私が犬の薬膳をお伝えする理由。


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、このメルマガでは過去2回に渡って
犬の薬膳についての情報をお届けしてきました。

●犬の薬膳:血液の循環を良くする食べ物、体の潤いを保つ食べ物の紹介。
https://www.officeguri.com/archives/5518

 

●犬の薬膳:胃腸が弱い犬の薬膳メニューの紹介
https://www.officeguri.com/archives/5513

 

Office Guriでは2015年の5月下旬にオンラインで学べる
犬の薬膳講座の第2期の募集を行いました。

 

その後、受講生の皆さんからのフィードバックをもとに
新しいコンテンツを追加し
現在、第3期生の募集を準備中です。

 

 

「薬膳講座の募集再開はいつですか?」

 

というお問い合わせを多数頂戴するようになりました。

 

そのためこのメルマガでは、薬膳を学んでみたい、
食事から犬の健康を見直すことに興味がある、という方向けに
薬膳の情報をお届けしているわけですが…。

 

今日はそもそも、何故私が

「犬の薬膳」

を多くの飼い主さんの知っていただきたいのか?

 

そのきっかけとなった出来事について
お話しようと思います。

 

ひょっとしたらこの話の中に
何かお役に立てる箇所があるかもしれませんので
お付き合いいただければ幸いです。

 

4年ほど前のことですが
我が家の黒ラブ:ぐりが年に一度の血液検査で
初めて

「限りなく異常値に近いが、ぎりぎり投薬までは必要ない肝臓の数値」

をはじき出したことがありました。

●ぐり
https://www.officeguri.com/wp-content/uploads/%E3%81%90%E3%82%8A.jpg

 

これには正直、私自身、びっくりしました。

 

というのも、ぐりが盲導犬パピーとして我が家にやってきて
その後、盲導犬の試験におっこちて
我が家の犬になって以来、

「血液検査で異常値に近い数値」

が出たことなど、これまで一度もなかったからです。

 

ただ、ぐりもちょうどシニア期に向かっていくという境目の年齢でもあったので
そういうこともあるだろうし、
幸い、ぎりぎり異常値ではないので
異常値にならないよう、できるだけのことをしよう!と
その場で冷静に決意しました。

 

そしていつもお世話になっている獣医師の先生に尋ねました。

 

「わかりました。肝臓の異常値ということは
 なにか問題があるんですよね?

 では、これ以上、その問題が進まないよう、どうしたらいいでしょう?」

 

すると、こういう答えが返ってきました。

 

「何とも言えません。
 この数値だと、高いことは高いんですが、まだ投薬、というレベルでもありません。
 様子を見て、再検査をしましょう。

 再検査をして数値が上がっていたら、治療を考えましょう」

ただ様子を見ている間に、さらに数値が上がるような肝臓の問題が進行したら
一体どうするんだろうか?

 

 

 

 

これがその時、私が脊髄反射的に思ったことです。

 

誤解の無いように言っておきますが
私は別に先生に不満はありません。

 

動物思いのやさしい先生ですので
今の状態で投薬など積極的な治療をすることの方が
犬にとってべストとは考えられないから

「様子をみましょう」

と言ってくれていることを理解しています。

 

今の段階では積極的な治療をする必要はないし
それが現在考えうる最善の方法だと判断して
それを率直に伝えてくれて
むしろ、いい先生だな、と思っています。

 

ただ、です。

 

頭ではわかるんです。

 

ぐりの数値はあくまでもグレーゾーンであり、
薬を出すほどでもない、
だから様子を見るんだと。

 

でも、何もしないと、病気に進行しちゃうんじゃないの?

 

 

心情的にはどうしても、
私も人間ですから、そういうことを考えてしまうわけです。

 

さてどうしようか…。

 

数日考えた後で、私は東洋医学を得意とする獣医師の先生にも
意見を仰ぐことにしました。

 

一般の病院では西洋医学的な診断ですので

「はっきり病気!」

とならないと
治療の対象には、ふつうなりません。

 

一方で当時の私は、東洋医学については基礎的なことを学んでいましたし
東洋医学が予防医学であることや
症状がまだ軽いうちに
生活習慣や食生活を見直すことで
病気に進行しないようにする、という考え方をしていることを知っていました。

 

そのため、東洋医学的な視点でぐりを診察してもらった場合
何か新しい考え方や、まだ今の時点でできることが出てくるかもしれない、と
考えたのです。

 

東洋医学的な視点で診察を行う獣医師の先生に
血液検査の数値を見せた上で詳しいことを話し
アドバイスを仰いだところ…。

 

「食事に”酢”を足すのをしばらく続けてみてください」

 

と言われました。

 

は?

 

酢?

 

酢ですか?

 

 

「はい、経験的に私が診察した動物で
肝臓に問題のあるケースにはなぜか酢が良く効きます。
なので、酢です」

 

 

えー…。

 

 

…。

 

 

でも、面白そうだからやってみよう。

 

 

はじめは「酢」という提案に面喰いましたが
ぐりに「酢」を食べさせる、という方法は
悪いようには思えませんでした。

 

様子を見るしかないと思っていたのが
今の段階でできることがあるというだけでちょっと安心しましたし
それが

「酢を犬の食事に加える」

という、ある意味謎めいた(というか傍から見たら怪しい…)方法でも
私は嬉しかったのです。

 

 

早速、家にある黒酢をそれから毎日
ぐりの食事に加えることにしました。

 

 

はじめは、肝臓にいいのだから!と
酢をどぼどぼかけてしまい、ぐりがむっはむっはと酢でむせながら食べるのをみて

「うわああ!入れすぎた!ごめんよ!」

と慌ててぐりに謝ったりと量の失敗を何度かしましたが、

 

(夫がぐりに食事をあげる際にも「酢を足してね」というと
やっぱりどばっとかけてしまったみたいで
またむせていました…夫もぐりにできるだけ早く
肝臓の問題をクリアしてほしくて、つい入れすぎた、と反省していました)

 

その後は、スプーン1杯程度の酢を
普通の食事に混ぜるだけ、というのを続けるようになりました。

 

たかが、「酢」です。

されど「酢」。

 

食事に「酢」を加えること、たったそれだけですが
私にとっては

「今の時点で体のためにできることがある!」

というだけで、とてもうれしかったのを覚えています。

 

 

様子を見るしかないのであれば
次の血液検査までの3ヶ月間、
毎日不安に感じながら過ごしていたはずです。

 

「肝臓の調整には、なぜか”酢”がいい結果を出すことが多いです」

 

というたったひとつの情報があるだけで
本当にできることがある、と安心できましたし
この「酢」という情報をまるでお守り袋のように
ぎゅっと握り締めながら3か月間を過ごしました。

 

そして運命の血液検査。

 

結果は「異状なし」になりました。

 

今、この出来事を冷静に考えてみて
実際に「酢」が肝臓に対していい仕事をしたのか
それとも肝臓で起こっていた問題が
全く別の理由で解決したかは、

正直なところ、わかりません。

 

ぐりがもし「酢」を飲まなかったら?という比較は
同じ条件ではできないですし
そういう意味では厳密にいうと、何が効いたか?というのは
わからないのです。

 

ただ、この出来事をきっかけに私自身が学んだことは

「どういう状況でも”まだできることはある”と思えるのは
 何ものにも代えがたい」

ということです。

 

 

病院は、病気になったら治療してくれます。

 

ただ、グレーゾーンの場合、様子を見ることが多いです。

 

これは一般的な西洋医学というものが

●病気の治療

を得意とするからです。

 

しかしながら、様子を見るだけ、というのは
精神的な負担も伴います。

 

知らない間に病気が進行してしまったらどうしよう。

 

様子見をしているだけで、何もしないでいることで
もし病気が進行してしまって取り返しのつかないところまでいってしまったら
それは本当は何かできたかもしれないのに
何もしなかった自分のせいでは??

 

 

こんな風にネガティブに考えてしまいがちですし
そのようなことを四六時中考えながら過ごす毎日は
ものすごい量のエネルギーを消耗します。

 

 

後日、薬膳を本格的に学ぶようになってから
肝臓の異常には「酸味」が良い、ということを知りましたし
そういう意味では、東洋医学の獣医師の先生の

「酢」

という処方は理に適っていたと知りました。

 

 

ここで私が言いたいのは…。

 
薬膳は医療行為や治療にとって代わるものではない、

 

(もし、薬膳を医療行為や治療の代わりにしたい、とお考えの方の場合は
 私の講座で学んでいただくことはお断りしています)

でも、

「病気にならないうちから予防する」

「ちょっと調子が悪い…という発病前の段階”未病”も
 手当の対象になる」

という点で非常に優れています。

 

 

体を全体のバランスで見ますので
薬膳の理論を実践していくと、
実際に体全体の調子が整い、健康に近づく、ということが起こってきます。

 

特に食事は毎日のことで
それを担うのは家庭、つまり飼い主さんです。

 

「日々の食事から、できることがある」

「日々の食事で、予防医学につながる」

「どんな状況でも、できることはあるかもしれない」

 

そんな安心感を、必要とする多くの飼い主さんたちに
ぜひ感じていただきたいのです。

 

私自身が様子を見るしかなかったぐりの肝臓の数値の異常に対し
薬膳の「酢」というものを知っただけで
次の血液検査までの日々を

「今できることはやれている!」

という安心感と共に過ごせました。

 

似たような状況で不安に感じている方、
病院でもできるだけのことはしてもらっているが
家庭でも犬のためでできることは
できるだけ全部してあげたい、と願っている飼い主さんにも、

 

私がかつて一歩間違えば
不安だらけで過ごす毎日になるところを

「今できることはやれている!」

という安心感を得られたようになっていただきたくて

●薬膳

についての情報を配信している次第です。

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

 


 

この記事は「メルマガ:ぐり通信」のバックナンバーです。
このメルマガの最新号を購読しませんか?

★メルマガ「ぐり通信」を無料でご購読いただけます!

犬の手作り食・アロマ・マッサージ:ぐり通信

 


犬の手作り食無料オンラインメールセミナーのご登録はこちら。

犬のためのアロマテラピー無料オンラインメールセミナーのご登録はこちら。

犬のアロママッサージ電子書籍テキスト配布中!ご請求はこちら。

犬に禁忌なアロマ精油23種のリストと解説動画配信中!今すぐエントリー!

愛犬の冷え対策オンライン講座配信中!今すぐエントリー!


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。