犬のお灸(5)~毛を刈らなくても犬のお灸はできますよ!


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、今日も「犬のお灸」をテーマにお話ししていきます。

今日は犬にお勧めのお灸「棒灸」についてご紹介しようと思っていたのですが
ご質問のメールをいただいたので
そちらへの回答と併せて、今日はお届けしようと思います。

 

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毎回 楽しみに拝見しております。

ある事で検索していたら数年前の記事に納得し
改めて確認したら 諸橋さんのブログでした!

今回の「お灸」
現在、8歳になる トイプーですが
以前、保護犬と散歩中に頸椎をやられてしまい
近所の方の紹介で行った病院で
お灸を命じられ1~2ヶ月だったかやりました^^;;

腰部分(6カ所)ハゲにされ(苦笑)
人間様が使用する某有名なお灸w

病院でいきなりバリカンしお灸をされ
数週間続けなさいと飼い主もびっくりでした。

でも、気持ちいいのか飼い犬も
お灸の間 ジッとしていたのを思い出しました。

人間様が遣う 某◯◯灸・・・
ワンコがどんだけ堪えてるのか?と わたしも試しました!
初めて使って 肩こりに効いたのかな? 少し熱いよね?と
ワンコの気持ちになって。

嫌がらずワンコはさせてくれましたが
お灸の時間 ジッとさせるには1人ではとても無理で
そして 一カ所、跡が残ってしまいました。

トイプーなので 毛を刈らないと
できないお灸方法が 辛かったです。

こんな風に刈らなくてもできるのなら
足を痛め寒くなると持病が出るワンに施してやりたいなって
思うのですが・・・

(風太さん)

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風太さん、メールありがとうございます。

バリカンでいきなり毛をそられると
びっくりしますね!

 

さて、お灸と一口に言ってもいろいろあります。

 

今回は家庭で安全に行うのに向いていること、
犬が動いたりしても事故につながらない構造であることから

●棒灸

というものを、このメルマガではご紹介して行こうと思います。

 

ですがその前に、

「お灸の据え方にもいろいろある」

と言うお話をしようと思います。

 

体に直接乗せるタイプのお灸にも色々あります。
初心者でも扱いやすい、熱がソフトなタイプから
火傷寸前!!と言うくらい熱くなるタイプがあります。

専門家(獣医師など)の指導の元で行う場合、
治療効果を最大限にすることを狙い
敢えて「少し熱めのお灸」を選択するケースもあります。

治療効果を狙いたい場合は、
少し熱めのお灸でしっかりツボを刺激し、
治療効果を最大限に高めよう!と言う考え方ですね。

 

お灸は本来、熱の伝わり方が柔らかいのが特徴ですが
体調や場所によっては軽いやけど状態になるケースもあります。

水ぶくれができたりする場合もあります。

中医学の本場、中国では
こうした火傷自体は「悪いこと」とは捉えておらず
お灸が終わった後でも、火傷自体がツボに働きかけてくれる、という
考え方をします。

 

ただ、これだと家庭でのケアの域を超えている、と
私自身は感じますし
何より火傷が生じるほどの熱さを犬に我慢しろ、というのも酷な話です。

 

体に載せるタイプのお灸だと、
一か所が集中して熱くなる、というのが私自身の体感です。
そうなると、場所や体調によっては結構熱い。

犬の場合、熱ければ嫌がって動くでしょうし
そのときに体に載せていたお灸が落ちて、

(粘着テープで軽く固定できるタイプが多いですが
灰がこぼれるなどの可能性は十分あります)

体の他の箇所を火傷してしまった!と言う危険性も出てきます。

 

世の中には、体に直接乗せるタイプのお灸も大好きで
問題無くできているよ!と言う犬もたくさんいますが…。

「毛を刈るのは抵抗がある」

「跡が残るほどの熱いお灸は犬が嫌がる」

と言う場合は、より熱がソフトで温度調整もしやすい

●棒灸

がお勧めです。

 

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●棒灸ってどんなもの?

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棒灸は、「もぐさ」を棒状に固めたものです。
少し大きめのお線香の束くらいの大きさと太さがあります。

これの先に火をつけて、ツボに近づけて
温めます。

なので、お灸をすえるというより、

「炙る」

に近い感じです。

 

体に直接お灸が触れないですし
体から離せば熱は柔らかくなり、逆に近づけると熱くなります。

距離によって、「温度調整」できるところがいいですね。

 

最近の棒灸は「安全器具」が付属しており、
垂直に棒灸を立てて背中に当てるような場合でも
灰が直接落ちて体にかかることがないよう
金属製の網でフィルターのようになっていたり工夫がされています。

 

こんな風に、「安全器具」の中に
お灸を挿して使います。

 

 

ちなみに、昨日我が家のぐりにお灸をした際の写真をご紹介したのですが、

犬の体とお灸の間に一枚ハンドタオルを置いています。
こうすることで、犬の体に熱すぎる熱が伝わるのを防げます。

 

棒灸のデメリットをあげるとすれば
お灸独特の匂いが出るので、その匂いが嫌だ~!と言う場合
結構大変かもしれません。

 

我が家では、犬たちはこの香りが平気です。
私はむしろ、いい香りだと感じます。

「お灸テラピーだ!」

と匂いも含めて楽しんでいますが
夫はもぐさの香りが大嫌いなので、嫌がっています(苦笑)

このあたりは好みの問題になってきますね。

棒灸はネット通販で購入可能です。

●【せんねん灸】琵琶湖A型

(我が家で使用しているのと同タイプです)

 

先日、読者の方からいただいたメールでは
もぐさの香りが苦手なので、
火を使わないタイプのお灸を使っています、ということをお知らせいただきました。

せんねん灸から火を使わないタイプのお灸が発売されていますので
併せてご紹介しておきます。

●せんねん灸 太陽

こちらは「貼る」タイプのお灸ですので
ある程度、毛をより分けて使う必要があります。

 

それと「貼る」タイプはやはり温度管理が大切です。
高温にならないタイプであってもカイロ同様、低温やけどなどに注意が必要です。
このあたりは、製品の使用説明などを参考に
十分安全に配慮して使う必要があります。

いかがでしょうか?

毛を刈ることなく犬にお灸をしてあげたい、という
風太さんにとって、
今回のメルマガの情報がお役にたてば幸いです。

次号では「お灸を避けた方がいいケース」についての
ご質問に回答して行こうと思います。

本日は以上です。

*写真は2013年9月に地元フリーペーパーで「犬のホームケア」について
取材を受けた際の記事写真です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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