犬の免疫が自己を攻撃するケースもある話。


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

さて、先日のメルマガで

●東洋医学で考える「犬の免疫力サポート」のツボの考え方
https://www.officeguri.com/archives/6063

について話をしました。

 

その際、

 

>私たちの体の中には数多くの免疫細胞が存在し、
>それぞれ役割をもって、私たちや犬の身体を守ってくれています。

 

>この免疫細胞の活動が正常な範囲内で活発で、

 

>(やたらと活発であればいい、というものでもありません。
>物事には適正範囲があります。
>これについてはリクエストがあれば、後日メルマガでお話します)

 

>スムーズに体内を循環し、活動してくれていれば
>病気のもとになる外部からの病原菌や、体内で発生したがん細胞などを
>適切に処理してくれます。

 

>そうした活動を活性化させるツボがある、ということですね。

 

という事を書きました。

 

これについて、読者の方からメールをいただいたので
ご紹介しますね。

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こんにちは。

いつも ふむふむなるほど とか へーそうなんだ とか思いながら
記事を読ませていただいています。

犬の免疫力についても関心があります。
勉強会の動画も楽しみにしています。

今日の記事の免疫細胞の活動がやたらと活発であればいいというものではない
ということろ
気になります。
免疫力は高ければそのほうがいいんじゃない? と思っていました。
メルマガで解説していただければありがたいです。

免疫力・薬膳・東洋医学・アロマセラピー等々知りたいことはたくさんあります。
これからもよろしくお願いします。

P.S
メロンパフェ おいしそうです。
ちょっと贅沢気分が味わえそうですね。
さすが北海道 関西ではあまり見かけないです。

(まるままさん)

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まるままさん、ありがとうございます。

これは「免疫力勉強会」の動画内でもお話ししていることなのですが、
免疫力は

●やたらめったら強ければそれでいい

というわけでも、実はありません。

 

「え?免疫って体を守るシステムなんでしょう?

 強ければ強いほどいいんじゃないですか???」

 

今回メールを送ってくれたまるままさんのように、同じように感じた方も多いと思うので
今日はそれについて解説します。

 

免疫は基本、外部から侵入した異物(病原菌など)を攻撃するシステムです。

 

また、体内で発生したがん細胞なども発見次第、やっつけてくれるシステムです。

 

そういう意味では非常に強力なシステムと言えます。

 

強力なシステムでないと体を守れませんし、
それは命にかかわるレベルに結びつきやすいからです。

 

「ふむふむ、そうだよねー。
 でもじゃあ、何故そのシステムが強ければ強いほどいいっていうことにはならないの?」

 

はい、ではここでちょっと想像してみてくださいね。

 

そういう、非常に強力なシステムの攻撃対象が
病原菌や異物などの「非自己」に向いている限りは、それでいいです。

 

でももし、何かの拍子にさじ加減がくるって
その強力な攻撃システムが

「自分自身」

に向くとしたら、どうでしょうか?

 

…。

 

最近になってようやく

「自己免疫疾患」

という言葉が、一般にも認知され始めてきています。

 

「自己免疫疾患」とは、本来「異物」を認識し排除するための免疫システムが、
自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで
病気を引き起こすということです。

 

これは人間でいうと、関節リウマチや潰瘍性大腸炎などの病気が
最近自己免疫性疾患として良く知られるようになりましたが、

 

犬でもこの「自己免疫性疾患」は増加する傾向にあります。

 

例えば、「自己免疫性溶血性貧血」という病気は
犬もかかるケースが多く、最近注目されています。

 

 

これは何らかの理由で、免疫システムが自分自身の血液内の

●赤血球

を攻撃し、破壊してしまう事によって起こる病気です。

 

つまり、本来身体を守るはずの免疫システムが何らかの理由で暴走したり
少しの刺激に対して過敏に反応するようだと、
それはそれで困るのです、ということなのです。

 

そういう意味で、

>(やたらと活発であればいい、というものでもありません。
>物事には適正範囲があります。

という言い方をした次第です。

 

物事には色々な側面があります。

 

免疫システムは、異物に対して非常に強力な攻撃力、破壊力を持ちます。

 

一方で、それが何かのバランスが崩れたり、何らかの原因で
自己に向けられた場合、それは病気の原因となり、犬や私たちを苦しめることに
なるケースもあります。

 

要は「諸刃の剣」ですし、
そういうことを知った上で、免疫というものを考えるのが大切なのでは?ということなのです。

 

誤解していただきたくないのは、
だからと言って私は「免疫力を上げる努力をするな!」ということを
言いたいわけではないです、ということです。

 

飼い主さんが、愛犬のために
犬を病気を守るために免疫力を上げる努力をされていて
それで犬が元気で過ごせているなら、ぜひその努力を楽しく続けて行ってください。

 

ただ、免疫の「仕組み」を客観的に理解できているのと
そうでないのとでは、免疫に対する考え方がガラリと変わります。

 

日常生活での過ごし方も変わって来るでしょう。

 

何ができるか?という具体的な手段も
大きく変わってくると思います。

 

私自身が「免疫勉強会」を通して受講生の方にお伝えしたかったのも
まさにこのポイントです。

 

免疫の表と裏を知ることで、
犬のためにできることが増える、ということです。

 

免疫を考える上で大切なのは、
仕組みを理解した上で、我が家の犬の場合はこのようにしよう、と
免疫力を正常に保つための方法を
飼い主さん自身が、犬に合わせて個別に考えられることなのです。

 

これは非常に大切なポイントなので
ぜひ心に留めておいてください。

 

本日は以上です。

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Office Guri
諸橋直子

(終)

 
 

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