ホリスティックケアを考える~漢方薬局での2時間カウンセリング体験の話


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、前回のメルマガでは

「ホリスティックケア」

とは本来どういうものなのか?というテーマで
実際に私が経験した、ある漢方を掲げるクリニックのお話をしました。

前回の記事はこちら。

●漢方薬を使えばホリスティックケアなのか?
https://www.officeguri.com/archives/5327

 

漢方薬に代表される「東洋医学」は代替医療のひとつとして

・ホリスティックケア

に分類されることも多いです。

 

しかしながら、いくら処方される薬が漢方薬であったとしても
その処方がいわゆる症状からの逆引きのみ、という場合
単に西洋学的診断に基づき、処方される薬が一般薬から漢方薬に置き換わっただけで
それは

・ホリスティックケア

という視点で考えると、はたしてホリスティックケアと呼べるのだろうか?という
ことについて、前回はお話をしました。

 

このメルマガ記事に対して

「考えさせられた」

「共感しました」

といったご感想のメールを読者の方から頂戴しています。

 

私自身は、西洋医学的な診断に基づき
漢方薬が処方されること自体には問題があると思っていませんし
不満があるわけではありません。

ただ、最近は「犬のホリスティックケア」が大変注目されています。

それ自体は個人的に良いことだと考えていますし

・犬の健康を「バランス・循環」という広い視点で考える

という見方が広まることは素晴らしいことだと思っています。

 

その一方で、本体そうした「生き物を全体で考える」という
趣旨のはずのホリスティックケアが
単純に

「ハーブを使うからホリスティックケア」

「アロマだからホリスティックケア」

という風に、「手段がなにか?」にのみ注目が集まり
それがイコール、ホリスティックケアとひとくくりにされることには疑問を感じます。

 

なので、「ホリスティックケア」というキーワードに
何かしら気になるものを感じる…という飼い主さんに
現在ご自身が興味を持たれているハーブやアロマセラピーという家庭でのケアを
最大限に活用し、犬の健康サポートに役立てていただくのに

・ホリスティックケア

という言葉の本来の意味をお伝えすることで
お役に立つのではと考え
今日もこのテーマを掘り下げていこうと思います。

 

そこで今回は、本来のホリスティックケアという考え方に基づいて
漢方薬を処方してもらった私の体験談を
お話ししていこうと思います。

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●漢方薬局での問診と処方の体験

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私が漢方や東洋医学に興味を持ち始めたころ、
ちょうど、命には関わらないけど
場合によっては手術をしないとだめかも…という
婦人科系の病気があることが明らかになりました。

そこで、これは以前から気になっていた「漢方薬局」に行く
良い機会かも…と考え
漢方薬局の相談を予約して訪ねてみました。

漢方薬局では、薬剤師さんが常駐しており
一人ひとりの体の状態を細かくチェックして
漢方薬が処方されます。

 

そのカウンセリングが…結構長くて2時間くらいかかりました(笑)

 

まず問診票にある体質チェック項目のあてはまるものに
チェックを入れるところからスタートします。

この項目だけで30個くらいあるので
結構大変です。

その問診票をもとにカウンセリングが始まるのですが
病気に関する直接的な質問もされるのですが、
話の大部分は

「季節の中でどういう時期がつらいですか?」

「季節の変わり目に体調が崩れるようなことはありますか?」

「運動は苦手ですか?」

「食事は規則正しいですか?それとも不規則ですか?」

「睡眠はよく取れますか?それとも眠りが浅いですか?」

という、普段の生活態度についてのものでした。

 

 

そういう話を総合したうえで、私に下された診断は

・子宮周りの血行が悪くなっている

・季節に合わせた自律神経の調整が少し苦手な傾向がある

というものでした。

 

こういわれた時、私は「へえ~!」と驚いたのを覚えています。

つまり、今までは病気です、といったら
その病気の症状を抑えたり、改善する薬を病院から処方されていました。

それが今回は、病気の原因は血行不良にあるから
血行を良くしましょう、と言われたり
自律神経の調整が苦手で季節の変わり目が苦手みたいだから
体がそういう変化に自然に合わせられるような薬を飲みましょう、と言われたからです。

 

もし、病気の症状を抑えたり、改善する薬が
正面からの「ぶん!」と投げられるわかりやすい直球だとしたら、

この漢方薬局での処方は、
まったく正反対からボールを投げられ、頭にこつん!と当って

「え!何!?」

と、初めて気が付いて驚くくらい新鮮で
初めて経験する考え方でした。

 

そして処方された漢方薬を
家族に迷惑がられながら煎じて飲み

(生薬を煎じるとものすごいにおいがします…)

気が付いたらその問題の病気は、私に対して悪さをすることもなくなり
あるか無いかわからないくらいのレベルになっていました。

(それから1年後に病気のことはすっかり忘れて妊娠し、
結局、病気とは全く別の事情で帝王切開になったので
その際に、<ついで>に病気については外科的処置をしてもらったので現在は根治しています。

ただ、妊娠した際の超音波検査などでも
その病気は全く映らなくなっており、お医者さんも本当にそんな病気あったの~?と
半信半疑でしたが、実際開腹してみたら、病気自体はちゃんとあった、というオチです)

 

ここで大事なのは、
「漢方薬だから効いた!」とか「これこそがホリスティックな視点でだからこそ効のでは!?」
というようなことを議論することではありません。

 

実際には漢方薬を飲んでも、飲まなくても
結果は同じだったかもしれないからです。

 

こういうとみもふたもないですが
これは一般的な西洋薬についても同様で
薬が効いたのか、動物や人間がそもそも持っている自然治癒力が働いたのかは
厳密にいうと、

「どっちかわからない」

というのが本当のところだと思います。

 

ただ、一つこの経験から言えることは

「自分は子宮回りの血行があまりよくないんだな」

「季節の変わり目に体調を崩しやすいから
そういう時は無理をしないようにしよう」

ということを私自身が意識して
生活習慣を改めた、ということは大きな影響があったと感じています。

 

それまで少しきつくても無理してウエストを締めながらはいていたジーンズを止めて
ゆったりした、体を締め付けない服装に変えたり

(お腹周りの血行を意識してみた次第です)

季節の変わり目は無理をせず、体を休めるようにした結果、
体調はどんどん良くなっていきました。

 

 

今回は「漢方薬局」で2時間のカウンセリングを受け
自分の体調不良の「原因」を明らかにした、という話です。

 

それに合わせて漢方薬も飲みましたが
私自身も、それまでの生活を改め
自分の体の弱点や体調不良につながりやすい環境に
うまく適応することを日常で意識するようになりました。

こういうのを全部ひっくるめたものが
私自身の考える

「ホリスティックケア」

です。

 

 

犬も同様のことが言えるのではないでしょうか?

 

 

犬の体の特徴もいろいろです。

食欲旺盛で体力が有り余っている犬もいれば
食が細く、普段からおとなしい犬もいます。

季節の変わり目に体調を崩しやすい犬もいれば
通年、ちょっとしたトラブルで悩んでいる犬もいます。

そういう場合に「どこで我が家の犬はバランスを崩しているのか?」を

・体質
・季節
・食事
・運動
・住環境
・性格
・ストレス

などを総合して考え、どうしたらいいか?を考えるのが
私自身はホリスティックケアだと考えている次第です。

では、このような考え方に基づいて
家庭で犬のケアを行う場合は、具体的にどうしたらいいのか?

これについて次号のメールでさらにお話ししていこうと思います。

個人的なお勧めは

●複数の方法を組み合わせる

です。

ぜひ楽しみにしていてくださいね。

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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