季節と体に合わせて食事を捉えると?~犬の薬膳を考える(2)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今日も犬と飼い主さんの「薬膳」についてお話ししてきます。

 

過去にもこのメールマガジンでは「薬膳」をテーマでお話ししてきましたが
今回、私自身が是非お伝えしたいな、と思っているのは

 

「食物や食事を”栄養学”とはまた別の視点で考えてみましょう」

 

ということです。

 

私たちは普段、食事を「栄養」や「カロリー」と言う視点でとらえることが
多いと思います。

 

例えばレストランに行くと、
このメニューのカロリーはいくらいくらで、という
詳細な表記がされているところも最近は多いです。

 

ダイエット中の女性の場合

 

「何が食べたいか?」

 

よりも

 

「これって何キロカロリーあるんだろう?」

 

と言う視点で食事を考えることも多いのではないでしょうか?

 

もちろん、そういう視点でとらえた食事も
食事のある一面を正確にとらえています。

 

この食物を食べると、
体には何キロカロリーの熱量が吸収されて
たんぱく質はこのくらいで、脂質は…というような
栄養学的で捉えた考え方ですね。

 

その一方で、厳密なカロリー計算をしてもなかなか痩せられない、
というような悩みを抱えるケースも多いと思います。

 

理由はいろいろありますが
摂取カロリーを極端に減らすと、体の方でエネルギー消費をセーブするとか
そういう「飢餓」に対して防御をするといったことも起こります。

 

つまり、栄養学やカロリーと言う視点で
食材や食事を捉えても
それを食べる私たち人間や犬の方は

 

「環境にあわせて常に変化して対応する生き物」

 

ですから、
そういうことが起こってくるわけです。

 

私自身、栄養学やカロリーと言う考え方を否定するわけではありません。
犬の食事と健康を考える上で
ぜひ基礎知識を身につけておきたい大切なジャンルだと考えています。

 

ただ、数値や含まれている栄養素の種類、という側面だけで捉えると
それはあくまで、その時点での熱量や栄養値をある数値で捉えた、というものに
すぎません。

 

 

それに対して私たちの体は常に変化しています。

 

なので、栄養学やカロリーだけで食事を捉えようとすると
いろいろ上手く行かなくなる側面も出てきます。

 

では、どうしたらいいのか?

 

「身体の方に合わせて食事を考えてはどうか?」

 

それが、今日お話ししたいことの本題です。

 

例えば、今時期だとものすごく寒いですし
体も冷えてきます。

 

また、空気が乾燥するので
喉や鼻の不調を訴える人や犬も増えてきます。

 

こういうときの食事を薬膳ではどうとらえているか?というと

 

●秋→乾燥する季節なので、呼吸器の不調が起きやすい。
   なので、体の中の水分を十分にし、乾燥による不調を予防する食事を。

 

●冬→生命活動にとって冬は、じっとエネルギーを蓄える季節。
   なので、生命力を貯蔵する臓器や機能を強化するような食事を。

 

となります。

 

ちなみに、

 

●春→生命活動が活発になり基礎代謝も上がる。
   それに伴い排毒活動も活発になるので、デトックスを助ける食事を。

 

●夏→気温が上がると同時にテンションも上がって心臓が影響を受けるので
   その調整を行うものを。

 

●長夏→じめじめとした湿度が胃腸の不調を招くので、胃腸を助ける食事を。

 

と言う風に、季節全体にそれぞれ体が受ける影響をあげ、
それに対する対策やお勧めの食材のアドバイスがあるのが薬膳です。

 

こういうことを知っているとどうなるか?

 

犬によっては、季節の変わり目に必ず体調を崩す、と言うケースがあります。

 

その不調を事前にできるだけ起こさないよう食事をアレンジする、
その不調の原因となっているもともとの体質を強化したり、
補ったりする食生活を普段から取り入れるといった対策ができるようになります。

 

もちろん食事は病気の治療行為とは違いますし
食事ですべての問題を解決できる、ということはありません。

 

その一方で、私たちの体が今まで食べたものでできている、というのも
事実です。

 

それであれば…。

 

「どんな食べ物が自分の体やうちの犬の体を補い、助けてくれるのか?」

 

ということを、

 

それぞれの犬・人の体に合わせて理解することができれば

 

食事そのものが、体を養い、助ける「薬のような働き」を
してくれるようになります。

 

薬膳では

 

●薬食同源

 

という言葉があります。

 

口から入るものはすべて薬であり
体に影響を及ぼす「薬効」を持つ、という考え方ですね。

 

その考え方でいうと

 

「鶏肉にも薬効がある」

 

「じゃがいも、ニンジンにもそれぞれ
 犬の体に良い影響をもたらす薬効がある」

 

と言う風になります。

 

スーパーで売ってる食材でOK。
白菜、りんご、しょうが、お米、小麦粉、牛乳…。

 

全部にそれぞれ薬効があります。

 

つまり…。

 

「薬膳」は別に、特殊な食材を鍋でぐつぐつ煮て作らなくてもいいのです。

 

愛犬の体の状態をチェックし
その状態に合わせて、健康をサポートしたり
ちょっと弱っているかも…と言うところの助けになるような食材をチョイスする。

 

さらに、犬の状態にあった形で調理をしてあげる。

 

こうすることで、実際に犬の健康状態に良い影響を与えることができた、という
薬膳実践中の飼い主さんも
実はたくさんいらっしゃいます。

 

食事は毎日のことです。

 

毎日のことだからこそ大事ですし
その毎日の積み重ねで、こつこつ体質が改善したり
元気になれるケースもたくさんあります。

 

では、実際にどんな風に薬膳で
犬の体調がよくなったり、良い結果が出せるケースがあるのか?

 

次号のメールで実際に薬膳を実践した読者の方からのメールを
ご紹介していきますね。

 

ぜひ楽しみにしていてください。

 

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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