犬のお灸についての質問に回答(2)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今日も「犬のお灸」というテーマでお届けしていきます。

 

以前

「新しい教材作成の参考にしたいので犬のお灸について質問を募集します」

と質問を募ったところ
非常にたくさんのご質問をお寄せいただきました。

 

そこで、いただいた質問の中で
無料メルマガ内でお答えできる範囲の内容については
できるだけ回答していこうと
昨日からQ&Aシリーズでお届けしています。

 

お灸関連は本当に読者の皆さんの関心が高く、
昨日の記事を受けて、追加でご質問や取り上げてほしいテーマなども
お寄せいただいています。

 

そこで今日は「お灸とはそもそも何?」と言う話の予定でしたが
引き続きご質問への回答をお届けすることにします。

 

まずは前回の記事を受けて。

 

●犬のお灸についての質問に回答(1)
https://www.officeguri.com/archives/4861

 

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こんにちは。
お灸の疑問にさっそく答えていただきありがとうございます。
棒灸、銀座のせんねん灸で見ました。買おうか迷ったのですが
犬と使えるなら前向きに考えようと思います。

 

またわからないことが、「お灸の時間はどのくらい?」
ぽつぽつ疑問がわいてすみません。

 

犬の栄養学、バックナンバーありがとうございました。
ヤフーメールの問題で何回か受け取れなくて残念に思っていました。

 

(チャユさん)

 

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諸橋さん

 

大変ご無沙汰しております。
カナダ在住の森井と申します。
(とはいっても私はメルマガを拝見していますので、
お久しぶり感はないのですが・・(笑)。

 

さて、今回のお灸のお話。

 

とってもタイムリーな話題でしたので メールさせて頂きました!

 

うちのビーグル・ハナ(11歳)は去年ベッドから落ちた際に
脊髄に怪我をし一時歩行こんなんになっていました。

 

治療とリハビリで今では
昔のとおり歩き・走れるまで回復しましたが、
やはり腰痛でもあるのか
散歩途中での休憩が多くなり
おネエ座りもよくする、

 

また筋肉が凝っているように思えますので
日々のマッサージに加え再最近お灸を始めました。

 

こちらでも日本人のドッグセラピーさんが講座をされており
棒灸を購入して週1~2回30分ということで指示もらっています。

 

が、2回続けて お灸をした夜中にゲロをします。

 

セラピーさん曰くこれはデトックスであるとか・・・。

 

煙に酔うのか?とも思ったり ちょっとお灸を控えています。

 

施術方法は諸橋さんと同様、タオルを宛てて行っています。
(換気も気をつけてます)このゲロをする、どうおもわれますか?

 

(中略)

 

ツボに関しては
講座で習い
腰まわり・つま先・あばら周り・頭などに行っています。

 

いつかメルマガでご感想聞かせて頂ければ幸いです。

 

(つるこさん)

 

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>お灸の時間はどのくらい?

 

一般には10~20分程度とされていますが
私の場合、様子を見ながら調整しています。

 

というのは、体調によって
ツボが温まる時間が変わってくるからです。

 

これはお灸を犬に使用する前に
是非、飼い主さんご自身がお灸を使った際の

 

「身体の温まり方」

 

をご自身で体験していただきたい理由の一つでもあります。

 

 

実際に毎日お灸を自分にしてみると

 

「今日は身体の調子がいいので、ツボに熱が入るのが早いな」

 

(個人的な体感としてまさに「熱が入る」と言う感じがします)

 

とか、

 

「今日は身体が冷えているみたいで、温灸が全然温かく感じられないし
 熱も全然入ってこない。

 こりゃ、少し時間を長めにして、温度ももうちょっと上げていかないと
 温まらないかも」

 

とか、そういう感覚が分かってきます。

 

実際にツボと言うのは「身体の不調」が現れる箇所でもあるので
例えば、肺に不調があると、
肺に関連するツボが固くなっていると感じたり、
などということが起こってきます。

 

お灸の目的はツボを温めて、身体全体のめぐりを良くすることです。

 

これには現代医学的な意味合いでの「血流」も含みますし
東洋医学的な言い方でいうと「気」「血」「水」の循環が良くなることを指します。

 

 

要は、めぐりが良くなるまで温めればいいので
犬の体の様子や反応を見ながら
10~20分程度で調整するといいでしょう。

 

はじめは、本当にこのくらいの時間でツボがちゃんと温まっているのかな?と
不安に感じたりすることもあるかもしれませんが
お灸に慣れてくると、だんだんその加減も分かってくるようになります。

 

 

私がお灸について考えたり、学ぶ際に参考にしている本のひとつに、
中医師で鍼灸師である、「胡伊拉さん」のこの書籍があります。

 

 

●効果てきめん!ツボの本 80の症例に効く163のツボ /胡伊拉

 

胡さんは複数の著作で

 

「お灸を据えて身体を温めるのは、温泉に入るようなもの」

 

「お灸の熱がほど良く回ると、体が温泉に入った後のようにぽかぽかする」

 

というような表現をされています。

 

これは人間向けの書籍での話ではありますが
犬も同様に、お灸をすることで
身体がぽかぽかと温まり、心地よさを感じられるような時間が理想です。

 

 

ぜひこのあたりは、犬の様子をみながら

 

「うちの犬の場合、今日の体調だとこのくらいかな」

 

を掴んでみてください。

 

 

続けて次のご質問ですが、

 

>が、2回続けて お灸をした夜中にゲロをします。
>セラピーさん曰くこれはデトックスであるとか・・・。
>煙に酔うのか?とも思ったり ちょっとお灸を控えています。

 

>施術方法は諸橋さんと同様、タオルを宛てて行っています。
>(換気も気をつけてます)このゲロをする、どうおもわれますか?

 

嘔吐が起こった日の生活全般、体調、食べた物、その日に起きた出来事などを
すべて拝見しているわけではないので
メール内の限られた情報のみでは
因果関係については、残念ですが何とも申し上げられません。

 

 

以下、もし私であればこういうことを試してみるであろう、
ということを書きます。

 

 

既に、あらゆる可能性を考慮されて

 

「どうもお灸が原因のようだ」

 

ということであれば、一度お灸をお休みしてみて様子を観ることで
何か原因がつかめるかもしれません。

 

 

お灸にはメリットもあるので続けたい、と言う場合は
使用時間を短くしてみると言う選択もあります。

 

 

30分やっていたところを10分にしてみる、という具合ですね。

 

 

そちらでもし、鍼灸に詳しい獣医師がいる場合は
どのツボにどのくらいの時間お灸をした、ということを説明した上で
ご相談されると、お灸と嘔吐に因果関係があるか?の判断が
できる可能性が高いです。

 

そして、以下はご参考までに

 

●灸あたり

 

について書きます。

 

お灸には「灸あたり」といって
一度に多くのお灸を据えすぎると
全身が熱っぽくなる、だるい、のぼせた感じがするという
症状が現れるケースがあります。

 

 

さきほど、お灸を「温泉に入って身体を温めること」に例えましたが
温泉にも湯あたりがあるのと同じです。

 

「湯あたり」は「のぼせ」や「ほてり」などを含めて
温泉などに長く浸かった際に不調を訴えることを指しますが
要は血行が良くなりすぎて体調を崩すのに似ています。

 

 

犬によってどのくらいの時間お灸を使用するのが適切か?は異なりますので
時間を短くする、
お灸を当てる箇所を3か所以内に絞って、短時間で使用するなどの
工夫の余地があるかもしれません。

 

いずれにせよ、お灸をしたその日に体調を崩す、と言うことが
無くなるとよいですね。

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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