犬のやり直し栄養学:コレステロールは悪なのか?


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

今日は、

 

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●単独で栄養素を目の敵にしても、あまり意味ないよ

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っていう話をします。

 

●愛犬と手作り食飼い主さんの「やり直し栄養学講座」

(講座名が微妙に変わってきていますが、まだ制作過程なのでそのあたりは温い目でみてください)

 

のテキストを昨日もコツコツ製作していたのですが、今ちょうど、脂質のところを書いているのでそれについて普段から思っていることを書きます。

 

まずは質問です。

 

コレステロール

 

脂肪

 

と聞いて、今まさにメールを読んでいるあなたご自身は、頭にパッとどういうイメージが浮かびましたか?

 

コレステロール、素敵!

 

とか

 

うんうん、脂肪最高!

 

と思った方、は正直少ないのではないか?と予想します。

 

理由は、世の中では、人気のある食品で

 

コレステロールカット

 

とか

 

脂肪分カット!もしくはゼロ!

 

をうたう商品が多いから。

 

そしてそれらが、そこそこ、いやかなり売れているからです。

 

この2つはどちらも栄養学的に見ると「脂質」カテゴリで取り上げられるものですが、この「脂質」が結構、世の中的には厄介者扱いされているのが現状です。

 

例えば、少し前にかなり話題になったものに

 

トランス脂肪酸

 

というのがあります。

 

マーガリンは、植物油または動物性油脂を加工して、バターにそっくりな質感と食感を作り出したものですがその加工の過程で

 

トランス脂肪酸

 

が生まれます。

 

この「トランス脂肪酸」が心臓疾患のリスク増加と強い関連性があるのではないか?という報告がされ、一気に「これはいかん!」というムードになりました。

 

トランス脂肪酸」が話題になった際には、私のところにも随分と

 

トランス脂肪酸は犬にも悪影響なのではないでしょうか?どう対応したらいいですか???

 

とメールで質問が寄せられたので、よく記憶に残っています。

 

そして…。

 

その時の私の回答は、うんといろいろなところを端折って一言で言うと

 

摂りすぎなければ問題ないのでは?

 

でした。

 

え?何故?

それって体に悪いんでしょ??

 

そんな疑問を持った方に向けて回答すると、まず、「コレステロール」もそうですし「脂肪」もそうなんですが、その存在自体に害がある、というわけではありません

 

これは言い換えると、一口でも食べようものなら即、健康に害が!という種類のものはないということ。

 

そんなものはもう、食品でも栄養でもなく「毒」ですからね。

 

では何が問題か?というと「」です。

 

摂取量」の問題。

 

コレステロールカットの加工食品がなぜ売れるか?

 

コレステロール」を少しでも摂取してはいけない悪の成分と誤解しているか、別のところでコレステロールを過剰摂取しているから、その帳尻合わせをしたいから、のどちらかです。

 

後者の場合はよく分かります。

 

普段から、コレステロールを多く含む食品を過剰に摂取していて、健康診断で要注意と指摘を受けたから、とか、食生活の改善を指導された、という場合がそうですね。

 

 

でも前者の場合、「コレステロール」を少しでも摂取してはいけない悪の成分とみなしている場合、
これは誤りです。

 

そもそも「コレステロール」は私たちの体を作るのに必要です。

 

例えば、細胞を包む「細胞膜」。

 

その細胞の中にある「」を包む「核膜」。

これらの「」いわゆる「生体膜」を作るのに、「コレステロール」は必須の材料です。

 

言い換えると、「コレステロール」は「細胞レベル」で必要とされている物質だと言うことです。

 

私たち人間の場合、細胞は37兆個あるとされています。

 

37兆個ですよ?

 

数字で並べると、こんな感じです。

 

 

37,000,000,000,000個

 

この37,000,000,000,000個の細胞がコレステロールを必要としているんですから、もし

 

「コレステロールは体に悪い!!悪の物質!」

 

なんて言ったら、37,000,000,000,000個の細胞を敵に回します。大ブーイングです。

 

そもそも、その細胞が形作っているのは、私たち自身な訳ですから、その細胞を敵に回していいことなんて一つもありません。

 

私たちの体に「コレステロールは”適量”必要」。

 

そう、大事なのは「適量」と言うことです。

 

」と言う概念が、めちゃくちゃ大事です。

 

この「」と言う概念をすっ飛ばして

 

脂肪は良くない!

 

コレステロールは悪!

 

と言う風に、特定の栄養素や成分そのものを叩いたり、避けてみてもあまり意味がありません。

 

もっというと、場合によっては極端にそれらの成分を避けることによって、健康上、デメリットが生じるケースもあります。

 

誤った栄養に対する認識と、極端な摂取制限が重なった時、それは健康を害するケースもある、と言うことを覚えておくことが大事。

 

なにせ、私たちがその食生活を100%管理しているのは犬ですから、犬たちの健康を考えるのであれば、偏った知識や思いこみではなく、必要なのは、

 

客観的で科学的に正確な栄養の知識

 

です。

 

思い込みは一旦捨ててみましょう。

 

まっさらな目で、食事にまつわる情報を見直してみましょう。

 

案外「思い込み」で判断していることも多いはずです。

 

今日はそこのところを、ちょっと考えてみてもらえると、私もとても嬉しいです。

 

それではまた次号で。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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