犬が病気になったら「負け」なのか?


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

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●病気になったら「負け」なのか?

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犬も自分も健康でずっと長生き。

 

確かにそう出来たらいいですよね。

 

でも、現実はどうでしょうか?

 

犬も人間も年を取れば、あちこちに故障が出てきます。

 

足腰が立たなくなったり、昔はひょいひょい平気で上り下りできていた階段を、ある日急に上がれなくこともあります。

 

寝ている時間が多くなり、以前は大好きだったおもちゃにも、さほど興味を示さなくなったりします。

 

そんな愛犬の様子を、愛犬が元気なうちから想像したことはありますか?

 

…。

 

「病よ去らんと一筋に思い 固まるもまた病なり」

 

これは、私が大好きな戦国【茶道】漫画「へうげもの」の最終巻での一場面に出てきます。

切腹直前に、主人公の大名茶人:古田織部(ふるたおりべ)が
徳川家康を諫めるために言う言葉です。

●へうげもの:

 

徳川家康は、健康オタクで自分で漢方薬を調合していた、という逸話があるとされる人物です。

 

健康に対し、ものすごい執着心があった、という風に一説では考えられているんですね。

 

それに対し、織部は

 

「病気が治れ、治れ、と一心に病気を追い出すこと1点のみに執着すること自体、すでに病気ではないか」

 

と辛らつな言葉を放つわけです。

 

「へうげもの」は連載期間は10年以上に及ぶ大作ですが、このセリフは作品のクライマックスで言われています。

 

病よ去らんと一筋に思い 固まるもまた病なり

 

この中には、犬の健康を一心に願う私たち飼い主にとっても、非常に大きな意味で、皮肉と学びの両方が存在していると、私は思います。

 

今日はその話。

 

 

確かに病気は嫌ですよね。

 

自分がなるのも嫌ですし、大切な犬には100%ピカピカの健康体でいてほしいと、願うのが普通だと思います。

 

でも、犬だって生き物です。やっぱり病気になることもあります。

 

我が家のぐり(ラブラドール;12歳)だって、10年以上、手作り食、マッサージ、アロマ、お灸、健康管理は可能な範囲で出来るだけやってきました。

 

それでも肝臓には肝炎の兆候が見られるようになりました。

 

「うわー、いろいろ頑張ってきたけど、肝炎の兆候か」

 

これが、検査結果を聞いた私の、最初の素直な感想です。

 

そこに若干の「敗北感」を感じていたことも事実です。

 

今まで色々やってきたけど、病気を100%防ぐことはできなかったのか…。

 

 

これが去年の出来事。

 

 

でも、受け入れるのも早かったですね。

 

「だって生き物だもの。年を取ればそりゃ、いろいろあるよね」

 

 

幸い、まだ初期でしたので我が家では薬物療法を選択しました。

 

その話を犬を全く飼っていない看護師の知り合いの人に言ったところ

 

「あー、犬もお年寄りになるとそうなのね!人間もご老人はそういうの多いよね!」

 

という返事が返ってきました。

 

彼女は訪問介護の仕事をしています。

 

なので、たくさんのお年寄りを「介護」や「健康ケア」の視点でみています。

 

そうか、そういう人から見ても、年を取ると肝臓に故障が出たりするのは、結構ある、普通のことなんだな。

 

 

そう思えた時が、私の中でスイッチが音を立ててカチリと完全に切り替わった瞬間です。

 

「さーて、それでは、今までの犬の健康管理の知識を総動員して、ぐりが快適に長く今の状態をキープできるよう、できることを地道にやりますか」

 

 

「100%ピカピカの健康体であれば、そりゃ嬉しいけど、何かしら病気や故障を抱えていたとしても、うまく付き合っていく方法はあるはずだから」

 

 

●病気=負け

 

のような気持ちに傾きかけていた自分自身の軸が、萎れかかった植木が水を得てするすると伸び直すように、強さを取り戻しました。

 

私自身が素直に、犬の病気と老い、という現実を受け入れたのはまさにこの時だったと記憶しています。

 

映画館で予告編が終わると、照明が一段、ぐっと落ちます。

 

幕がそれまでよりもさらに少し開いて、画面が明るくなります。

 

色彩も音響も鮮やかに、明らかに予告編とは違うものに切り替わります。

 

さあ、これからシニア期の第二幕が始まりますよ

 

身体にちょっと故障を抱えたシニア犬:ぐりと、一緒に生活しながら伴走する私の新しい時間の始まりです。

 

主治医と話しあい、積極的な介入(肝臓に針を刺して細胞を取り悪性かどうかを調べるなど)は行わず、薬で様子を見ましょう、という治療方針に決めました。

 

幸い、現在、薬の副作用もなく、肝臓の炎症は、悪性腫瘍などによるものではなさそうです。

 

病気は、生活の質に影響がないレベルにコントロールされています。

 

今日も我が家のぐりは、元気です。

 

これは我が家の事例です。

 

 

でも、やっぱり状況によっては、病気になったことがどうしても受けいれられないケースもあると思います。

 

特に、普段、自分が一生懸命、愛犬の健康管理に気を遣っていたり、出来る範囲内で出来ることは全部やっている!という自負がある場合は、なおさらです。

 

 

「今までの努力は何だったんだろう…」

 

と虚しい気持ちになることもあると思います。

 

 

これまでの取り組みが全否定されるような気持になって、何も手につかなくなることもあるでしょう。

 

 

「こんなはずじゃなかった…」

 

と泣きたくなることもあるかもしれません。

 

…。

 

 

だからこそ、「病気になった時の事」もあらかじめ想定しておくことが大事なのです。

 

もっと言うと、

 

犬が健康なうちから、健康を守る取り組みをすると同時に、病気になったときにも使える家庭での犬のケアを併せて学んでおく

 

ことです。

 

犬が病気です、と告げられると飼い主さんは少なからず衝撃を受けます。

 

だからこそ、犬が健康で心と時間に余裕があるうちに

 

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犬の『病気予防』と『病気になった際のケア』

両方準備しておくこと。

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が、重要なのです。

 

よく

 

「病気になったときのことを今から考えておくなんて、何だか怖くていやだ…」

 

という方がいらっしゃいますが

 

「病気になった時の事を想定するだけで病気になる」

 

訳では、あたり前ですが、ありません。

 

それを言い出すと、世の中の様々な「医療保険」は何のためにあるのか?という話になります。

 

例えば女性向けの女性特有の疾患をカバーする保険もあれば、ガン保険などもあります。

 

病気になった際、広く医療費や入院費をカバーしてくれる保険もあります。

 

そういう保険は基本、「健康なうち」でないと入れません。

 

病気を発症してからだと、入れないか、入れても保険料は高額になります。

 

何故か?

 

保険は「万一に備えるもの」だからです。

 

お金はある意味、こうした医療保険でカバーできる側面があります。

 

でも、病気になった際に役立つ知識や情報はどうでしょうか?

 

ただでさえ「犬が病気になった」という事実で心が打ち震えているのに、その上、

 

●病気の犬に役立つケアや情報

 

をゼロから集めたり、学んだりする余裕と冷静さが、果たしてその時保てるものでしょうか?

 

私だったら…と思うと、多分無理です。

 

基本、小心モノですし、鋼のメンタルも残念ながら持ち合わせていません。

 

だからこそ、犬の健康について常に学び続けています。

 

また、そうした知識やスキルを講座の形で多くの飼い主さんにお届けすることを仕事にしていますが、正直に言えば、そうした知識やスキルで一番恩恵を受けているのは、何を隠そう隠しませんが、私自身だと思います。

 

中でもアロマセラピーは、元気なうちの健康管理にも十分生かしてきましたし、ぐりがシニア期に入り、肝臓に問題を抱えるようになっても、日常生活で本当に役に立っています。

 

 

そう感じているのは、私だけではありません。

>アロマセラピーは、穏やかな精油や芳香蒸留水など
>犬が病気の際にも使える選択があり、助かっています。

>先日、我が家の愛犬が突然、腹部の内出血を起こしました。
>原因は脾臓の腫瘤です。

>幸い、命は助かりましたが、
>回復期のお世話で本当にアロマが活躍してくれて助かりました。

>突然の大きな病気でしたが、術後も家庭で出来るケアがあることで、
>私自身が大きな安心を得られたことが大きかったです。

>アロマを学んでいて、本当に良かったと思えました。

 

 

 

 

 

>我が家の犬は関節を患っており、おそらく痛みもあるため
>歩くのが困難です。

>病院では完治は難しいだろうと言われていましたが
>私自身はできることはできるだけしたい、と考え情報を探していました。

>その際出会ったのが、諸橋先生のドッグアロマ講座です。

>アロマで痛みを消すのは無理でも、少しでも愛犬の苦痛を和らげる手助けになったら、
>という一心で始めましたが
>最近では、犬が気持ちよさそうにラベンダーのマッサージを受けてくれるようになりました。

>以前は痛みのせいか浅かった眠りも、鎮痛剤の効果もあって、ぐっすり眠れているようです。

>最初は「薬に抵抗があるから」という理由でアロマを選択したい、と思ってたのですが
>痛みがあること自体、犬にとっては苦痛だから、薬もちゃんと上手に使って
>アロマのいいところも利用して、犬にとってベストなケアをしよう、と
>先生の講座を受けて、考え方が改まったのがとても良かったです。

 

 

 

 

>私自身、アトピーで長年完治することなく、薬だけがどんどん強くなることに不安を感じていました。
>そこでアロマを使ってみたところ、私には合っていたようで、症状が改善されていきました。

>そのアロマが、まさか犬にも使えるとは知らず驚きました。

>きっかけは愛犬の病気です。
>足の一部がマヒし、もう治らないと病院では言われましたが
>自分もアトピーの時、アロマに助けられたのだから、
>犬にもひょっとして?という気持ちがありました。

>今では、まだ足の一部にマヒが残りますが
>かなり回復してきています。

>アロマが万能!ということを言うつもりはありませんが
>やっぱり実際に愛犬が良くなってきているのを見るのは嬉しいです。

>自宅で出来る方法としてアロマがあって、本当に良かったと思っています。

 

 

 

「どんな状況でも、まだできることがある」

 

こう思えることは大きいです。

 

私自身がアロマセラピーによる犬のケアを飼い主さんに強くお勧めするのはこのためです。

 

大事なので繰り返しますが、犬だって生きている以上、年を取ります。

 

病気になることだってあります。

 

死なない命はありません。

 

でも、「元気なうちにできる限りの事を、飼い主の手でしてあげること」はできます。

 

病気になったとしても

「快適な状態で少しでも長く過ごせるような工夫」

の余地は、いくらでもあります。

 

 

あなたご自身は、愛犬が老いを感じる年齢になったとき、病気になったとき、それを「敗北」のように感じて

 

「自分がもっとこうしていれば…」

 

と後悔の日々を送りたいでしょうか。

 

 

それとも、

 

「普段からできることは全部やってきたし、それ自体は間違っていなかったと思う。

ただ、生き物だから、残念だから老いも病気も避けられない。

だったらこれからも犬が病気や体の変化とうまく付き合きあっていこう。

犬が少しでも苦痛や不便、不安から解放されるよう、引き続き自分で出来ることはすべてやってあげよう」

 

 

と考え、自分にできることを全力で犬にしてあげたいですか?

 

そういう方法で、犬にありったけの愛情を伝えたいと考えるでしょうか?

 

ぜひ今日はこの点について、時間を取って考えてみてください。

 

 

本日は以上です。

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Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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