アロマセラピーは犬のしつけや問題行動解消に役立ちますか?


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、今日も

植物に含まれる薬理成分を犬と飼い主さんの健康管理に生かす

と言うテーマでお送りしていきます。

 

前回は

「犬に精油を使用する際は、犬が受け容れ易い
 適切な濃度に薄めて使用することを知っておくことが重要です」

というお話をしました。

 

さて、今日はいよいよそうした【基礎知識】を知った上で
アロマセラピーは犬の心と体のケアに、
こんな風に活用できますよ!というお話をして行こうと思います。

 

アロマセラピーを犬に行う…と言う視点で考えた際に
私自身が多く頂くご質問の中に

 

「犬の困った行動や、臆病(または攻撃的)な性格を
 アロマで何とかできないでしょうか?」

 

と言う内容があります。

 

アロマセラピーは香りで心を癒す…と言うイメージがあるので
困った性格も香りの力で何とかなるのでは?!と
普段、犬の問題行動ですごく困っている!!という飼い主さんは

「本当に藁にもすがる気持ちです…」

と言う風に、アロマで少しでも何とかできないか?とお考えになるようです。

 

これについては、私がお答えする場合は

「ある側面ではノーであり、ある側面ではイエスです」

となります。

 

まずはじめに、【残念な話】からさせていただくと…。

 

香りで性格を【変える】ことまではできません。

 

香りにはそこまでの力はない、ということを
客観的に理解して行くことが重要です。

 

嗅ぐだけで困った性格が治るわけではありませんし
そのような、まるで魔法のような効果をアロマセラピーに期待すると
がっかりした結果になりかねません。

 

(本当に問題行動では追い詰められて困っている…と言う飼い主さんの
お困りの状況とお気持ちはお察しします。

でも、だからこそ過剰な期待はがっかりした結果にならないためにも
おすすめではありません。

もっと別の視点で考えることが、問題解決につながりやすいです。

引き続きそのお話をしますね)

 

「え、でもアロマってリラックスしたりという
 精神的な作用もあるんですよね?

 だったら臆病で引っ込み思案のうちの犬も
 リラックスすることで臆病な性格も変わるんじゃないかと
 期待していたんですが…」

 

アロマセラピーに精油成分の中には

●緊張した神経を解きほぐす効果

を持つものがあるのは事実です。

 

ただ、臆病な性格、というのは

「同じ物事に対してどう感じるか?」

という、「反応」の部分です。

 

例えば同じ大きさの音を聞いて
「なんて大きな音だ!怖い!!」と反応するのか
「全く気にも留めない」と言う反応になるかは
その犬のもともと持っている性格によるものが大きいです。

 

「大きな音だ!怖い!」

と、音を聞いた瞬間に、反射的に感じることまでは
香りでどうこうできる問題ではないのです。

 

しかしながら…。

 

「大きな音がした!怖い!!」

と犬が感じているときに

「音は確かに大きいけれど、別に心配するほどのものじゃないし、
 お前自身が傷ついたり、脅かされるようなものじゃないんだよ」

というのを、飼い主さんが

●しつけの一環として

伝える、ということは可能です。

 

そして、大きな音におびえている犬に、
優しく声をかける、撫でてやる、抱きしめる、

 

可能であれば精神の緊張をほぐすような
精油を使ったマッサージを行う。

 

そうすることで犬は

「大きな音は確かに怖いし、自分にとっては不快なものだけれど
 自分は守られているし、安心していいんだな」

ということを後天的に学習できるケースがあります。

 

大事なポイントはこうです。

——————————————————————

●アロマの精油に犬がもともと持っている「性格」までを変える力はない

●そこまで期待するのはそもそも無理だし、過剰な期待は最終的に「がっかり!」に
 つながるので注意が必要

●その一方で「しつけ」と上手く組みわせることで
 アロマの精油は犬の問題行動や反応を上手に「望ましい反応」に
 変えるのを手助けする

——————————————————————

 

実際にこのように「しつけ」と一緒にアロマセラピーを併用し
これまで困っていた犬の問題行動が改善された、と言うケースは
数多くあります。

 

私が知っている範囲内で一番多いのは

「不安分離症」

の犬が、飼い主さんと離れている時間が少しずつ長くなっても
一匹でリラックスして過ごせるようになった、と言うケースです。

 

アロマセラピーとマッサージを併用し

「大丈夫なんだよ、パニックになることは何もないんだよ」

と、根気よく犬の「不安な気持ち」を解きほぐすよう
飼い主さんが働きかけた結果、
「不安分離症」に伴う犬の問題行動が減ってきた、と言うケースはとても多いです。

 

実はこのように、マッサージとアロマセラピーを組み合わせて
「しつけ」に応用されているケースはまだまだあります。

 

飼育放棄されて傷ついた犬の心の回復を
アロママッサージで手助けするボランティア活動を通して
良好な結果を得ている、と報告しているペットアロマセラピストもいます。

 

いかがでしょうか?

「なるほど。

 犬の性格自体を香りで変えられるわけじゃないし、
 簡単に変わったら逆に大変ですよね~。

 でも、しつけと併用することで良い効果がえられるケースが多いというのは
 すごく希望が持てる感じがします」

 

「アロマって単純に香りで犬にいろいろ働きかけるものだと思っていましたが
 マッサージなどを併用することで効果が上がるケースもあるんですね」

 

そんな風にご理解いただければ幸いです。

 

実際にアロマセラピーは神経に働きかけ、

●緊張をほぐす

と言う使い方もできますし、

●気分を朗らかに、明るく高揚される

と言う成分を含むものもありますから、
病気などで気分がふさいでいる犬、落ち込んでいる犬に
こうした精油を使ってマッサージをすることで
元気を回復させるのにも役立つケースがあります。

 

要は、すべて「使いよう」なのです。

 

アロマセラピーで使用する精油には
たくさんの種類があるし、様々な効果があります。

「こういう悩みを解決するのに
 役立つ精油はないかな…」

と言う気持ちで精油を探してみると
だいたいは探し出すことが可能です。

 

過去、私自身も犬や自分自身の精神状態や体をケアするのに
実に様々な精油を使ってきました。

 

・緊張をほぐす

・元気を出す

・緊張する場面で緊張しないようにしたい

・心配事があって不安で眠れないけれど、安心して眠りたい

・いやなできごとがあって「何で自分が…」と
 拗ねたような気持ちになっているのを止めて、明るい気持ちになりたい

・新しいことにチャレンジするのに不安を感じるが
 安心して落ち着いた気持ちで取り組みたい

 

これらは私と我が家の犬たちが
アロマ精油の恩恵を受けて、これまで克服してきた
様々なネガティブな感情や不安の一例です。

 

こうして書きだしてみると
結構いろいろな問題を解決するのに、
精油のお世話になっています。

 

こんな風にリストアップしてみて改めて感じるのは
植物は本当に豊かな「家庭の薬箱」として
犬や私たちの役に立ってくれている、ということです。

 

そういう意味では、アロマセラピーと言う形で
植物の豊かな力を分けてもらっていることに感謝したくなります。

 

精油の1滴1滴を大切に
ありがたく使わせてもらおう、という気持ちになりますし…。

 

こうした「植物の恩恵」を受けて
毎日を元気で明るく過ごす犬と飼い主さんが
どんどん増えてくれるといいな、と思います。

 

なのでもし、●●さんご自身が今
愛犬のしつけや問題行動でお悩みの場合は
アロマセラピーがお力になれるかもしれませんから
ぜひ可能な範囲の簡単なところからスタートしてみてください。

 

本日は以上です。
次号では、犬の体の様々な問題について
アロマセラピーで行えるケアについてさらに触れて行こうと思います。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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