犬が膀胱炎になりました。抗生物質+漢方薬併用の話。


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、先週の木曜日の事なのですが、我が家の黒ラブ:ぐり(13歳)が生まれて初めての膀胱炎になりました!

 

外出して帰宅すると、家の中でおしっこをした跡がある…。

 

見るとそのおしっこの中に血が混じっているではないですか!!!!

 

13歳のぐり、これまで大きな病気はほぼせず、血尿も初めて!!!

 

なんか怖い病気だったら、どどどどどどどうしようーーーーーーー!

 

と、とりあえず、おしっこシートで血尿を吸い取り、その様子を買ったばかりのiPodtouchで撮影。

 

(新品のiPodtouchに、犬の血尿画像が収録されている…しかも慌てて撮影したので3枚も)

 

おしっこシート自体もビニール袋に入れて持参。

 

診療時間終了ぎりぎりでかかりつけの病院へ駆け込みました。

 

エコーで膀胱をチェックしてもらい、診断名は

「膀胱炎」。

 

おしっこシートも見てもらいましたが「典型的な膀胱炎の出血の仕方」ということでした。

 

(慌てておしっこの染み込んだおしっこシートを、なんかの診断の助けになれば…と持参したのが役立ってほっとしました。そうじゃないと、ただの汚れたおしっこシート持ってきた人…になってしまいますからね・苦笑)

 

膀胱炎というと、排尿時に痛みがあり、何度もトイレに行って、しゃがむがおしっこが出ない…というイメージでした。

 

でも実際には、我が家のぐりの場合は、排尿回数も普通。

 

おしっこをする際の様子もいつもと特に変わらず。

 

食欲もあり、一見するととても元気。

 

という具合でしたので、「膀胱炎」と言われたときには意外な感じがしました。

 

なるほど、分かりやすい行動の変化が現れない場合もあるのだな、とひとつ勉強になりました。

 

膀胱炎は、細菌による感染が主な原因です。

 

尿道から菌が滝のぼりして、尿道の真ん中へんあたりまで侵入するのは、健康な犬でも普通にあることです。

 

(これについては、犬の家庭の医学講座を受講された方は、040:下部尿路感染症、の項目を復習してみてください)

 

ただ、だいたいは膀胱や尿道そのものが病原体の侵入を防ぐ仕組みになっているので、通常はそんなに奥まで菌は入り込めません。

 

あと、おしっこ自体に抗菌作用があるので、おしっこをして、じゃーっと菌を洗い流すことで、通常は大きな問題は起こりません。

 

ただ、我が家のぐりは13歳。

 

さすがに大型犬の13歳となると人間に換算すると82歳くらい、という説もあるほどです。

 

要は、結構いい年だということです。

 

「どうしても高齢になると免疫力が下がるので、膀胱炎も起こりやすくなりますよ」

 

という、かかりつけの先生の話も納得です。

 

というわけで、生まれて初めての膀胱炎で、ぐりは抗生物質を飲み始めました。

 

感染症の治療には、ビシッと抗生物質を飲む、原因菌を短時間でしっかり叩く、という考えに私は賛成です。

 

なので、処方された薬をしっかり飲ませています。

 

と、同時に漢方薬を使って

 

「排尿を助ける」

 

「炎症を鎮める」

 

という方向で、身体を楽にしたいと考えました。

 

そこで今回、ぐりには

●猪苓湯(ちょれいとう)

という漢方薬を飲んでもらっています。

【犬に漢方薬:ぐり、膀胱炎になる】

 

「猪苓湯」は膀胱炎の際、抗菌薬と併用でよく使われる薬です。

 

細菌感染による膀胱炎の場合、ファーストチョイスは「抗菌薬」。

 

原因となっている菌を殺すのが最優先事項になります。

 

それと併用で漢方薬を使用することで「身体」の方への働きかけができます。

 

例えば、「猪苓湯」に含まれる

 

・猪苓(ちょれい)

・沢瀉(たくしゃ)

・茯苓(ぶくりょう)

 

は代表的な「利水作用」のある生薬です。

 

簡単に言うと、おしっこを出やすくしてくれる働きがあります。

 

その他にも、

 

・滑石(かっせき)

 

という生薬が含まれており、これは「利水」+「熱を冷ます」作用があります。

 

 

・阿膠(あきょう)

 

という生薬も含まれていますが、これは「止血薬」として用いられます。

 

また化膿、疼痛、にも良いとされ、おしっこ減少の際にも用いられる生薬です。

 

細菌感染で膀胱の粘膜が腫れ(エコーで見たらぼこぼこでした)、血尿が出ている状態ですので今回の我が家のケースでは、利水作用があり、出血を止め、腫れや化膿を鎮める作用を持つ、

●猪苓湯

という選択になった次第です。

 

ちなみに同じ「膀胱炎」という診断がついた場合でも、症状や状態によって、漢方薬の選択肢も変わってきます。

 

なので、もし読者の皆さんの中で、同じように犬が膀胱炎で困っている場合は必ず

「あなたご自身の愛犬の状態にあった漢方薬」

を、獣医師の先生に相談の上、選んでもらってくださいね。

 

我が家の漢方薬の活用法をご紹介することで、犬に漢方薬を使用することに興味がある飼い主さんのご参考になれば幸いです。

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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