シニア犬薬膳:薬膳で考える「老化」の原因は「一つ」じゃない


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

まずお知らせから。

 

●シニア犬の薬膳講座:オンライン版

 

は、明後日2019年6月26日(水)午前10時より募集を開始予定です。

 

募集人数は今期30名を予定しています。

 

このメルマガをお読みの読者の皆さんへ、メルマガを通して優先的にご案内を差し上げる予定です。受講をご検討中の方は、水曜日をお待ちくださいね。

 

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●老化が加速する原因は「複合的」

 様々な原因が絡み合って老化が進むと考える

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前回のメルマガで、薬膳では

 

「老化は自然現象。

なので、老化自体はをまずは受け入れ、その上で、体の変化とどう向き合い、変化の中で少しでも快適に、楽しく生活するためにはどうしたらいいかを考える」

 

という話をしました。

 

老化と向き合うのは、老化を加速させる体の中で起こっている要因は何か?と、まず向き合う必要があります。

 

薬膳では、この老化の原因を「8つ」に分けて考えています。

 

この「8つ」の原因なんですが、一般的にはチャートなんかを用意して「この症状に当てはまるYES・NO」形式で答えていくと、最後に

 

「あなたの犬は〇〇タイプ!」

 

と一つのタイプに固定するのが、わかりやすいといえばわかりやすい。

 

でも、実際にはなかなか綺麗に「このタイプ!」と割り切ることは難しいです。

 

例えば、もともと胃腸が弱くてシニア期に入ってから食欲がなくなってきた。

 

そのせいで、毛艶が失われパサパサになり、爪も脆くなり割れることが多くなった…という場合。

 

薬膳の視点では、これは

 

●気虚(ききょ)×血虚(けっきょ)

 

の複合タイプかな、という風に考えます。

 

気虚(ききょ)」というのは薬膳で考えるところの「エネルギー不足」による諸症状のことで、原因は

 

胃腸の虚弱で食欲がない、食べたものをきちんと消化吸収してエネルギーに変えられない

 

という「胃腸の不調」と関連づけられて扱われることが多い症状です。

 

そして、この「気虚(ききょ)」の症状がさらに進むと「血虚(けっきょ)」の症状になると、薬膳では考えられています。

 

血虚(けっきょ)」というのは血液に含まれる栄養の不足、または血液量そのものの不足によって起こる、諸症状を指します。

 

●血液に含まれる栄養の不足

=食事からしっかり栄養を取れないので、体をめぐる栄養そのものが足りなくなる

 

●血液量そのものの不足

=手術や怪我、病気による出血で大量に血液が失われる

 

という意味で考えられていますから、もし、あなたの愛犬が

 

・特に病気があるわけではなく(動物病院で診断を受けて確定済み)、内出血もない

 

・食欲がとにかくない

 

・胃腸が弱い

 

という条件を満たしている場合、まずは「気虚」のケアを薬膳で試してみて、その延長で「血虚」の改善するよう、工夫していきましょう、という風になります。

 

この「複数の要素が絡み合って、体調不良の原因になる」という考え方は、シンプルにスパッと割り切れるものではないので、人によっては

 

「わかりにくい!」

 

と感じる方もいると思います。

 

でも実際に、私たち生き物の体は複雑です。

 

たった一つの原因を突き止めて

 

「これがズバリ老化の加速原因!」と割り切れることの方が少ない

 

ということは、頭に入れておく方が、実際の犬の体と向き合いやすい。

 

個人的にはそう感じています。

 

薬膳は「体全体の調子を整えることで、今気になる体の悩みを改善する」というのが基本です。

 

そういう意味で、

 

「××を食べれば、老化防止になり、アンチエイジング!」

 

というようなスパッと割り切ったシンプルさは、正直ありません。

 

 

その代わり、

 

「犬の体の状態をじっくり向き合い、複数の老化の原因に目を向けて、それに対してゆっくり食事から、生活習慣から変えていくことで犬のシニア期を少しでも快適に、楽しく過ごせる時間を長く」

 

というのには向いています。

 

もし、今メールをお読みの読者の皆さんが

 

「私も歳を取ってきた我が家の愛犬の老化とじっくり向き合って、それを受け入れながら、少しでも体に良いもの、体調を整えるのに役立つ食事を考えてあげたいな」

 

とお考えの場合、水曜日にご案内予定の講座はお役に立てると自負しています。

 

そんなわけで、必要とされる多くの飼い主さんに「シニア犬のための薬膳の知恵」をお届けできるよう現在準備中です。

 

次号のメールでは、薬膳初心者の方がどうやって「シニア犬のための薬膳」を学べばいいかを、お話しする予定です。

 

必要を感じる方は是非楽しみにお待ちくださいね。

 

次号のメールは明日、配信予定です。

 

Office Guri
諸橋直子

 

(終)

 

■追伸1:

 

今回、シニア期の薬膳講座を作るにあたり、中医学の本、薬膳の書籍、薬膳辞典などひっくり返して資料を色々再チェックしましたが、改めて

 

「食べることの重要性」

 

を再確認する結果になりました。

 

これは講座の中でも言っていることなのですが、私たち人間も、犬も「食事を通して」体に必要なエネルギーと栄養素を取り込む、というのが基本になっています。

 

なので、まず胃腸の状態が元気でないと、必要なものが取り込めないし、不足する。そうすることで、最終的に体が弱ってくる。

 

なので薬膳では、胃腸を元気にするとか、消化を助けるとか、そういう記述がすごく多いし、そのような働きがあるとされる食材のリストも長い。

 

やっぱり、食べることは生きることなんだなーと、改めて思った次第です。

 

健康を考える上で、もちろん食事は大事です。でも全てではない。

 

一方で、食事の影響力が大きいことも事実なので、このバランス感覚をうまく保ちつつ、食事に向き合っていけるといいかな、と。

 

そのあたりも講座を通して、伝えられるといいな、と思っています。

 
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