犬の漢方薬:副作用の話(2)


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今日も引き続き

「漢方薬の副作用の話」。

 

前回のメールで、

注意が必要な生薬の代表を4つ挙げますね。

—————————–

●麻黄(まおう)

●附子(ぶし)

●大黄(だいおう)

●甘草(かんぞう)

—————————–

 

ということで、副作用に注意すべき代表的な生薬4つを挙げました。

 

これについて詳しく今日は話します。

 

まず「麻黄」。

 

エフェドリンという成分を含むため、血圧が上昇することがあります。

 

このため、高齢者や心臓病、高血圧がある場合は注意が必要です。

 

次に「附子(ぶし)」。

 

トリカブトの根を加工した生薬です。体を温める作用や鎮痛作用に優れていますが、トリカブトが「毒」だというのは有名な話ですよね。

 

生薬に使用する場合は「減毒」して用いますが、それでも使用量を過つとお酒に酔っ多様な状態になります。

 

大黄(だいおう)」は便秘を解消する「瀉下剤」として用いられますが、これは下痢を起こす方向にも働くので注意が必要です。

 

最後に「甘草(かんぞう)」ですが、これは利用者の体質により、偽アルドステロン症を誘発する場合があります。

偽アルドステロン症というのは副腎より分泌されるホルモンであるアルドステロンが、まるで過剰に分泌されているかのような症状を示すことを指します。

 

(実際には過剰に分泌されていないにも関わらず)

 

甘草は結構色々な漢方薬の方剤に用いられているので、例えば、複数の漢方薬を服用する際、「甘草」の摂取量がトータルで多くなりすぎないよう注意するなどの配慮が必要です。

 

という風に、漢方薬を用いる際もちゃんと「副作用」には注意しましょうね、という話です。

 

獣医師に処方してもらうことで、こうした副作用のリスクも考慮して、適切の方剤を選んでもらうことができます。

 

その際、飼い主さん側にもこうした「副作用」についての知識が頭にちゃんと入っていれば、薬についての説明も理解しやすいですし、安心して犬に漢方薬を使用することができるようになります。

 

というわけで、いろいろ漢方薬について話してきましたが、こうした知識を、

 

・基礎から

・系統立てて

・しっかり学んで犬の健康管理に生かしたい

 

という飼い主さん向けの講座を1月25日頃ご案内できるよう準備中です。

 

必要を感じる方は是非、楽しみにお待ちくださいね。

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 

■追伸1:

漢方講座を1月にリリースできたら、次はシニア犬のやめの薬膳講座の作成を開始します。

レシピの写真は昨年から地味に撮りためてはいるのですが今は漢方講座にかかりきりなので、一段落したら、またレシピ撮影の再開ですね。

こちらも必要を感じる方は楽しみにしていただけると私も嬉しいです。

 
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犬の漢方薬:副作用の話(1)


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、前回のメールで

「漢方薬の副作用の話」

をしますよ、という予告をしたので今日はその話。

 

———————————————

●誤解しないで!漢方薬にだってちゃんと「副作用」がありますよ

———————————————

 

漢方薬についてよくある誤解の一つに

 

「漢方は自然の生薬由来だから、副作用がなくて安心なんですよね!」

 

というのがあります。

 

これは誤解も誤解、大きな間違いです。

 

漢方薬だって薬である以上、副作用だってちゃんとあります。

 

そうすると

 

「えー?自然のものだから体に優しいと思っていたのに。何だかがっかりです」

 

という反応が返ってきますが、私からは

 

「はい、今の段階で気がついて、がっかりできてよかったですね」

 

と言いたいです。

 

漢方薬だって副作用がありますよ、という正しい情報を知らないまま安易に漢方薬を使うと意外なところで副作用が起こって足元をすくわれることがあります。

 

そして望まない結果を招いて失望する。

 

そんなことになりかねません。

 

このメルマガでは繰り返しお伝えしていることですが

 

「自然は決して優しくありません。毒キノコだって、食中毒を起こす菌だって自然も自然、100%ピュアな自然由来のものたちですよ!」

 

ということ。

 

自然は事あるごとに牙を剥いてきます。

 

自然は決して、人間に親切にするために存在しているわけではないですからね。

 

一方で、適切な量や使い方をわかった上で利用することで、病気の治療に役立ったり、体調不良を回復させるような自然の恩恵があるのも事実です。

 

だからこそ、

 

・安全に利用するための基礎知識

 

 

・起こりうるデメリット(副作用など)

 

を両方ちゃんと知った上で使うことが大切なのです。

 

ここは大切なポイントなので何度もくりかえしてこのメルマガでは書き続けていることです。

 

なのでこのポイントをぜひ心に刻んでいただき、皆さんが漢方に限らず、身の回りの様々なものを犬のために利用する際に、思い返してもらえると私もとても嬉しいです。

 

では漢方薬の副作用を考える際、どういうことに気をつけたらいいのか?

 

注意が必要な生薬の代表を4つ挙げますね。

—————————–

●麻黄(まおう)

●附子(ぶし)

●大黄(だいおう)

●甘草(かんぞう)

—————————–

 

です。

 

ではこれらの生薬が含まれている場合、どのようなことに気をつけたら良いのか?

 

引き続き次号のメールでお話ししていきます。

 

犬への漢方薬利用を考えている飼い主さんにとっては必須の知識となるので必要な方はぜひ、次号のメールを見逃さないようご注意ください。

 

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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犬の皮膚トラブルに漢方薬(2)


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、前回のメールで、このような話をしました。

 

 

 

 

皮膚トラブルといっても色々あります。

 

———————————-

・皮膚の乾燥で困っているのか?

・皮膚がジュクジュクして熱を持っているのか?

・かゆみが強くて辛いのか?

・炎症がひどいのか?

———————————-

 

皮膚トラブルにも色々あって、例えばこれらざっと挙げた4種類にトラブル対し、それぞれ適切な漢方薬があります。

 

 

 

そこで今日は具体例として、

 

「ジュクジュクと分泌物の多い皮膚トラブル」

 

の場合の漢方薬とその証の見方を具体的にお話ししていきます。

 

———————————-

●分泌物が多くてジュクジュクとした、かゆみの強い皮膚トラブルに

→ 消風散(しょうふうさん)

———————————-

 

「消風散(しょうふうさん)」

 

という方剤があります。

 

ものすごくざっくり言うと、

 

・夏に悪化しやすい

 

・ジュクジュクとした分泌物のある

 

・長引いて頑固な皮膚トラブル

 

に使用します。

 

では肝心の「証」を見ていきましょう。

 

———————————-

●証:陽証、虚実間証

———————————-

 

消風散は比較的体力がある犬(人)向けの方剤です

「陽証」

 

また、病気の原因とそれに対する抵抗力はお互いにさほど強くも弱くもない、つまり「虚と実のどっちともいえない中間」と言うことで

「虚実間証」

 

と言うことは、この場合

 

・比較的体力のある犬で

 

・皮膚のかゆみが強く分泌物が多くて

 

・それが特に、夏に悪化しやすい傾向がある

 

と言う事例に「消風散」は適応する、と言う考え方になります。

 

ここまで丁寧に見ながら薬を選択していくことが漢方薬選びでは重要です。

 

また、皮膚トラブルについては湿疹・皮膚炎に対して使用医学的治療では

 

・ステロイド外用薬

・保湿剤

 

などの使用を行います。

 

かゆみが強い場合は、抗ヒスタミンなどの内服薬を使用する場合もあります。

 

で、このステロイドが非常に「嫌われている」傾向が世の中にはありますが、必要な時に必要な量を、ビシッと(そう、ビシッと。これについては後述します)使うことで、皮膚の炎症を鎮めるのに大変有用な薬です。

 

ところが、このステロイドを処方されたもののステロイドが嫌いだから…と言う理由で「ちょっとだけ」しか使わない方が結構います。

 

これは良くないです。

 

ステロイドを処方された場合、「どのくらいの量を?」と言うのを、ちゃんと獣医さんに確認してみてください。

 

思っていたより、結構な「厚塗り」を指示されると思いますがそれが正解。

 

指示された量をしっかり塗ることで、ステロイド外用薬は効果を発揮します。

 

ステロイド外用薬が効果を発揮している間に、犬自身の皮膚が修復されてステロイドなしでも健康な皮膚をキープできるのが治療の最終目的ですから、使うべき時はビシッと使うことが大事。

 

こう言うことをきちんと理解した上で、飼い主さんも犬の治療にビシッと参加し

 

(今日はビシッとが多いですが、大事なのであえて繰り返し書きます)

 

薬を減らすにしても、ちゃんと獣医師に見てもらった上で減らすことです。

 

慢性の皮膚疾患でステロイド外用薬を使用している際に、急に辞めると、炎症がぶり返して急激に悪化することもあります。

 

前回のメールと同じことを以下、書きますが

 

「西洋薬は嫌い!だから漢方を!」

 

という考えで漢方を選択し、それまで使用していたステロイド外用薬を急にやめて、漢方薬一本で!となると急激に犬の皮膚トラブルが悪化する可能性だってあります。

 

それで一番割りを食うのは、犬自身ですから、そういう極端なことは、やめておきませんか、という話です。

 

漢方薬とステロイド剤を併用し徐々に減らしていく、というやり方で薬を減らし、最終的に薬なしでも健康な皮膚を取り戻せた、というケースは多くあります。

 

大事なのは「飼い主の自己判断」でもなく、「漢方薬への過剰な期待」でもなくステロイド剤、漢方薬両方の特性を知った上で獣医師とよく話し合いながら、飼い主さんが一緒に犬の治療に参加することです。

 

漢方薬の話をするとどうしても、一定の割合で

 

「そうですよね!漢方薬は自然だし副作用もないし犬に優しいし、西洋薬はやっぱりよくないですよねー!」

 

という方がいらっしゃるのですが

 

(メルマガをどう読んだら、そういう解釈になるのか…まあでも人それぞれだから、私がコントロールできる事象でもないし、と基本ノータッチですが)

 

 

「そもそも自然が優しいというのが間違いだし、当然だが漢方薬にも副作用はある。

西洋医学がこれだけ世の中に浸透しているのは何はさておき治療効果が高く優れているからであって一方で、漢方薬にも当然良いところがあるから世の中で利用され続けているわけでもあるし両方の特性を理解し、併用しながらうまくやりましょうよ」

 

 

というのが、私がこのメルマガを通して「犬の漢方薬利用」について言っていることです。

 

ここが理解できると、本当に漢方薬は私たち自身、そして犬にとっても心強い味方になってくれます。

 

というわけで次号はいよいよ

 

「漢方薬の副作用の話」

 

大事な話なので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

 

漢方講座のテキスト作成もいよいよ大詰め。今日明日で、ほぼ完成の予定です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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