか?」

 

はい、そうなります。

 

ではどのように対策をしたらいいか?

 

次号でさらに詳しくお話ししていこうと思います。

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

 

 


 

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