強い利尿作用と解毒作用で知られる『小豆』を犬の食事に活用する


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、前回「小豆が薬膳の視点で見て犬の体にとても良い」という話をしたところ
かなり多くの方が興味を持たれたみたいです。

●犬に七草もいいですが、小豆粥もおすすめです。その理由。
http://www.officeguri.com/archives/5749

今日は、小豆が具体的にどういう風に体に良いとされているか?を
詳しく見ていきます。

 

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●強い利尿作用と解毒作用で知られる『小豆』

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小豆は和菓子の餡などに使われるといった、お菓子などで口にする飼い主さんは
結構いると思います。

 

でも、犬はお菓子を食べないし、犬に小豆って???と
目が点になっている方も多いと思います。

 

小豆は実際、炊いてみるとぽくぽくとしたでんぷん質で
ご飯に炊きこんでもいいですし、
おかゆにしてもとても美味しい。

 

このように我が家では、主食の一つとして豆類をとらえています。

 

これは、中国の伝統医学である『中医学の食事療法=薬膳』でも同じです。

 

実際、中国の人たちは小豆のような豆類の他に、雑穀などにも
ひとつひとつ効果を認め、体調に合わせて今日は小豆粥、とか
今日は粟(あわ)と稗(ひえ)のおかゆ、といった風に使いわけています。

 

小豆を使いたいのはちょうど今時期ですね。

 

寒いと代謝が落ちて、体は余分なものをため込みがちだと考えるのが
中医学です。

 

なので、小豆のような「解毒、排泄作用」の強い食材を水分豊富なおかゆのような調理法で
たっぷりの水分と摂ることは理にかなっています。

 

薬膳で考える「薬効」で小豆を見ていくと、以下のような体質の改善に向いているとされています。

・水毒(むくみ体質、水太り)

・陽熱(体温が高く、一見体力があるように見えるがいったん病気になると症状がかなり激しくなるタイプ)

・お血(血行不良)

・血虚(貧血、血液自体の栄養不足)

 

水毒=むくみ体質の改善や、病気などの理由で体に余計な水分が溜まってしまう、
薬の副作用でむくんでしまっている、という場合
飼い主さんが小豆粥を取り入れて、上手に対応しているケースも多いです。

 

また、アトピー性皮膚炎を中医学の視点でいくつかのタイプに分けて考えた場合、
湿熱タイプ=ジュクジュクした状態が続くタイプ、の食事にも小豆がお勧めです。

 

これは体の中に余分な「湿=代謝異常による余分な水分」が溜まっている状態ですから
小豆の利尿作用や解毒作用を利用して、
余分な体内の「湿」を追い出す食事メニューを組み立てることができます。

 

*余談ですが、すでにOffice Guriが運営する薬膳講座で学ばれていて
ある程度、中医学の基礎知識をお持ちの方で
愛犬がこのタイプのアトピー性皮膚炎で悩んでいる場合、
お勧めのアロマセラピー精油は

・ラベンダー
 ・サイプレス

になります。いずれも五性は「涼」、2つ合わせることで、帰経は肝・心・肺・腎となります。
使い方は2種をブレンドして芳香浴がお勧めです。ご参考まで。

興味のある方は上記の東洋医学アロマセラピーも併用してみてください。

 

たかが小豆、されど小豆です。

 

なので、もし犬の体質改善などに「小豆」を使いたい、という場合は
ぜひ積極的に犬の食事に取り入れてみてください。

 

小豆ごはん、小豆粥などがお勧めです。

 

小豆は大豆のように前の日の晩から水につけなくてもいいですし
おかゆとして炊く場合も、お米に少量の小豆を混ぜて、そのまま普通のおかゆとして炊けばOKです。

 

実際、こうした小豆粥を活用して
病気の愛犬の体を少しでも楽にしたい、と活用している飼い主さんはたくさんいらっしゃいます。

 

(前回のメルマガでご紹介した事例もそうです:
末期がんの愛犬に小豆粥を食べさせた事例
http://www.officeguri.com/archives/5749  )

 

興味のある方はぜひ、やってみてください。

 

ちなみに…。

「小豆が体にいいのであれば、犬は小豆粥で
自分はお正月の餅がまだ余っているから
そうだお汁粉にして食べようっと~」

と思われた方。

 

残念ながら「お汁粉」では、小豆の利用作用や解毒作用は利用できません。

 

「え???どういうことですか?
小豆はいろいろな薬効があって体にいいんですよね?
でもお汁粉で食べてもその薬効が得られないってどういうことですか?」

 

はい、実はこうした食物の薬効を引き出し、利用するためには

 

「薬効を生かした調理法」

 

を意識しなくてはだめなのです。

 

犬の場合は、小豆粥にして食べるので
小豆の薬効を十分に享受できます。

 

でも、飼い主さんがお汁粉にして食べた場合は
その薬効を享受できません。

 

一体どういうことなのか?

 

「薬効を意識した調理法」

という視点で、次号でさらに詳しく解説していきますので
ぜひ楽しみにしていてください。

 

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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