マダニがもたらす感染症の話(犬も人も)~犬の害虫対策(7)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、ここからは【ダニ】をテーマにお届けします。

 

前回のメルマガで

 

「フロントラインなどの駆虫薬は、
たしかに犬の体についてしまった【ダニ】を駆除してくれる。

が、それはそれとして
ダニが体についてから、駆虫薬によって死ぬまでには
タイムラグがある。

その間に、ダニが口を犬の体に差し込んで

 ”ちゅー”

 と血を吸った時点で、ダニの口を通して
 犬に有害な病原菌やウィルスが犬の体に送り込まれるリスクが発生する

 

と言うお話をしました。

 

つまり、こういうことです。

 

駆虫薬は体についた【ダニ】は確かに駆除してくれます。

 

しかしながら、駆虫薬は「病原体への感染防止の薬」では当然ありませんし
ダニにかまれること自体を予防してくれるわけではありません。

 

駆虫薬自体に「ダニを寄せ付けない効果」までは
含まれていないことを、客観的に理解する必要があります。

 

ちなみに、マダニによって感染するリスクがある感染症のうち
代表的なものは以下のようになります:

 

↓   ↓

 

———————————————————-

●バベシア症:

貧血、発熱、黄疸、元気消失などの症状が現れる。
症状が重い場合は急死のケースあり。

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●ライム病:

赤い発疹や発熱、関節痛などが現れる。
放置すると、心膜炎や顔面神経麻痺などが起こることもあるので要注意。

———————————————————-

●Q熱:

表立った症状は現れないが、軽い発熱や流産・不妊症などが
見られる場合があり不顕性感染とされる。

———————————————————-

●エールリヒア症:

急性の場合は発熱、鼻汁、流涙、食欲不振、元気消失、貧血などの症状が見られる。

———————————————————-

 

上記は犬の場合の症状の現れ方ですが

上記の感染症は人にも起こります

 

Q熱は犬の場合は症状が現れない「不顕性感染」ですが
人が感染した場合は、

 

・インフルエンザに似た高熱や呼吸器症状
・肺炎
・慢性の場合は疲労感、慢性肝炎、心筋炎
・うつ病などの精神的な疾患と間違えられるケースもある

 

といった、深刻な症状が現れるケースもあります。

 

ダニの危険は犬だけではない、ということですね。

 

山菜とりのシーズンに、山に入った人も
ダニにかまれて…と言う話は、
そう珍しいことではありません。

 

人間の場合も、マダニにかまれると
こういう感染症のリスクが高まるので
必ず専門医を受診して下さいね、という注意喚起もされています。

 

↓    ↓

 

●(社)日本皮膚学会HP
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa19/q09.html

 

マダニにかまれた際、慌ててダニを取ろうと
ダニの体を掴んでしまいがちですが、
これは感染症のリスクをより高めてしまうので
絶対にやめた方がいいです。

 

ダニの体をつかむことで、
ダニの体に圧がかかり、
マダニの体液が、既に犬の体内に差し込まれた口を通して
犬に注入される可能性が高まります。

 

つまり、病原菌を含んだマダニに体液を
犬の体に逆流させることになりかねません。

 

…。

 

「諸橋さん、もういいですよ!
ダニによる感染症のリスクはよーくわかりました!

 

ダニにかまれること自体にリスクが発生するっていうことですから
 ダニ自体を寄せ付けない工夫が、
 フロントラインとは”別”に要るっていうことですよね!

 

で、もちろんその方法についても
ちゃんと解説してくれるんですよね!?」

 

はい、もちろんです。

 

次号より、

 

「犬に虫がよってこないために飼い主さんが出来ること」

 

について、具体的にお話ししていこうと思います。

 

本日は以上です。

 

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

 


 

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