選択肢が増えると、安心できる~犬の薬膳を考える(3)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今日も「薬膳」についてお話ししてきます。

 

「薬膳って、その辺にある普通の食材で作れるんだ」

 

「季節や犬の体調に合わせてアレンジできるんですね」

 

 

そんな風に驚いたり、へー、知らなかった!と言う方も多いと思います。

 

薬膳で大切なのは

 

「季節や環境、そしてその時その時の犬の状態や体調に合わせて
 食事を調整する」

 

ということなのです。

 

 

これは「薬膳」を考える上での最重要ポイントですので
ぜひ覚えておいてくださいね。

 

では、「薬膳」の考え方に基づいて
犬の体の状態に合わせて食事を調整するって、
実際そう言う風にやるの?ということについて
今日はお話しして行こうと思います。

 

実際に薬膳を実践された飼い主さんからメールをいただいていますので
許可を得て掲載させていただきますね。

 

 

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諸橋さん、こんにちは。

 

先日、我が家の10歳の犬の胃腸の調子が悪くなり、
病院にかかりました。

 

胃酸過多の胃炎という診立てで、
1週間投薬治療を受けることになりました。

 

私はすぐに薬膳の本と諸橋さんの講座の資料を開いて、
「胃腸が弱っているから…」と、お土産に頂いたなつめと
あわ・きびの入った雑穀ごはん、鶏ひき肉、
そして「胃腸が弱っている時は甘味」という言葉を思い出して、
はちみつを入れたおかゆを作りました。

 

食欲はもともとあったし、元気もあったのですが、
いつものごはんを食べると数時間後に吐いたり、
吐き気をもよおしていた犬が、
おかゆを食べた後は症状が落ち着きました。
なつめの実も刻んで入れてやったらすごく喜んで食べてました。

 

まだ投薬治療の途中ですが、状態も落ち着き、
1週間経っても良くならなかったら、
内視鏡検査も視野にいれていたのですが回避できそうです。

 

投薬治療を終えた後も薬膳ごはんで
しっかり体調を整えてやりたいと思います。
薬膳を知るとワンコにしてやれることが増える、
という諸橋さんの言葉を実感しています。ありがとうございました。

 

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実際に私が開講した「薬膳講座」に参加して下さった
みもざさんから頂戴したメールです。

 

まず、犬の状態を確認するのが最初のステップです。

 

みもざさんのケースでは、

「愛犬の胃腸が弱っている」

というのが、その時問題となっている状態でした。

 

ではこういうとき、薬膳ではどういうメニューを組み立てるのか?

「胃腸を元気づけるような食材をチョイスする」

というのがはじめの指標になります。

 

今回のケースでは、

 

●なつめ

●あわ

●きび

●鶏肉

●蜂蜜

 

といった食材がチョイスされています。

 

いずれも

 

「胃腸を元気づけサポートする」

 

「胃腸が弱っていることで栄養が上手く消化吸収できない状態の体を
 元気づけて、滋養する」

 

と言う働きがある食材です。

 

そこにさらに

 

「お粥として食べさせてあげる」

 

という、調理法の知恵がプラスされています。

 

薬膳の本場、中国では
お粥は日常的に食べる主食のひとつです。

 

日本だと、病気の時に食べると言うイメージですが
普通にご飯や麺類と同じ感覚で、お粥と言う選択肢があるんですね。

 

お粥は穀類をたっぷりの水で炊くので消化がしやすく
胃腸に優しい食べ物です。

 

また、大量の水分を摂取できるので
代謝を良くし、体内の老廃物排泄にも役立ちます。

 

みもざさんが愛犬のためにアレンジしたお粥には
3つの「薬膳の知恵」が含まれています。

 

 

●体全体を元気づける食材のチョイス

●胃腸を元気づける食材のチョイス

●体の状態に合わせた最適な調理法の選択

 

いかがでしょうか?

 

犬の状態や体調に合わせて
こんな風に食事をアレンジしてあげられるとしたら…。

 

犬にしてやれることが増える=安心感につながらないでしょうか?

 

私自身、犬と飼い主さんのための薬膳を教える講座をやっています、というと

 

「何故、犬に薬膳なんて?」

 

とびっくりされるも多いです。

 

何故薬膳なのか?

 

それはもちろん、薬膳が犬の健康を守るために役立つということもありますが…。

 

同じように大切なのは

 

「犬にしてやれることが増える、たくさんの選択肢を持つことで
 飼い主さんが得られる”安心感”」

 

だと私は考えています。

 

例えば、薬膳をテーマに取り上げたメールについて
犬の介護をされている飼い主さんから感想を頂く機会も多いのですが…。

 

病気などで残りの時間が限られている、
でもドッグフードだとどうしても食べなくて困っているときに
何とかしてやりたいと思い
色々検索していたら

 

「犬の薬膳」

 

にたどり着いた。

 

そして、むくみや便秘の症状で苦しんでいる愛犬を
少しでも楽にしてやりたい一心で
紹介されていた「むくみ解消に役立つ食材」「便秘解消に役立つ食材」を
使ってお粥を作ってあげた。

 

そうしたら、犬がそれはおいしそうに食べ
その数日後に亡くなった。

 

愛犬は亡くなったけれど、最後にお粥を食べさせてやることができて
本当に良かった。

 

薬膳の記事を読まなかったら
うちの犬は、お粥なんていうのを食べる機会が一生無かったかもしれない。

 

こういうメールを頂く機会が
最近本当に増えました。

 

私が薬膳を、必要としている飼い主さんに
できるだけ一人でも多くお伝えしたい、と考えるのはこうした理由からです。

 

様々な理由で、どうも今までの食事では限界がある。

 

犬が喜んで食べない、体が受け付けない、いろいろな状況があると思います。

 

そこに

 

「薬膳、と言う選択肢もありますよ?」

 

という、もうひとつの「方法」が増えることで
犬の食事や体調不良で悩む飼い主さんの悩みが解決する手助けとなれるといい。

 

そういう気持ちで薬膳についての情報をお伝えしている次第です。

 

もちろん薬膳は「具合が悪くなったとき」だけに活用できる、というものではありません。

 

「シニアになってきたうちの犬を
 できるだけ元気で長生きさせてあげたい」

 

と言う場合にも、シニア犬の健康をサポートするような
薬膳をベースにした食事方法があります。

 

元気いっぱいの子犬や成犬の健康維持に役立つ
薬膳もあります。

 

「それぞれに状態に合わせて食事をアレンジする」

 

と言う考えがベースになっている薬膳だからこそ
こうしたアレンジが可能です。

 

いかがでしょうか?

 

「そうか…実はうちの犬は今、
こういう悩みを抱えているんだけれども
 そう言う場合は薬膳で何かできることがあるんだろうか?」

 

そうした悩みの解決方法のひとつとして
薬膳がお役に立てればいいと考えています。

 

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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