犬の血液検査結果を健康管理にどう生かす?検査の話


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

 

前回のメールで「免疫の話」をする予定だと書きましたが
ちょっと予定を変更して

 

●犬の血液検査の結果の話

 

をしようと思います。

 

理由は、昨年末に受けていた我が家の12歳の黒ラブ:ぐりの血液検査の結果が出たからです。

 

血液検査は犬にとって身近な検査のひとつですし
こうした検査結果を受けて、その後の健康管理や治療方針などを決めるケースが多いです。

 

なので、たまたま我が家でも「血液検査」から犬の健康や
今後の治療方針について考えるタイミングだったため
この話について今日は書こうと思った次第です。

 

我が家には12歳の黒ラブがおりまして、
昨年の血液検査で

「肝炎の兆候あり」

ということで、薬を飲み始めました。

●右側の黒い方がぐりです:
https://www.instagram.com/p/Bdq9eGgAm5B/?taken-by=officeguri

 

割と高齢の犬には多いです、という話だったのと
別の日に、まったく別の場所で

 

「犬が肝炎の薬を飲み始めて…」

 

という話をしたところ、

 

「あー、ひょっとしてご高齢?」

 

と言われて「あー、そうです」と返事をしたのですが
そう言った相手の方は看護師さんでした。

 

人間でもご高齢の方は、肝臓の薬飲んでる方多いですよ、という話でした。

 

そのため、犬もやっぱり高齢になると
色々体に抱えてくるのは普通だし、とりあえず今のところはまだ元気だし
薬で維持、という選択ができるので、これはある意味ラッキーなことなんだな、と
思ったことを覚えています。

 

そんな感じでスタートした投薬で
半年ごとの検査、ということになったんですが
その初検査で、肝臓での炎症を示す数値が半減。

 

薬がいい具合に効いてくれているようです。

 

今のところ問題なく日常生活を送れていることと
年齢を考えて過剰な医療介入はしない、ということを
肝炎の疑いあり、というのが分かった時点で担当獣医師とよく話し合い決めました。

 

この場合の過剰介入というのは、
肝臓に針を刺して細胞を取り、肝臓がんではないかどうか?を確認するとか
MRI撮影を行うなどです。

 

もちろん、これらの検査が必要、というケースもあります。

 

検査自体に良い、悪いはなく、検査の存在自体は中立です。

 

決して検査が悪い、と言っているわけではないので、
その点は誤解なきようお願いします。

 

ただ、年齢が12歳で、担当獣医師がエコーで観た感覚だと「悪性腫瘍」という可能性は
ゼロではないが限りなく低い。

 

詳しい検査をすればある程度白黒はっきりするが
全身麻酔を伴う事や肝臓に針を刺すことがもたらす体への負担の方が
検査で得られるデータがもたらすメリットを上回る。

 

●デメリット(検査による身体への負担) > メリット(検査で詳しいことが分かる)

 

なのでこの場合は、検査はしない方が良い、という判断です。

 

もちろん検査のメリットが、身体への負担を上回るメリットをもたらすと期待できる場合は
検査を受ける方が良いでしょう。

 

こういうことは、個々のケースで考えていく必要があります。

 

飼い主側も犬の身体の状態について、分からないことがあればある程度勉強して
獣医師とよく話し合って決めるのがベストです。

 

薬にしても同様です。

 

我が家のぐりは現在、3種類の薬を1日2回、飲んでいます。

 

いずれも肝炎の兆候が見られた時点で
これ以上、肝臓の状態を悪くしないため、という目的で処方された薬です。

 

薬を飲み始める際、先生に薬を飲むことについてのメリット、デメリットを聞きました。

 

メリットとしては、薬を飲むことで炎症を抑えることができ
肝臓の状態をキープ、または肝炎の進行を遅らせることができる。

 

デメリットとしては、やはり副作用があるケースがある。
(食欲不振など)

 

この両方を天秤にかけて、「メリット」の方が圧倒的に大きかったので
我が家では投薬を開始しました。

 

幸い、食欲不振などの副作用は現れず、
相変わらず食欲旺盛で、我が家のぐりは元気に生活しています。

 

大切なのは、犬の身体や病気の事については

 

「飼い主自身も知る努力をする」

 

ということだと私は思います。

 

我が家の場合は「肝炎」ですから
肝臓、という臓器については基礎から情報を集めましたし

 

「血液検査でわかる肝臓関連の数値が何を示しているのか?」

 

についても、基礎的なことを学びました。

 

検査結果の説明の時に、数値の話は外せませんし
その数値が

 

「何を指し示しているか?」

 

を、最低限理解できていないと
分からないことだらけでおろおろするだけです。

 

大事な犬の健康について、これから治療方針を決める、というときに
これではおぼつかないですし、
大切な決断について、自分は考えられず、獣医師にお任せ、というのは
私であれば個人的に、後から色々後悔が残りそうです。

 

なので、血液検査の数値の意味は
基礎的なことを理解しておく。

 

一見、犬の健康とは直接結びつかないようにも思えますが
これも立派な犬の健康管理の一つ、と私自身は考えます。

 

これについて、読者の皆さんはどう考えるでしょうか?

 

ぜひ考えてみてくださいね。

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 

■追伸1:

 

血液検査や尿検査の数値が、上がった、下がった!というのももちろん大事な情報ですが

 

「それがそもそも、何を示しているか?」

 

という、体の中まで考えてみることも同じくらい大切だと
私自身は考えています。

 

例えば「ALT(GPT)」という数値は「逸脱酵素」と呼ばれます。

 

本来であれば細胞内にあるはずの酵素が、何らかの理由で細胞がぶっ壊されて
そのせいで血液中にあふれ出て来る。

 

そうすると血液検査で数値が上がってくるわけです。

 

「ALT(GPT)」は肝細胞内に多く存在するため
この数値が上がってくると

 

「あ、肝臓で何かあるのかも」

 

という風になります。

 

こういう検査数値は、カタカナだったり英語の記号のようだったりでややこしく
理解が確かにしづらいですが
用語が理解できないせいで、犬の健康状態についての大事な説明を理解できない、というのも問題です。

 

たいていの場合、検査数値の項目全部を暗記する必要はもちろんないですし
自分の犬の健康状態に関わす項目だけ、最低限基礎的なことを理解するだけで
獣医師の説明がスムーズに頭に入るようになります。

 

「説明も獣医師の仕事の一部でしょう?」

 

という考えもありますが
まったく知識がゼロの人に、本当にゼロから説明するのは大変です。

 

飼い主側にある程度基礎知識があり、その上で大事な説明をする方が話が早いですし
時間も短くて済みます。

 

その方がお互いにメリットがあるように思えますが
あなた自身はどう思いますか?

 

(私はかなりせっかちな性格でもあるので、話は早い方がいいですね)

 
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