犬の漢方Q&A:漢方は長く飲み続けないとダメ?


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、前回のメルマガで「犬の漢方薬についての質問を募集します」と告知したところ、たくさんの方がメールで質問を寄せてくださいました。

 

メールをくださった皆さん、ありがとうございます!

 

今日は早速、その中からメールを1通取り上げてご紹介していこうと思います。

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ラブラドール13才と10才の飼い主です。

 

10才のチョコラブは若い時からアレルギーが酷く今まで色々な事(いいと思われる事)試してきましたが、結局根本的な解決には至らず酷い時はステロイドやアポキルを頓服してます。

 

以前4年程前に漢方(種類名前を忘れたのですが)獣医師に処方され1年飲んだのですが結局あまり効果みられず…

 

そして今年カイカイが酷くなる4月位から鍼治療をおこない、6月から漢方(黄連解毒湯と二陳湯)処方され2ヶ月近くになりますが効果???です

 

漢方は長い目でみないといけない薬なのでしょうか?

 

2ヶ月飲んでたいして変化なくカイカイも続いてあるようならあまり効果ないのでは?と思ってしまいました

 

長々すみません

みなさんどれくらい飲んで効果を得られるものなのか?

どれくらいの期間飲んであまり変化を感じなければやめるタイミングなのか…

とても悩みます

(れいりのさん)

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れいりのさんよりいただきました。ありがとうございます。

さて、「漢方薬は気長に服用しなくてはいけない」というのはよく聞くフレーズだと思います。

 

 

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その一方で、漢方薬は

【急性疾患の治療のために生み出された処方】

が多くある、という事実もあります。

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●傷寒論(しょうかんろん)

 

という書物があります。

 

これは古代中国で書かれた伝染病の治療に関する書物です。

 

内容は伝染性の病気に対する治療法、つまり感染症がテーマです。

 

現代のように抗生物質がまだ知られていない時代、腸チフスとかコレラなどの病気で、人がバンバン倒れていた時代です。

 

感染症によって多くの人の命が失われる、人の平均寿命が20~30歳といったような時代があったんですね。

 

こうした感染症は「じっくり体質改善」などとのんきなことを言っている暇はなく、即効性がある薬を処方しないと、命に関わります。

 

なので「即効性」のある漢方薬の処方が求められました。

 

傷寒論の中には、そんな「感染症」の治療法が書かれており、現代でも使用されている漢方の方剤(=生薬を組み合わせ、ブレンドした薬。いわゆる漢方薬)が登場しています。

 

何が言いたいかというと、「漢方薬」は確かに体質改善のためや、体力増強のために長期間にわたって飲む場合ももちろんありますが…。

 

一方で

「急な症状に対応できる、即効性がある」

という使い方もされますよ、ということです。

 

私自身も漢方薬を処方する内科医にかかっていますが(人間なので人間の病院です)2週間後に必ず来てね、と言われます。

 

これは、2週間飲んでみて、その漢方薬が本当に私自身に合っているかどうか?のチェックをするためです。

 

漢方薬を飲み始めて、何らかの症状の改善や変化があれば、その薬が合っていると判断し続ける。

 

ちなみに私の場合はつい一昨日2回目の受診をしてきたばかりです。

 

ものすごい低血圧だったのが、じわじわ血圧が上昇しようやく人並みのところまで戻りました。

 

(血圧は測定してグラフを付けるよう指示があり、きっちり2週間記録をつけて、それを提出しています)

 

あとはホルモンバランスの崩れからくる不快症状が改善されてきたので、身体が楽になってありがたいですね。

 

このように、記録データや体の自覚症状にプラスして、病院での診察をしてもらった上で同じ薬を継続してもう2週間飲んでみましょう、ということになりました。

 

漢方薬については、その犬に合ってるのか?というのは大事なポイントです。

 

なので変化が無ければもう一度処方(薬の種類)や生活習慣全般などを見直してみる。

 

漢方薬を処方される場合、「2週間」を一つの目安にされることが一般的に多いようです。

 

だた、これはあくまでも目安です。

 

体質改善がメインであれば、2週間でそうそう体質が変わるものでもないですから、もっと長い期間が必要になるでしょう。

 

かといって、先が見えないのもやはり不安になると思います。

 

れいりのさんの愛犬を診てくれている先生が

 

・体質改善を考えて長い目で見て処方を行っているのか?

 

・即効性を狙っているが、まだ効果が表れていないのか?

 

・それ以外の理由?

 

どの理由で、現在の処方を決めておられるかは、その先生ご自身にしかわかりません。

 

なので、可能であれば現在感じている不安や疑問を、担当の先生に正直にお話されてみるのも一つの方法だと、私自身は考えます。

 

担当の先生がベストだと思って行ってくれている治療である一方で、飼い主さんが不安や疑問を感じているのであればその点もしっかりクリアしたいところですよね。

 

飼い主さん自身が心から納得し、安心して治療を受ける、ということも尊重されるべき、大切なポイントだと、私自身は考えています。

 

折角漢方薬を利用されているのですから、安心して、スッキリした気持で愛犬に飲ませてあげられるといいですよね。

 

今回のメルマガ記事が、何らかの形でれいりのさんのお役に立てれば幸いです。

 

また何かありましたら、メールで質問を送ってくださいね。

犬の漢方薬についての疑問・質問は引き続き募集しています。

 

●犬の漢方薬についての疑問・知りたい事送信フォームはこちら:

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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