人間の医療現場でもアロマの導入が始まっています。では、犬は?


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、今日も

「植物に含まれる薬理成分を犬と飼い主さんの健康管理に生かす」

と言うテーマでお話ししていきます。

 

前回は、植物に含まれる「成分」を活かして「空気中の雑菌」を減らすという取り組みに
人間の医療の現場で注目が集まっていることを
お話ししました。

●室内空間の雑菌を植物を使って減らして、犬の健康を守る。
https://www.officeguri.com/archives/5220

 

例えば、インフルエンザの集団感染などは
介護施設などでは深刻な問題です。

 

空気感染する病気の場合、同じ空間にいる人たちが同じ病原菌を吸ってしまい
感染してしまう、と言うことが起こります。

 

また、健康な状態であれば何でもないような
空気中に普通に存在する「雑菌」に対しても
高齢になり、体力や免疫力が下がった状態のシニア犬の場合、

「呼吸器系の慢性的な感染症」

なので困っているケースも多いです。

 

病院に行くと「シニアなので仕方ないですね」と言われてしまい
病名も付かず、薬も出ないんだけど
犬は時々痰が絡むし苦しそうで、何とかしてあげたいんだけど…という
悩みを持つ飼い主さんも少なくありません。

 

こういうケースで、植物に含まれる

・殺菌
・抗菌
・抗ウィルス

などの作用を持つ成分を上手に活用できないか?ということで

●植物の持つ薬理成分=精油

を使って空間内の雑菌を減らすことはできないだろうか?
という取り組みがされている、ということですね。

 

ここまでが、前回までの復習です。

 

そしてここからが、今日の本題です。

 

実はこうした「研究」や「実験」は

・実験室

とか

・シャーレ(ガラス製のまるい皿)などの密閉された容器の中

などで行われるのが普通です。

 

そのため、

「実験室やシャーレ等の特殊な環境では確かに殺菌効果等が認められるんだけど
 実際に人や犬が住む”住宅”といった場所で
 精油を拡散させた場合の効果ってどうなんだろうか?」

と言う実験データが求められていました。

 

そして、最近

「実際に住宅で精油を拡散させた場合、どのくらい空気中の雑菌が減るのか?」

という実験が行われました。

 

その結果、「この実験で使用された精油は室内環境の浮遊真菌を減少させる効果がある」ということが
明らかになりました。

私が見たデータでは2種類の精油があげられていましたが
内1種類は、動物への使用へは適さない精油であるため
ここでのご紹介は省きます。

 

もう1種類は、犬にも安心して使える精油なのでここでその名前をあげて
ご紹介します。

その精油とは:

●ティーツリー

です。

精油を使って空気清浄効果を狙う場合、

・品質の確かな、混ぜ物などがない精油を選ぶ

・使用する部屋の大きさに合ったディフューザーを使用する

・殺菌効果をあげるためには精油を拡散するにあたり
 一定濃度以上が必要なので
 犬や不快に感じない範囲内で適切に調整すること

などに留意する必要がありますが
こうしたことに注意して行うことで、【精油を使った芳香療法=アロマセラピー】
犬の居住空間を清潔に保つのに役立ちます。

 

また、香りによるリラクゼーション効果との相乗効果が狙える点、
市販の殺菌剤などがどうしても受けつけられない敏感体質の犬への応用などを考え合わせると

(但し、すべての敏感体質の犬に精油が受け容れられるか、と言う意味ではありませんので
そこは個別に、慎重に検討する必要があります)

精油を犬の生活の中に取り入れる意味は大きい、と
私は個人的に考えています。

 

いかがでしょうか?

 

「アロマセラピーって、美容とかヒーリングの仲間だと思ってましたが
 意外と実用的なんですね」

 

「殺菌とか抗菌と言う視点でアロマセラピーを考えてみたのは初めてです。
 ちょっと驚きました」

 

そんな風に感じている方も多いかもしれません。

 

…。

 

アロマセラピーは、もともとは「医療目的」で研究されてきた歴史があります。

 

その中で「美容目的のアロマセラピー」と「治療目的のアロマセラピー」に
ざっくりと別れたという経緯があります。

 

どちらも素晴らしいものですし
私たちや犬に対してもメリットがありますが
残念なことに

・美容目的のアロマセラピー

がメインの日本では、美容効果以外の素晴らしい様々な効果や使い道に
なかなかスポットが当たる機会が少ないです。

 

私はこれを、とても、非常に、すごく…と言うとしつこいですが(笑)
実際に「残念」に思っている次第です。

 

精油は「医薬品」ではありません。

 

でも確かに私たちの体に作用する薬理作用を持つ成分を含みます。

 

おまけに、多くの精油は「とても良い香り」がします。

(たまに大げさでなく頭痛や吐き気を催す耐えがたい匂いの精油もありますが
数はあまり多くありません。

こうした精油も低濃度で他の精油とブレンドすることで
快適に使用できるケースが多いことを付け加えておきます)

 

良い香りを嗅ぐことで神経や体がリラックスすることによって
得られる効果は計りしれません。

 

だからこそ、そうした効果に注目し
いろいろな場面で活用しよう、という意識の高い人たちが
人間の医療現場で「アロマセラピーを上手に活用しよう」と取り組みを始めているのです。

 

そうしたアロマセラピーを「犬」にも応用できるとしたら…。

 

●●さんはどうお感じになりますか?

 

ワクワクしますか?

 

「うわ~、面白そう!私もやってみたい!!」

と言う気持ちになるでしょうか?

 

アロマセラピーの日本での医療現場での実用は、
人間の世界でもまだ始まったばかりです。

 

となると、たとえば犬の医療の現場で
アロマセラピーが積極的に活用されるようになるのは…さらにその先になる可能性が高いです。

じゃあ、それまで犬たちは植物の恩恵を受けられないのか!?というと
そうではありません。

 

飼い主さんご自身がアロマセラピーの基礎知識を身に着けることで

●家庭でのアロマセラピー

と言う形で、犬たちもその恩恵を十分に受けることが可能です。

 

もし●●さんがこのメルマガをきっかけに
愛犬へのアロマセラピーに興味をもたれた場合は

・アロマセラピーの基礎

をはじめに学んでみることをお勧めします。

 

基礎を学ぶと、安全に使用するためにはどうしたらいいのか?といった
大切なポイントを学べます。

 

ぜひ「基礎知識」を固めるところから
スタートしてみてください。

 

最後に「アロマセラピーを実際の医療に取り入れよう」という興味深い取り組の記事がありますので
参考までにご紹介します。

●認知症予防や終末期ケアにも効果 医療アロマセラピーの可能性
https://www.projectdesign.jp/201505/healthstation/002093.php

今日は結構長くなりましたが
大事な内容ですので、ぜひゆっくりとお読みいただければ幸いです。

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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