犬の健康を守る上で、地味で注目は集めないが大切なこと


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

 

犬や家族が病気になった際に、直面する3つの不安の内容とその解決方法について
続きを書きますね。

 

・病気そのものへの不安

・お金の不安

・状況が理解できないことへの不安

 

このうち、「お金の不安」についての対応方法は前回のメルマガに書きました。

 

今日は

「状況が理解できないことへの不安」

について話します。

 

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【3】状況が把握できない不安

(突然のことで動揺してしまい、冷静に病院の先生の話を聞けない。
聞いても、普段聞きなれない専門用語が多く、理解できない)

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これは、人間の話で言うと、私の母が以前「胆石」の手術で入院した際のエピソードが
理解の助けになると思うので
その話をします。

 

「胆石」の手術を受けるので、一緒に説明を聞いてほしい、と電話で呼び出されたのが数年前の出来事です。

 

当時すでに、私は結婚して家を出ていましたし
父もまだ健在でした。

 

なので、正直なところ「何で私も一緒に説明を聞かないといけないのじゃ?」と思いましたが
まあ家も近所なので、仕事の合間に時間を合わせて説明を聞きに行きました。

 

説明をしてくれたのは消化器外科の先生で、イラスト付きのわかりやすい手術の解説。

 

どういうリスクがあるか?とか、とても丁寧に話してくれました。

 

基本的には内視鏡の手術になるけれど、想定外のことが起きた場合は
開腹手術になることもありますよ、とか
そういう話です。

 

余談ですが「リスクの説明」というのはとても大事なことだと、
改めて思います。

 

手術というのは人間のやることなので、想定外の事故などの可能性もゼロではありません。

 

でも、事故が起こると命に関わることにつながるのが、医療の特徴でもあります。

 

だからこそ、事故やミスの起こる可能性を限りなく「ゼロに近づける努力」を
医療関係者の人たちもしてくれるわけです。

 

こんな風に「リスクが限りなくゼロに近い状態にコントロールされている状態」が「安全」という風に
私自身は考えています。

 

「安全=リスクゼロ」では「無い」

 

ということですね。

 

ここのところをしっかり意識した上で、病院での説明を聞かないと

 

「え?事故の可能性もあるってどういうこと?」

「それって無責任じゃないの!?」

「医者は大丈夫です!という励ましの一言も言えないのかよ!」

 

と感情優先でとらえてしまい、客観的な理解につながりません。

 

もちろん、医療事故などで命が失われる可能性があるわけですから
事故は基本的にあってはならないことです。

 

一方で、人間のやることなので想定外の事も起きるし
100%安全を保障されているわけではない、
でもその中でベストを尽くしますよ、というのを
医療を施す側と受ける側で、共通の理解を持つ、というのが
本来の「説明」の意味だと私自身は考えています。

 

そういう意味では、一方的に説明を受けてハイ終わり!という受け身の姿勢ではなく
自分でも理解できるように努力をした上で
分からないことは質問するなど、

 

「医療を受ける側も、積極的に医療に参加する協働(きょうどう)」

 

という態度も大切だと考える次第です。

 

犬の場合は、自分でこれから受ける医療行為について
考えたり、質問したりはできないですから
この部分は飼い主さんが代わって責任を引き受けることになります。

 

そういう意味では、犬の健康や受ける医療については「飼い主さん自身」が
調べたり、勉強したり、わからないことは担当の獣医師に質問するなど
能動的な姿勢が大事だと私自身は思っていますが
今メールをお読みのあなたご自身はどう考えますか?

 

話を私の母の「胆石手術」に戻します。

 

説明が一通り終わり、「質問はありませんか?」と聞かれて、
私は特になかったので、「ありません」と答えました。

 

母も、質問があるかときかれて首を横に振ったので、
説明は終わり、病室に戻りました。

 

そこで母が衝撃の一言を言います。

「何を言われているか、さっぱりわからなかったわ」

 

 

ええええええええええええええええええええええええええ。

 

 

自分の手術の事なのに??

 

質問ありますかって聞かれて、首を横に振って「いいえ」の意思表示してたのに?

 

説明を受けましたって書類にもサインしたのに?

 

(つまり、説明を受けたことは受けたが、理解できるまでには至っていないということか…)

 

ちょっと、いや、愕然としました。

 

結局手術は無事に終わり、母は現在元気に暮らしています。

 

でも、今でも時々思います。

 

これ、無事に終わったからいいけど
もし何かあったら、

 

「説明は受けたけど、理解できていないかった」

 

が、原因でトラブルになった可能性もあるよな、と。

 

先生としては「説明しました」なんだけど
説明受けた側としては

 

「確かに話は聞いたけど、難しい言葉ばっかりで何いってるかさっぱりわかりませんでした」

 

なんだろうな、と。

 

私自身はたまたま、犬の健康をテーマにした仕事をしているおかげで
臓器の基本的な働きについて知っていましたし
だからこそ、今回、母の体のどの部分に不具合があり
それを解消するために、どういう手術が必要で、その方法はこうです、という説明は
横で聞いていてすんなり理解できました。

 

また、「胆石」と聞いた時点でネットで「胆石」について調べましたし
そういう意味では

「ある程度、基礎的な情報を持った上で話を聞けた」

ということになります。

 

一方で、ネットもやらないし、体の仕組みについてはごく一般的な知識のみを持った母の場合
そういう状態で話を聞けば、たしかに手術の説明なんて
理解できないことだらけで、訳が分からなかったと思います。

「質問ないですか?」

と聞かれても、そもそも「何を質問していいのか?」すらわからない状態だったと思います。

 

自分の身体の事なのに、説明が理解できない、それでいて「説明を受けました」という書類にはサインをする。

 

これぞまさしく

「状況が把握できない不安な状態」

ではないでしょうか?

 

そして、私が今メールをお読みの読者の方にお伝えしたいのは

 

「こうした、健康にかかわるある種の状態について、理解できない、理解を超えている、
 その状況で不安になりませんか」

 

「それが大事な愛犬についての場合だったらどうですか」

 

ということです。

 

さらに言うと

「その、理解できない、という状況を
 専門用語が多すぎるから、知らないから」

ということで、済ませていいですか?ということなのです。

 

ここで「専門用語が多すぎるのが不親切!」と説明する側に責任を押し付けても
実際何の解決にもなりません。

 

さらに言うと、おおむね獣医さんというのは説明が丁寧で親切です。

 

難しい用語をできるだけ使わないように、わかりやすく説明してくれることがほとどんです。

 

でも「専門用語」を全く使わずに説明をする、というのも無理があります。

 

料理のレシピ解説と一緒です。

 

料理にだって独特の用語があります。

 

千切り、乱切り、下茹で、茹でこぼすetc…。

 

最近、我が家では夫が料理をしてくれる機会が増えたのですが
料理初心者の夫は

 

「乱切りってどういう切り方…大きさは?」

 

「下茹でって…どのくらい茹でるの?何分くらい?」

 

と、一つ一つ聞いて来ます。

 

そうやって、料理の世界の独自の言葉と意味を覚えているんですね。

 

健康のこと、体のことに関わる病院での説明も同じです。

 

分からない、自分と関係ない、では済まされない場合もあるのです。

 

大事な犬の健康に関わる情報を担当の獣医師と共有し
犬にベストな方法で何を選ぶか?を飼い主の側も一緒に考えることです。

 

料理の初心者が、野菜の切り方の名前を一つ一つ覚えるように
家庭での健康管理や、病院での検査の説明を受けて基本的なことが理解できるようになるためには
飼い主の側でも、病院で説明される、用語の基礎的なことだけでいいので
学んでおくことが大事だと、私自身は考えています。

 

基礎的なことを勉強する、というのは、はっきり言って地味です。

 

特に画期的でもありませんし
人目を引くような、新しい健康法でもありません。

 

でも、長い目で見て
獣医師の説明を基礎から理解できるようようになり
犬が受ける医療の意味と重要性を知った上で
家庭でも健康サポートができるようになるメリットは計り知れません。

 

こういう一見地味なことも実は大切で
そういうことをコツコツ学ぶことが、長いスパンでみて犬の健康を守ることにつながる。

 

色々な健康情報があふれる今のような時代だからこそ
こういうことが大事だし
その重要性を理解する方が少しでも増えてくれるといいな、という思いで
今日のメールは配信している次第です。

 

本日は以上です。

 

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Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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