犬の体を知り、病気を理解する(4)馴染みのない臓器の病気!どう対応する?


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、ここからは

 

犬の体をよく知って健康管理に生かす、病気の早期発見につなげる

 

というテーマでお話ししていきます。

 

犬の体について初めて学ぼうとする場合、以下の8つの「」で理解するのがおすすめです。

8つの系」はこちら:

 

 

 

—————–

●呼吸器系

 

●循環器系

 

●消化器系

 

●泌尿器系

 

●生殖器系

 

●内分泌器系

 

●骨・筋肉系

 

●神経・感覚器系

—————–

 

今日はこの中から、犬と飼い主さんにとっては最も身近で、その分トラブルを経験することも多い

 

消化器系

 

について、今日は解説していきます。

 

—————–

●消化器系

—————–

 

消化器は、「食べ物」を消化し、栄養素を吸収する大切な器官です。

 

もし、消化器がうまく働かないと生命維持に必要な

 

・栄養素

 

・エネルギー

 

を体に取り込めなくなります。

 

食事は毎日のことですし、食事をとることは命に関わる行為です。

 

それを毎日、粛々と重なってくれているのが消化器系です。

 

一方で、

 

・下痢

 

・嘔吐

 

・食欲不振

 

など、トラブルを多く経験するのも消化器系です。

 

消化器系は、胃や腸など直接食物を通過させる期間の他に、

 

・歯

 

・舌

 

・唾液腺

 

・肝臓

 

・胆嚢

 

・膵臓

 

があります。

 

この中で、特に犬の飼い主の皆さんが多く経験するのが

 

肝臓に関わる不具合、病気

 

です。

 

しかしながら

 

何をしている臓器なのかが今ひとつよくわからない

 

なので急に”肝臓の数値が高いです”と言われても、はあ、としか反応できず、今後の見通しが立たたず不安になる

 

という飼い主さんの声が多いのも、肝臓がらみの話の特徴です。

 

何を隠そう隠しませんが、私自身が現在一緒に生活しているレトリーバー「ぐり13歳」の慢性肝炎と長い付き合いをしています。

 

そのエピソードをこのメルマガに、度々書いていますが、そのせいか

 

我が家も実は慢性肝炎と言われてびっくりしました!

 

というメールを、読者の方からよくいただきます。

 

そんなわけで、慢性肝炎は個人的に、「犬には身近な病気だな」という印象です(多少バイアスはかかっていますが)。

 

そこで今回は、「犬の慢性肝炎」と急に告げられて驚いたものの

 

肝臓

 

について正しく知ることで、病気とうまく付き合っていく決心がついて、冷静になれたKさんの事例をご紹介します。

 

—————————————

●まさかうちの犬が、慢性肝炎!!衝撃を受けたKさんの話

—————————————

 

「犬の食欲不振と度々の嘔吐で心配になり、動物病院を受診しました。

 

念の為、血液検査を受け、結果を聞きにいった際に、今回の食欲不振と嘔吐には無関係なのですが…と前置きした上で肝炎の兆候がある、と言われました」

 

「え~~~~!肝炎?犬も肝炎になるの??というのが正直なところで、なぜなら、肝炎って、お酒をたくさん飲む人がなるんじゃないの??という程度の漠然とした知識しか、当時の私は持ち合わせていなかったからです

 

 

「だから愛犬が肝炎…と聞いた時は、とにかくびっくりで、だったらこの後、うちの犬はどうなっちゃうの???と不安でいっぱいになりました。

 

 

おかげで先生にいろいろ説明されても思考停止してしまい、何が何だかよくわからない。

こんなことなら、犬の体についてもう少し勉強しておけばよかった…と心底、後悔しました」

 

 

犬の慢性肝炎には様々な原因があります。

 

一方で「原因がわからない」というケースも多い。

 

加えて慢性肝炎は、初期の場合、症状がはっきり現れないことが多いです。

 

そのため、肝炎とは直接関係ない体調不良が原因で、血液検査をしたら、たまたま見つかった、というKさんのような事例も多いです。

 

こんな風に、はっきりした症状が現れていないにも関わらず

 

あなたの愛犬は肝炎の兆候がありますよ

 

と告げられると、まさに寝耳に水。

 

飼い主さんはびっくりするし、急にそう言われても、肝炎って??肝臓って??と頭の中がはてなマークでいっぱいになり、思考停止になってしまうことが多い。

 

でもそこで、飼い主さんが冷静に獣医師の話を聞けないと今後の治療方針もうまく定まらないし、
何より飼い主さん自身の不安が増してしまいます

 

そういう状態だと、犬にとっても、飼い主さんにとっても、良い判断ができるとは言い難い。

 

…。

 

このメルマガでは繰り返し言っていることですが、犬が病気になるのは、生きている以上、ある程度は当たり前。避けられない事柄です。

 

もちろん予防は大事です。予防できる病気は、可能な範囲で予防に取り組むことが大事です。

 

しかしながら、それでも病気になる時には、なるのです。

 

病気の原因はわかっているものもあれば、はっきりしないものもある。

 

今回のケースも「慢性肝炎」などはその一例です。

 

こういう時

 

「もっとこうしていれば病気にならなかったのでは?」

 

「食事が良くなかったのでは?」

 

という風に、どうしても犯人探しをしたくなるものです。

 

そして食事や生活の中に原因をもつけられない場合はどうなるか?

 

ご自身を責める飼い主さんがとても多いです。

 

でも飼い主さんご自身が、自分を責めても冷静な判断とは遠ざかるばかりです。

 

犬に病気が見つかった時、大切なことは何か?

 

病気について、犬の体の現状について客観的で正しい理解をすること。

 

そして冷静に、獣医師と一緒にベストと思える治療法を選択することだと、私は思います。

 

そのために必要なのが

 

犬の体についての基本的で正しい知識

 

です。

 

今回の事例、Kさんの愛犬に話を戻しますが、Kさんご自身はこの時点で

 

肝臓

 

についての知識が不足していました。

 

幸いなのは、ご自身でその点に早く気が付いたこと。

 

では、Kさんはその後、どうしたのでしょうか?

 

肝炎、と言う病気がどう言うものか?を、まずネットで調べることからスタートしました。

 

肝炎で調べると、犬ではなく、人間の肝炎についての情報がたくさんヒットしました。

 

以前、メルマガで諸橋先生が

 

犬と人間は、犬と魚、ほどはかけ離れていないので、大まかな情報収集をしたい場合、犬にこだわらず、人間向けの情報を参考にすることも役に立ちますよ

と書いていたのを覚えていたので、肝炎について解説されている病院のHPなどを参考に、肝炎について調べました」

 

 

「また、肝臓についてもよくわからなかったので、ネットで調べました。

 

こちらは製薬会社のHPで、肝臓の働きとその病気、と言う内容が説明されているのを見つけてそこを読んで勉強しました」

 

 

「そんな風に、肝臓の働き、肝臓にまつわる単語(肝硬変とか、肝酵素とか)にもだんだん慣れることができて、そうすると不思議なことに、動物病院の先生のお話も自然に頭に入るようになってきました

 

「以前、諸橋先生が”病院の説明が難しく感じられるのは単語に慣れていないせい”とおっしゃっていましたがまさにその通りだと感じました。

 

肝臓にまつわる単語がわかると、動物病院の先生のお話が、するする~っと不思議なことにわかるようになりました。

 

わかると今度は、不思議と安心感がみなぎってきました。

 

犬の体の状態は同じなのに、理解できるとできないとでは、こんなに自分の精神状態が違うんだな~と。

飼い主も犬の体のことを勉強すれば、ちゃんと病気について理解できるんだ、とすごくほっとしました

 

 

「肝臓の病気は急性のものと慢性のものがあり、我が家の場合は慢性です。

 

肝炎で特に注意が必要なのが、慢性肝炎だと言うことも病院の先生に聞き、理解できました。

 

初期の場合はこれと言って症状が見られないのが、慢性肝炎の怖いところだそうです。

 

肝臓での炎症が続き、修復が追いつかないと、そこから細胞ががん化して肝臓ガンになったり、肝硬変になることもあるという説明も受けました。

 

でも今なら、お薬で炎症をコントロールできるし、肝臓は沈黙の臓器と言われるほど、初期では症状が出にくいので早めに見つけられたのは本当にラッキーですよ、と言われました」

 

 

「正直、もし肝臓のこと、肝炎のことをちゃんと知ろうとしなかったら、病気になってしまったのに、どこがラッキーなんだろう?と考え方が歪んでしまっていたかもしれません。

 

病気について、肝臓について、正しく理解できたからこそ、病気の治療についても納得して、前向きな気持ちで取り組めるようになりました。

 

我が家の愛犬は今の所、目立った症状もなく、肝臓の状態は現状維持で、落ち着いています」

 

 

「犬の体について知ることが、犬の病気と付き合っていく上でどれだけ大切か?

 

身を以て知った経験になりました。

 

先生のメルマガや講座を通して”犬の体についての知識”普段から蓄えておく重要性を知っていたおかげで冷静に頑張れたと思います。

 

本当に知識って大切だし、いざという時に助けになるな、と言うのを実感です」

 

以上がKさんの体験談になります。

 

今回のエピソードを読んでみて、今メルマガをお読みのあなたご自身はどう感じましたか?

 

 

また、あなたご自身は、普段から犬の体を理解するために、どんな取り組みをしていますか?

 

ぜひ今日は、この2つを考えてみてくださいね。

 

次号のメールでは

 

「犬の体について、基礎知識を学びたいけれど、Office Guriさんでそう言う講座はありませんか?」

 

と言う方のために、Office Guriで主催している「犬の体を学ぶ講座」について、ご案内する予定です。

 

最近この講座についてお問い合わせが増えてきているので、詳細をお知らせしますね。

 

興味のある方は楽しみにお待ちいただけると幸いです。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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