犬の薬膳:胃腸が弱い犬の薬膳メニューの紹介


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、今日からは新しいテーマを取り上げていきます。

Office Guriでは2015年の5月下旬にオンラインで学べる
犬の薬膳講座の第2期の募集を行いました。

 

その後、受講生の皆さんからのフィードバックをもとに
新しいコンテンツを追加し
現在、第3期生の募集準備が整いつつあります。

 

薬膳については興味を持たれて飼い主さんが本当に多く、
普段の犬の健康管理に生かすのはもちろんですが

 

「犬の根本的な体質などを見直し、
 食事でできることがあれば、そういう方法も試してみたい」

 

とお考えの飼い主さんに、多く受講いただいています。

 

そういうご要望をお持ちの飼い主さんから

「薬膳講座の募集再開はいつですか?」

というお問い合わせを多数頂戴するようになったため
これからこのメルマガでは、薬膳を学んでみたい、
食事から犬の健康を見直すことに興味がある、という方向けに
薬膳の情報を数回にわたってお届けしていきます。

 

「薬膳って最近流行っているようだし、興味はあるけど
 難しいのでは?」

 

「特殊な漢方薬みたいなものを使ってつくるのであれば
 ちょっと自分には無理かなあ…」

 

という風に、薬膳に興味はあるけれど
難しそうだな、と感じて躊躇してしまう、という方に

 

「薬膳は難しくないし、楽しくできるものですよ!」

ということを、お伝えできればと思っています。

 

そしてもし、メルマガでご紹介する薬膳の内容に興味をもっていただき
もっと基礎からきちんと学んで、犬の健康管理に生かしたい!と
感じていただけた場合は
後日このメルマガ上で有料の

●薬膳オンライン講座

のご案内もさせていただきますので
必要に応じてご検討いただければと思います。

 

では早速、今日のテーマである

「薬膳は難しくない!」

というのを、具体例を挙げてお話ししていきますね。

 

————————————————-

●長くコツコツ続けるのが薬膳の「キモ」。

 なので、難しい、継続できない方法だと意味がありません。

————————————————-

薬膳は中国古典医学(中医学)の中の

・食餌療法

だと考えていただくと、理解がしやすいと思います。

 

食餌療法、というと、病院などで出される特別メニューや
獣医さんで売られている、特別な療養食をイメージされる方も多いと思います。

 

ここではいったん、そのイメージから離れてください。

 

もちろん、一般的に「食餌療法」といった場合
例えば糖尿病でカロリーコントロールをしましょうとか
腎臓病で塩分をコントロールしましょう、とか、いういうものを指します。

 

しかしながら、薬膳でいう食餌療法というのは

「毎日の食事を”自分の体に合った状態”に調整することで
 病気にならいよう、健康を維持しよう」

という考え方だと理解してください。

 

中医学の基本ベースの考え方は

「予防医学」

です。

 

病気になったら治すのは大変です。

 

なので、病気になる前に予防する。

 

病気になる前の、「あれ、なんか調子悪いかも?」程度の時点で
対策を行う。

これが中医学の核になる考え方です。

 

ここまではOKでしょうか?

 

では、そこにどう食事を絡めていくか?というと
例えば、胃腸がもともと虚弱で
そのせいで、食物からしっかり影響を吸収できず、いつも体がだるいとか
下痢をするとかで悩んでいるとします。

 

この場合、もし●●さんであれば、
どんな対策を考えますか?

 

栄養たっぷりの食事をとって、
できるだけ栄養を体に吸収できるように!と
栄養価の高い食事を考えるでしょうか?

 

それとも別の何か方法を考えますか?

 

…。

 

これには回答する人の数だけ答えがありますし
何が絶対的な正解!というのは基本的にありません。

 

ただ、もし中医学の考え方でいうならば

「胃腸が弱っているのだから、まず胃腸の調子を整えよう。
 胃腸を元気づけ、調子を整えるような食事を
 無理のない量で、体が無理だけ受け入れられるように食べよう」

となります。

 

じゃあ、

・胃腸の調子を整え

・胃腸を元気づける

ような食事のメニューってどんなの??となりますよね。

 

「薬膳だから、胃腸を整えるような漢方薬を入れるんですか?」

「胃腸にいいとされる特別な食材などを入れるんですよね!?」

 

 

もちろんそういう薬膳もありますが
私自身が実践し、多くの飼い主さんにもおすすめの薬膳は

「違います。」

 

 

 

一体全体、どういうメニューになるの??????

はい、では薬膳講座を現在受講中の受講生の皆さんに実際に
飼い主さんに近日配布予定の薬膳レシピから一品ご紹介しますね。

今日の犬の晩御飯を冷ましております。犬薬膳シリーズの一品。

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これは、カボチャと豚肉を使ったあんかけごはんです。

 

はっきり言って、見た目はめちゃくちゃ普通ですよね。

 

「ちょ、ちょっと諸橋さん、これで薬膳なんですか!?
 豚肉もカボチャも、全然普通すぎて
 とても薬膳だとは思えません!」

 

…だからこのメルマガの初めの方でも言いましたよね。

 

「薬膳は難しくない!」

 

って。

 

そもそも薬膳は、今のように医療や医薬品が一般的ではなく
医師の診察を受けて病気の治療をまともに受けられるのは
一部の豊かな人たちだけだったという時代から、
時間にすると1000年以上も前から続く食事法です。

 

つまり、めったに医療や医薬品の恩恵を受けられない人たちの人口の方が
圧倒的に多かった時代から

「普段の食事で食べる食物の中にある薬効を
 最大限に生かそう」

という考えがベースになって生まれました。

 

そうすることで人口の大多数である
なかなか医療の恩恵を受けられない人たちの健康を
1000年単位で守り続けてきたという歴史があります。

 

例えば私たちは、食べ過ぎて胃もたれをしたときに
大根おろしを食べると胃がさっぱりするとか
お刺身と一緒に紫蘇を添えるのは毒消しになるとか
そういう

「生活の知恵」

を知っていますよね。

 

今でこそ大根には消化酵素のひとつである
「ジアスターゼ」が含まれているとか

 

紫蘇には殺菌効果があって
お刺身の劣化を防ぐのに一役買っているとかを

 

私たちは理解可能な科学的根拠とともに知ることができますが
こういう「科学的な根拠」などが明らかにないってきたのは
せいぜいここ100年くらいのことです。

 

薬膳はゆうに1000年以上の歴史があり
それまでの間に多くの人たちが試して

「こういう体調の時に、こういう食べ物を食べると調子が良くなる」

「逆に、こういう体質にはこういう食べ物は合わない」

という経験を積みかさねて出来上がったものです。

話をこの「胃腸虚弱からくる体がだるい状態にお勧めのレシピ」に
戻します。

今日の犬の晩御飯を冷ましております。犬薬膳シリーズの一品。

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カボチャには、胃腸を温めダメージから回復させる作用があると
薬膳ではされています。

 

豚肉にも胃腸を助ける働きがありますが、弱った体を滋養し、
体全体を元気づける虚弱体質向けの食材と、薬膳の世界では考えられています。

 

そこに、同様に胃腸をいたわる作用のある「葛」でとろみをつけ
食べやすくしたのが
今回ご紹介した

●豚肉とかぼちゃのとろみあんかけ炒めごはん

です。

 

こんな風に、体の不調の状態に合わせて
身近な食材を組み合わせて、不調を起こしている個所をはじめ
体全体の調子がよくなるよう、日々の食事で整えていこうというのが
薬膳の基本の考え方です。

 

いかがでしょうか?

 

薬膳は難しくないし、手軽にできそうだな?という気持ちに
少しでもなっていただけたら、幸いです。

 

今回お話ししたとおり、薬膳は難しくありません。

 

ただし、「今の自分や犬の体の状態に合わせて」メニューを組み立てるのが基本ですから

 

・今の自分や犬の体の状態を的確に把握する

 

ということが、重要なキーポイントになります。

 

では、どのように自分の体や
犬の体の状態をチェックしたらいいのでしょうか?

 

これについて、次号のメルマガで詳しく紹介していきます。

 

 

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

 


 

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