犬の東洋医学:同じ風邪なんてひとつもない


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

 

風邪が流行る季節ですね。

 

私はドラッグストアを大した用もないのに巡回するのが好きなのですが

 

(犬が毎日同じコースを巡回するようなものです。毎日変化がないか、とかちょっとした変化を見つけると嬉しいとか、そういう感じですね)

 

今時期は『風邪特集!!』と言わんばかりに風邪コーナーが充実しています。

 

最近は、その「風邪コーナー」の中に漢方薬も混じっています。

 

で、これが結構「種類が多い」んですね。

 

実は、「風邪」ひとつとっても東洋医学では

 

「症状や体の状態に合わせて処方する」

 

という特徴があります。

 

これを

 

——————

「証(しょう)」を診る

——————

 

と言います。

 

これこそが東洋医学の最大の特徴であり、東洋医学を犬の健康管理に活用する、最大のメリットでもあるので今日はその話をしていきますね。

 

(少し長いです)

 

東洋医学を学び始めたばかりの人が

 

「む、難しい…」

 

とつまずきがちなポイントのひとつにこの「証」があります。

 

理解してしまえば別段難しくないですし、より、一人ひとりの身体の「状態」に合わせた対応をしよう!というための考えなのである意味親切でもあります。

 

今回のテーマである「風邪」一つとっても

 

「私の風邪は喉から」

 

「私は鼻から」

 

と、某風邪薬の有名なCMにあるように、実は一人ひとり、症状を感じ始める場所も違えば、感じる強さの度合いも違います。

 

熱、と一言で言っても

 

・微熱

 

もあれば、

 

・38℃超えの高熱

 

もあるでしょう?という話。

 

後は同じ風邪でも

 

・寒気を強く感じる

 

という人もいれば、

 

・高熱で汗ばんでしまう

 

という人もいる。

 

言われてみると「はーん」ですが、でも私たちは普段、風邪一つとっても、ものすごくざっくりとした「風邪」というイメージでとらえてしまいがちではないでしょうか。

 

私の風邪は、熱は高く出ないけど寒気がゾクゾクとして長引きますが、今メールを読んでいる読者の方の風邪はまた別かもしれない。

 

高熱がガッと出て、でもつらいのはせいぜい一日か二日。後はケロッと治ります、という人もいるはずです。

 

私たちは日常会話で何気なく

 

「風邪ひいちゃってさあ」

 

等と言いますが、その「風邪」の中身を観れば、あなたの風邪と、私のイメージする風邪では、実は中身が全然違うものかもしれない。

 

 

私たちは健康について、体について、病気について、案外こういう不確実な捉え方で、普段ふわっと考えていることが多い。

 

でもいざ、自分自身や、ましてや言葉を話さないという特徴があるので、飼い主側が細かく観察をし、状態を把握する必要のある「犬」について考えるとき、その

 

「ふわっとした捉え方」

 

で、果たしていいのか?

 

今回のメルマガで、読者の皆さんに考えていただきたいポイントはそこです。

 

では、東洋医学では「風邪」に対してどういう風に分類分けしているのか?ですが、例えば、風邪に処方される漢方薬をざっと挙げるだけでもこうなります:

 

●風邪の初期:

 

【1】悪寒・寒気・のどの痛みなど

→ 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

 

【2】頭痛・肩や首の後ろにこわばりがある

→ 葛根湯

 

【3】頭痛・関節痛・腰痛・咳があり症状が激しい場合

→ 麻黄湯(まおうとう)

 

【4】水のような鼻水が出る、くしゃみ、咳があり症状は中程度

→ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

 

【5】虚弱体質の風邪で汗ばみがある

→ 桂枝湯(けいしとう)

 

 

●風邪が長引いた場合:

 

【1】悪寒・寒気・のどの痛みなど

→ 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

 

【2】風邪による吐き気や食欲不振を伴う場合

→ 小柴胡湯(しょうさいことう)

 

【3】痰が切れにくく、喉の乾燥を訴える

→ 麦門冬湯(ばくもんどうとう)

 

【4】虚弱体質の風邪で食欲不振、全体の倦怠感

→ 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

 

【5】比較的症状が強く出る風邪で、のぼせ、汗ばみ、吐き気がある場合

→ 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

 

 

どうでしょう?

 

結構細かくパターンが分けられていると思いませんか?

 

「証」を見る基本パターンはまず2つです。

 

●陰

 

 

●陽

 

か?

 

その次に

 

●虚

 

 

●実

 

か?

 

このあたりから、多くの方が

 

「わ、わかりにくい」

 

「怪しい…」

 

と迷路にはまり込むことが多いです(笑)

 

でも、この「虚実」「陰陽」は実は身体の病気に対する反応パターンだったり、その強さの分類だったりするので別に怪しくもなんともないものだったりします。

 

では、この「虚実」「陰陽」って、現代の私たちの健康の知識で、もっとわかりやすく言うと一体何なの???ということについて引き続き次号のメールで話して行こうと思います。

 

楽しみにしていただけると、嬉しいです。

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
犬の手作り食動画を配信中です。チャンネル登録していただけると最新動画を見逃しません。ぜひチャンネル登録をお願いします。
↓   ↓

犬の手作り食やアロマセラピー、マッサージなど、家庭でできる犬の健康のための情報を配信しています。

犬の手作り食・アロマ・マッサージ:ぐり通信

この記事は「メルマガ:ぐり通信」のバックナンバーです。
愛犬の健康寿命を延ばすホームケア「犬の手作り食」「アロマセラピー」「薬膳」等の情報を配信しています。

★メルマガ「ぐり通信」を無料でご購読いただけます!
下記のフォームに本名を漢字で正確にご登録ください。カタカナのみ、ローマ字のみ、ひらがなのみ、犬の名前などで登録された場合はいたずらとみなし、一切の情報を配信いたしませんので事前にご理解の上ご登録ください。



メールアドレス(必須)



【犬の検査数値の読み方が分からず、獣医さんの説明が全然理解できない…そんな飼い主さんへ】

検査数値の見方を学ぶことは、犬の身体を理解することです。

検査数値を学ぶ大切さを全9回の無料メールセミナーにまとめました。

ぜひご登録ください。


 

●愛犬の薬膳を学ぶ無料メールセミナー:無料登録はこちらから!

●犬の手作り食にお勧め!身近な薬膳食材10種の解説テキスト:無料請求はこちらから。

●犬の手作り食を学ぶ:無料メールセミナー配信中!登録はこちらから

●犬の食事の栄養バランスが気になる方へ:栄養学を学ぶ無料電子書籍の請求はこちらから

●犬に野菜をあげても大丈夫ですか?を解説したテキストを無料配布中!

 

●アロマセラピーで犬に安全な虫よけ~アロマの虫除けメール講座のご登録はこちらから。

犬のためのアロマテラピー無料オンラインメールセミナーのご登録はこちら。

犬のアロママッサージ電子書籍テキスト配布中!ご請求はこちら。

犬に禁忌なアロマ精油23種のリストと解説動画配信中!今すぐエントリー!

愛犬の冷え対策オンライン講座配信中!今すぐエントリー!

 


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。