東洋医学の視点でアロマ精油を選ぶ:3つのアロマ活用法


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

昨日のメルマガの編集後記でこの書籍を少しだけご紹介したところ、お盆休み中の方が多いにもかかわらず、結構な数の方が興味を持ってチェックしてくださったようで嬉しいです。

 

東洋医学の基礎「肝・心・脾・肺・腎」の関係を知りたい方は、まずは本を1冊読んでみるのがお勧めですよ。

●マンガでわかる東洋医学

 

東洋医学の興味のある方は、分かりやすい入門書を1冊読んでおくと、犬の東洋医学ケアも理解しやすくなるのでいいですね。

 

さて、今回は実際に

「東洋医学の視点でアロマを活用するってどういう風にやるの?」

という方のための実際の事例をご紹介しますね。

 

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●心疾患を抱える愛犬に東洋医学アロマで選んだ精油で「芳香浴」と「マッサージ」

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Mさんの愛犬はシニア期に入り、運動を嫌がるようになりました。

 

最初は年だから仕方がないか…と思っていたのですが、そのうち喉につかえるような咳をし始めたので、気になって病院へ行ったところ

「僧房弁(そうぼうべん)閉鎖不全症」

という心臓の病気だと診断されました。

 

治る病気では無いと言われ、現在出ている症状を和らげながら、できるだけ生活の質(QOL)を良い状態に維持してくために投薬を続けましょう、と獣医師から指示を受けました。

 

 

人間の場合、「僧房弁閉鎖不全症」は手術で治療しますが、犬の場合、手術は一般的ではありません。

 

 

そのため、病気とは長い付き合いになりそうだな…ということで、Mさんは愛犬のために投薬治療を行うことにしました。

 

 

そして、できれば愛犬の心臓のために、できるだけストレスを少なくし、元気で過ごせる時間長くするために家でもできることはないか?と考え、アロマセラピーを行うことにしました。

 

このとき、Mさんは「東洋医学アロマ」を選択しました。

 

Mさんご自身が、愛犬のための体質診断チャートを使用して選んだ精油は以下の通りです。

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●血行を促進し、精神を鎮める【心】に働きかける精油:ローズオットー

●食欲がなくなってきているため【脾】に働きかける精油:レモン

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「心臓病になる前は比較的明るい性格で元気だった愛犬が、病気になって以来、食欲もあまりなくなり、すっかりしょげてしまっているように感じました。

 

病気になっても薬でこれ以上悪くならないよう、維持できるのであれば、落ち込んだ愛犬の気分を少しでも上げて、ごはんもおいしく食べられうようにしてあげたいという風に考え

 

 血行促進と心を落ち着けるストレスケアのために【心】に働きかける精油

 食欲を取り戻すためと、気分の明るさを少しずつ取り戻すために【脾】の精油

 

この2種類を、朝はディフューザーを使ってレモン精油を室内に香らせる、夜はローズのマッサージオイルでマッサージ、という風に芳香浴として利用しています。

 

これを習慣として2週間ほど続けていますが、ローズの精油は愛犬がとても気に入りうっとりとした表情で香りに包まれながら、マッサージを受けてくれています。

 

朝はレモンのフレッシュな香りのせいか、私自身もスッキリと爽やかな気持ちになれます。

 

食事の量は以前と比べればまだ少ないままですが、それでも徐々に食べる量が増えてきています。

 

心臓の病気にはとにかくストレスが良くないので、うまくコントロールするようにと、病院からも言われているので、そういう意味で東洋医学アロマケアは我が家の犬に合っていると感じます。

 

ローズの精油に血行促進効果があるとされているのも心強いです」

 

 

アロマケアは「香りを嗅ぐ」というシンプルな方法でスタートできるのが魅力のひとつですがこれを

●芳香浴

と呼びます。

 

Mさんはディフューザーという器具を使用していますが、専門の器具が無くても、ティッシュに精油を数滴たらして、愛犬に嗅がせてあげるだけでも立派な芳香浴です。

 

まずは難しく考えずにやってみることですね。

 

また、Mさんは精油をブレンドした「アロママッサージオイル」も活用して、マッサージも行っています。

 

 

これは、植物オイルにアロマ精油を混ぜた、香りのよいマッサージ専用のオイルの事です。

 

 

これも、市販の化粧用植物オイルに好みの精油を入れて混ぜるだけで、誰でも簡単に作ることができます。

 

ただ、ローズの精油は非常に高価なので品質の確かな精油を購入するだけで1mlで4,320円ほどします。

 

なので、Mさんには私の運営するショップで取り扱っている、精油と植物オイルをブレンド済みの、手軽で使いやすい製品を使っていただきました。

 

これだと、精油単体で購入するより手ごろな価格でトライできます。

 

興味のある方のためにリンクを貼っておきますので気になる方はチェックしてみてください。

●【ローズのアロマケア】ストレスケアと緊張ケアにローズのマッサージオイル(30ml)
https://store.officeguri.com/products/detail.php?product_id=105

 

そしてもうひとつ、「沐浴」という方法についてもご紹介しますね。

 

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●皮膚トラブルに悩み愛犬の【肺】と【脾】の精油で「アロマバス」

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Kさんの愛犬は長年、季節性の湿疹に悩んでいました。

 

病院で調べてもらっても原因がはっきりせず、季節の変わり目だけに犬のお腹に赤いぽつぽつができます。

 

また、湿疹が出ると同時にお腹の調子を崩すこともあり困っていましたが、これも原因がはっきりせず

「季節の変わり目の体調不良でしょう」

ということで、治療の手立てが見つからず困っていました。

 

 

「また季節の変わり目が来る…犬が調子が悪くなったら嫌だなあ」

 

 

そんな風に、Kさんご自身も何だか憂鬱になってしまっている、ということで、愛犬とKさん、一緒に東洋医学アロマを試してみることにしました。

 

Kさんが愛犬のための体質診断チャートを使用して選んだ精油は以下の通りです。

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●秋になり乾燥が強くなると皮膚トラブルが起こりやすい愛犬のために【肺】の精油:ティーツリー

●秋になると便秘がちになる愛犬のために【肺】と【脾】の精油:ジンジャー

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Kさんの愛犬は散歩から帰ると浴室で足を洗う事が習慣になっています。

 

この習慣を利用し、Kさんは愛犬に「沐浴」という形で東洋医学アロマセラピーを実践することにしました。

 

まず、2種類の精油を混ぜて「肺・脾のケア」専用のブレンド精油を作ります。

 

これを瓶に入れて置き、愛犬の足洗いの際、洗面器にぬるま湯を張って、その中に精油を2滴ほど入れて犬用のアロマバスを作ります。

 

この中に愛犬の足を浸して3~5分間ほども「足浴」をすることを朝の習慣にしました。

 

「秋にまた体調を崩したら困るなあ…と思い、夏の終わりごろから始めてみました。

 

気温も下がり、空気の乾燥も進んでいますが、今のところ湿疹も便秘もなく、元気に過ごしてくれています。

 

何より、毎朝スッキリとしたティーツリーの香りと甘いジンジャーの香りを嗅ぐと、私自身がとてもよい気持ちになり、よし1日を元気に過ごそう!と思えます。

愛犬の体調のことで悩みすぎないぞ!というメンタルになれたことがとても大きいですね」

 

 

 

いかがでしょうか?

 

今回は

 

●芳香浴

●マッサージ

●沐浴

 

という3つの東洋医学アロマの活用法についてお話しししました。

 

もしこの3つのうち、1つでも興味があれば手軽に実践できるところから、とにかく始めてみるのがお勧めです。

 

そして次号ではいよいよ、東洋医学アロマのキモである

「東洋医学で考えるアロマの薬効→帰経(きけい)」

についてお話しします。

 

これは一言でいうと、その精油が内臓の「どこ」に対して働きかけるか?という視点で考えるやり方です。

 

肝臓には「肝」の精油、腎臓には「腎」の精油…という風に東洋医学アロマでは、その精油が

「どこ」

に働きかけるか?という視点で選んでいきます。

 

もっと言うと、「体調不良の原因が潜んでいるのはどこ?」をじっくり考えアプローチを決める、というやり方ですね。

 

 

「皮膚は内臓の鏡」

 

という言葉が東洋医学にはありますが、皮膚トラブルを、皮膚だけの問題と捉えず、内臓トラブルの反映では?と考えるのが東洋医学です。

 

この考えを精油選びにそのまま生かす。

 

これが通常のアロマセラピーと、東洋医学アロマの異なるところですね。

 

次号はこの、東洋医学アロマのユニークな考え方についてお話ししていきます。ぜひ楽しみにしていてくださいね。

 

次号の配信は、明日の午前10時頃開始を予定しています。

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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