シニア犬介護~犬の関節の固まりを防ぐ(2)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、ここからは「犬の関節の固まりを防ぐ」をテーマにお届けしていきます。

 

前回のメルマガでは

 

「寝たきりになって関節を動かさない状態が長く続くと
 関節が固く、動きが制限された状態になってしまう。

 そうなると、無理に動かそうとすると痛みを伴うようになる」

 

と言うお話をしました。

 

今日はそれを防ぐために
自宅で出来るケアについてお話ししていきます。

 

シンプルですが、まずは関節のストレッチです。

 

これも犬個体個体で体の状態が違いますから
獣医師に事前に相談して、どの程度まで関節ストレッチを行うかを
相談出来ればベストです。

 

何故ストレッチが有効なのか?

 

以下の流れを見てみてください。

 

関節を使わない、動かさない

筋肉が硬くなり

関節を潤している体液が滞る
(関節は体液により滑りが良くなって動いています)

血流も滞るので関節周りの組織が栄養不足に陥る

むくみが起こる

むくみは特定の場所に水分が滞った状態。
それによって関節周りの組織がこわばってしまう

関節、筋肉共に動かしにくい状態に

 

 

関節が固まるまでの過程は
こんなイメージです。

 

 

そのため、関節を飼い主さんの手で
ストレッチして動かす、伸ばす、曲げる、
という動作を行うことが予防の第一歩になります。

 

 

ただし、無理に伸ばしたり、曲げたりすると
犬の筋肉や筋を痛める可能性がありますので
ここは慎重に行ってください。

 

 

 

そして大切なのは、関節だけでなく、関節周りの筋肉やリンパも
刺激しながらマッサージすることです。

 

 

関節につながる周りの組織を刺激することで
滞りがちな関節周りの血流、リンパの流れをよくすることにつながります。

 

 

マッサージという「誰かに触れてもらえる」という行為そのものが
犬の脳内で「幸福感を感じるホルモン」を分泌すると考えられていますから
メンタル面での相乗効果も期待できます。

 

 

マッサージはとにかく、こういう場面では特にお勧めです。

 

もうひとつ重要な事を書きます。

 

●関節が固まる=拘縮(こうしゅく)

 

は、とにかく予防が大切になります。

 

関節がたとえ動かなくなっても、その状態が比較的短期間であれば
まだ取り返しが付きやすいです。

 

ストレッチなどでゆっくりと力を加えて
関節の動く範囲を大きくしていくことで改善が可能です。

 

これは、人間の介護分野でよく知られていることです。

 

しかしながら…。

 

関節の動きが悪くなって、かなりの期間が経過してしまっている場合、
ストレッチなどの関節の動きを良くするためのケア自体が強い痛みを伴ことになります。

 

さらに、そうなってしまうと
大きな改善を望むことはできない、とされているのが
現在の一般的な「拘縮」に対する考え方です。

 

そのため、関節が固まらないよう、まずは【予防】すること。

 

そして、もし関節が固まる=拘縮の予兆がみられた場合は
迷わず獣医師に相談し、ストレッチについてのアドバイスをもらってください。

 

 

尚、関節に「炎症」などが起きていて
上手く動かないと言うケースもあります。

 

 

その場合は、ストレッチで解決できる範囲を超えます。

 

 

なので、事前に獣医師のチェックを受けて
関節に炎症等が無いことを確認することも大切です。

 

 

これも重要ポイントですので
最後に付け加えました。

 

次号では、引き続き
「ストレッチ・マッサージを行う際に併用がお勧めの温めるケア」について
お話しします。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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