犬の薬膳:血液の循環を良くする食べ物、体の潤いを保つ食べ物の紹介。


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今日も犬の薬膳について取り上げていきます。

 

Office Guriでは2015年の5月下旬にオンラインで学べる
犬の薬膳講座の第2期の募集を行いました。

 

その後、受講生の皆さんからのフィードバックをもとに
新しいコンテンツを追加し
現在、第3期生の募集を準備中です。

 

そして最近、

「薬膳講座の募集再開はいつですか?」

というお問い合わせを多数頂戴するようになりました。

 

 

そこでこれからこのメルマガでは、薬膳を学んでみたい、
食事から犬の健康を見直すことに興味がある、という方向けに
薬膳の情報を数回にわたってお届けしていきます。

 

前回のバックナンバーをサイトで公開中ですので
見逃したという方はこちらをチェックしてください。

●犬の薬膳:胃腸が弱い犬の薬膳メニューの紹介
https://www.officeguri.com/archives/5513

 

今回の薬膳というテーマは非常に関心を持たれている方が多く
このようなメールも頂戴しています。

—————————————————

いつもメルマガを拝見させていただいています。
ワンちゃんとの生活で学ぶことばかりです。

 

我が家のワンちゃんも病気になりやすい子たちなので
薬膳は大変興味があります。

 

第3期の薬膳の募集を心待ちにしております。
人間もそうですがワンちゃんも
ホリスティックな見方で対処していければと思っています。

(みぃさん)

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みぃさん、メールありがとうございます。
薬膳は飼い主さんも一緒に楽しみながら実践できる内容ですので
ぜひ講座の募集をお待ちいただければ幸いです。

 

さて、今日は愛犬と飼い主さんの「体の状態=体質を知る」を
テーマに取り上げていきますが、
薬膳講座オンライン版についてのご質問を数件いただいているので
まずそれについて回答していきます。

 

—————————————————

●Q:薬膳に興味があるのですが、犬と人間とでは
  消化の仕組みなども違うと思い、そこが気になっています。

 

  例えばこのメルマガでは穀類や野菜を使ったメニューが
  よく登場しますが、そういうのは犬の体の負担にならないか心配です。

 

  そういう犬の消化などに関する基礎について考えた上での
  犬の薬膳講座なのでしょうか?

 

(同内容のメールを数件いただいたので
内容をまとめて掲載しています)

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A:私自身は穀類も野菜類も特に犬の体の負担になるとは考えていません。

これは犬の体の消化の仕組み等を
信頼のおけるデータに基づいて調査の上、申し上げています。

 

ただ、これについてはさまざまな意見があることも存じ上げておりますし
私の考えが絶対的に正しい、などという気は毛頭ございません。

 

ご自身で納得がいくものを、ご自身の考えとして
採用するのが一番ですし
以下の回答は、そうしたご自身の判断を下す
判断材料としてご参照ください。

 

これらのことを踏まえての回答となりますが、
Office Guriの薬膳講座内で取り扱う食材については
犬に与えても大丈夫とされているもののみを
取りあげています。

 

ただし、今回の薬膳講座は犬の消化の仕組みや
与えてもいい食物やそうでないものなど

「犬の手作り食そのものの基礎知識」

を学ぶ講座ではございません。

 もし、そうした点でお悩みの場合は、
 この講座では、ご質問者様の
 直接のお役には立てないかと存じます。

 

犬の食事の基礎的な悩みについては、
犬の食事の基礎を教えてくれる他の講師の方の講座を探して
直接参加される等の方法をお勧めします。

 

犬に野菜をあげていいのかどうか、については
下記の無料電子書籍で取り扱っているテーマですので
必要に応じてご請求ください。

 

【犬に野菜はあげてもOK?】
メルマガ「ぐり通信」バックナンバー集Vol.1

Office Guriではこうした「消化の仕組み」や
犬にNGとされる食材についての考え方」について

 ●栄養学

という視点で学べるオンライン教材を現在準備中ですので
今回お寄せいただきましたご質問は
そちらでテーマとして扱っています。

 

こちらについては9月以降リリースを予定していますが
その際にもし、お役に立てそうな内容だと判断された場合は
ご検討ください。

 

 

 

以上が薬膳講座についての質問への回答になります。

 

ここからは、今日の本題である

●愛犬と飼い主さんの「体の状態」を知る

というテーマでお話しします。

 

————————————————-

●薬膳は「体の状態」に合わせるのが基本です。

 体に合わせてレシピも変わります。

————————————————-

 

薬膳では体の状態に合わせて、
食材や調理法を選ぶのが基本になります。

 

つまり、体の状態が違うとレシピも変わる、ということですが
わかりやすく、今日も実例をあげながらお話ししていきますね。

 

例えば今からご紹介するのは、
血液循環が何らかの理由で滞り
血液の質や状態が悪くなっている

 

●お血(おけつ)

 

という状態の犬のための薬膳レシピです。

 

こちらも現在、薬膳講座を受講中の受講生の方向けに
詳細解説レシピをお付けしてお渡しする予定のものです。

●タラとキャベツの蒸し物

「お血」は血液のめぐりがわるくなり、
血液に乗って運ばれる栄養素、酸素、ホルモンなどの
めぐりも悪くなっている状態を指します。

 

流れが悪くなると当然、血液内の汚れも溜まりやすくなる、と考えるのが
東洋医学です。

「お血」によって引き起こされる症状は、

 

・出血しやすい

・皮膚が荒れる

・お腹が張った感じが続く

・体が冷える

 

などがある、と東洋医学では考えます。

 

なのでもし、犬の皮膚状態がちょっと荒れていて
なんだかお腹も張っているみたいだし、
肉球を触ると冷たい感じがして、体が冷えている、という場合、

 

「体の状態が”お血”に傾いているのかもしれないな」

 

と考え、対策を行うことができるようになります。

 

ちょっとイメージしていただくと
わかりやすいかと思いますが…。

 

例えば水道管の中を毎日大量の水が通過して
どんどん流れて行けば、
その水道管の中はいつもきれいに保つことができますよね。

 

それが、何らかの理由で水の流れが悪い、
流れることは流れるんだけれど

 

どんどんスムーズに、というわけではない、という場合
だんだん水の中に含まれる成分が沈殿したりして
水道管自体が汚れてしまいます。

 

(今の水道管は腐食しにくいから、めったなことでは汚れませんよ!という突込みは
今回は無しで。あくまでも「例え」ですので)

 

血液も、スムーズに流れているのがやはり健康上は望ましいですし
血液の状態も、汚れがたまっているよりは
きれいな方がよさそうですよね。

 

そのため、

「血液の状態を改善する」

「血液の循環を良くする」

をメインに考えて食材を選び、組み合わせると
こういう風になる次第です。

 

 

使っているのは

 

・鱈(タラ)

・キャベツ

・そうめん

・いんげん

・ミニトマト

 

と、どれもスーパーで普通に手に入る食材ばかりです。

 

 

鱈は薬膳では血液循環を良くし、肝機能を高める作用がある、と考えられています。
なので

 

「血液の状態を改善する」

「血液の循環を良くする」

 

という目的にはぴったりなので、今回使った次第です。

 

また、調理法ですが
このレシピは、材料をシリコンスチーマーに並べて蒸すだけ、という
非常に簡単な方法で作っています。

 

材料も、キャベツといんげんはざくざく包丁で切るだけ、
鱈は切り身なのでそのままです。

 

出来上がって盛り付ける際に鱈の骨は除きますが
それも手でほぐしながら簡単にできますので
難しくありません。

 

シリコンスチーマーがなければ普通の蒸し器でもいいですし
蒸し器もなければ、耐熱ボウルに材料をいれて
ラップしてチン!でもOKです。

 

薬膳は調理法も難しいと思われがちですが
実際には、現代の調理器具や調理法でうまくアレンジして
薬膳を楽しんでいる飼い主さんがたくさんいらっしゃいますので
安心してくださいね。

 

ここでもうひとつ、今度は体に潤いが不足しがちで
肌がかさつく、目が乾く、といった体質、

●陰虚(いんきょ)

の改善レシピをご紹介します。

 

トマトソースで肉と一緒に煮込んだリゾット風のご飯です。

 

一見、洋風ですが
これも「陰虚」という体質に合わせて
食材を選んで組み合わせているので
薬膳です。

 

陰虚」というのは一言でいうと体の潤い不足の状態を指します。

 

これは生まれつきそういう体質であるケースもありますが
犬がシニア期になってきて
体の水分キープ力が衰えてくることで起こるケースも多いです。

 

シニアの犬で口が渇く、目が乾く、という症状で悩む犬も多いです。
病院でも「シニアだから仕方がないですね」といわれて
困っている、という飼い主さんも多いです。

 

もしそういうことで困っている場合は

 

「陰虚、という視点で考えてみると
まだできることはあるかも?」

 

と考えることができると、気が楽になりますよね。

 

犬に限らず、人間だってやっぱり加齢とともに
肌が乾燥しがちになったりします。

 

こういう場合、食物の中でも

「体に潤いを補う作用のあるもの」

を選んで組み合わせるのが「陰虚」のための薬膳レシピになります。

 

それが、先ほどもご紹介したコレですね。

 

薬膳では、チーズと豚肉は
体に潤いを補うのに適した食材とされています。
トマトにも同様の効果が期待できるとされています。

 

いかがでしょうか?

 

ここでのポイントは2つです。

————————————————–

・体質に合った食材を組み合わせることで
 身近な食材が薬膳になる

・体質別に合っている食材は異なる

————————————————–

 

ここで大事なのは:

 

別に体質「お血」に向いた食べ物を
「陰虚」の犬が食べてはいけないとか

 

逆に、「陰虚」の犬が「お血」に向いた食材を
食べない方がいいとか

 

そういう話では【ない】、ということです。

 

ただ、もし愛犬の体質改善に役立てるのであれば、
きちんと体の状態=体質、を知って
それに合わせて食材を選んだ方が
効果的ですよね、という話です。

 

薬膳は、ただ漠然と
「体によさそうなもの」を食べる食事法ではありません。

 

体の状態に耳を傾け、それを知った上で
状態に合わせて食事を考える食事法だということです。

 

この部分は薬膳の「キモ」になる大事な部分ですので
ぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

 


 

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