犬の皮膚炎、膀胱炎に抗菌薬が効かなくなる!?大事な「耐性菌」の話


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

さて、今日は寒くなるにしたがって増えてくる感染症についての話をしようと思います。

感染症から私たちを守る、こんなアクションプランがあることをご存知でしょうか?

●抗菌薬を上手に使ってAMR対策
http://amr.ncgm.go.jp/general/

 

AMRというのは薬剤耐性のことです。

 

平たくいうと、「抗菌剤の効かない菌」が出現することで
今、私たちの社会で問題になっていることを指します。

 

有名なのはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)というやつです。

 

黄色ブドウ球菌は、もともとヒト鼻の中や皮膚に住んでいるごくありふれた細菌です。

 

しかし、場合によっては人の「胸」に膿の塊を作ったり、血液に乗って全身をめぐり
臓器にダメージを与えるなど、悪さをすることがあります。

 

通常の黄色ブドウ球菌であれば、抗菌剤が効くので治療ができますが

●薬剤耐性

を獲得した黄色ブドウ球菌には、普通の抗菌剤が効きません。

 

黄色ブドウ球菌に使用される抗菌剤に対して、一部「抗菌剤に負けない」菌が生まれているからで
非常に厄介な問題になっています。

 

感染症に対して抗菌薬を投与しても、原因となる菌が死なないので、問題です。

 

「ふーん、それは大変ね。

でも、それと犬の健康とどういう関係があるの?」

 

はい、実は犬の世界でも

 

「少し前までは良く効いていた抗菌薬が、効かない犬の皮膚疾患が増えてきている」

 

と感じている獣医師が多くなってきているのです。

 

 

皮膚の感染症に限らず、膀胱炎などを患った場合も
抗菌薬を処方されるケースがあると思います。

 

感染症は「細菌などに感染すること」によって起こります。

 

そのため、症状の原因となる「菌」を殺すことが治療の上で大変重要です。

 

ところが、その大切な「抗菌薬」が効かなくなってきていると感じるケースが
どうも増えてきている…。

 

これについて、
今このメールをお読みのみなさんは、どう感じますか?

 

皮膚トラブル、膀胱炎など泌尿器の感染症は
犬が煩う病気の中でも常に上位を占める疾患です。

 

こうした疾患に対して

「これまで効いてきた抗菌剤が使えなくなる」

としたら、問題です。

 

 

「え?何が問題なんですか?

 従来の抗菌剤が効かない菌が出てきたのであれば
 新しい薬を開発して、その菌に効くような新薬を早く作ればいいのではないですか?」

 

 

…そうできればいいのですが、残念ながら話はそう単純ではありません。

 

新薬の開発には膨大な時間とお金が必要です。

 

新薬の研究が始まり、有効だと認められ、臨床試験をクリアし
一般に使用されるまで、9~20年程度かかる場合もザラです。

 

その間にかかる費用は約500億円とも試算されています。

 

また、新薬が実用化されるのは3万種類の新薬の候補があったとして
実際に販売までこぎつけるのはその中の1種類とも言われています。

 

世界中の頭のいい人たち(薬学のエキスパートなど)が、
しのぎを削って新薬開発に取り組んでいますが
実際に世に出るのは3万件に1つの割合。

 

ほとんどの新薬候補は途中の段階で消えていくのです。

 

そういう厳しい過程を経て、現在使えるようになっている「抗菌薬」が
「耐性菌」が生まれることによって効かなくなっている、というのは
結構真剣な問題なのです。

 

犬が皮膚病を患っていて、それが細菌によるもので
でもその細菌にこれまで効いていた抗菌剤が効かない。

 

そのせいで、犬が皮膚をかゆがり、何度も掻いてしまい
皮膚はボロボロ…。

 

犬が膀胱炎を長く患い、毎回治ったようで再発の繰り返し。

 

おしっこの時に何度もしゃがんではつらそうにしている姿を見なくてはいけない…。

 

そういうことが現実に起きつつあります。

 

「薬剤耐性」

 

は、決して対岸の火事では済まされない、ということですね。

 

その上、この「耐性菌」が生まれるというのは、
犬と人との共通の感染症もあることから
一旦どちらかで「耐性菌」が発生すると
人・犬同時に感染症が蔓延する危険があります。

 

なので、「犬の医療の世界での耐性菌問題」も「ヒトの医療の世界での耐性菌」も
お互いに、決して無視することができないのです。

 

「犬・私たち自身の健康を守るためにも、耐性菌を生まないようにする重要性」

 

はご理解いただけたでしょうか?

 

では、この耐性菌を防ぐために、私たち自身が出来ることは何かないのでしょうか?

 

これについては、次号のメールで引き続き紹介していこうと思います。

 

本日は以上です。

 

 

現在募集中の「犬の食の安全講座」に現時点でもたくさんのお申込みをいただいています。

 

●2017年10月14日(土)23:59までに受講申し込みの方

 

には、今回ご紹介した「耐性菌」をテーマに、
あなた自身が日常生活で出来ることで
耐性菌を生まない工夫」について詳しく解説した電子書籍をプレゼントする予定です。

 

この先、愛犬を感染症から守るためにも
大事な内容になりますので、受講を検討中の方は
今すぐ申し込みをしてくださいね。

●「食の安全講座:オンライン版」を受講して、「抗菌剤」との付き合い方も学んで
 愛犬の未来の健康を私も守りたいです!
https://anzen.inu-gohan.com/

*募集期間内でも定員30名に達した場合は、予告なく受付を終了いたします。

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 

■追伸:

「耐性菌」について学ぶと、獣医師との付き合い方も
飼い主さん自身が考えられるようになります。

 

「耐性菌」の発生を防ぎ、なおかつ犬の負担にならない薬の選び方、というのは
抗菌薬使用ガイドラインによって定められています。

 

ガイドラインというのは、専門家や研究者によって作成された
現時点で効果的であると認められた治療法の目安、とここでは理解するとわかりやすいです。

 

そういう情報を参考にしながら治療を行ってくれる獣医師を選ぶ、というのも
犬の治療を託す飼い主側として安心材料につながります。

 

犬の病気治療は、獣医師が一方的に行うものではなく
飼い主も犬の病気について勉強して
相互に情報を共有して、対等な立場で

 

「犬にとって最善と考えられる選択」

 

ができればベストです。

 

そういう意味で、今回募集中の「犬の食の安全基礎講座:オンライン版」では
期間限定プレゼントとして、

●抗菌剤との付き合い方

を学べる電子書籍をプレゼントすることにした次第です。

講座の受講をご検討中の方は
今すぐ下記よりお申込みくださいね。

*電子書籍のプレゼントは、2017年10月14日(土)23:59までに受講申し込みの方限定となります

https://anzen.inu-gohan.com/

 

 
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