犬の薬膳Q&A:フードにトッピングでも薬膳は実践できますか?


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、先日このメルマガでは

 

「ペットフードについて、成分やラベルの読み方など
 客観的な情報を学ぶことに興味がある方いますか?」

 

というアンケートを取りました。

 

すると、かなりの数の方が「興味あります!」と回答してくれました。

 

こういう風にクリックアンケートで反応ががっちりあると嬉しいです!( ´∀`)

 

私自身は犬の食事はほぼ手作り食オンリーです。

 

(用事があって実家に預ける、病院に犬が検査入院などの場合はフードを利用します)

 

一方で、犬にとってペットフードは最も身近な食品のひとつですし

 

・完全手作りだけど、ホテルなどに預ける場合はフードを利用する

・普段は手作りとフード、半々くらい

・フードのみだけど手作りにも興味がある

・フードにトッピングをしている

 

という風に、様々な形でフードを利用している飼い主さんは実際多いです。

 

例えはちょっと変かもしれませんが、
ペットフードは私たちにとっての「米」みたいなものかな?と思います。

 

最も身近な食べもので、それをまったく抜きでは食事について語れ無いような
ペットフードは犬にとって、そんな存在ではないでしょうか?

 

何故今回、そういう話をしたかというと
現在募集中の薬膳講座について

 

「私はペットフードを利用中なのですが、薬膳は実践可能でしょうか?」

 

「ペットフードに薬膳食材をトッピングする、というやり方でも薬膳はできますか?」

 

というご質問が、今回結構多く寄せられているからなんですね。

 

●薬膳=完全手作り

 

と思っていらっしゃる方が結構多かったようで、
その点、私自身もご案内不足だったところがあり、反省しているので
今日は

 

「フードにトッピングでも薬膳は全然大丈夫ですよ!」

 

という話をしていこうと思います。

—————————————————————-

●フードにトッピング…でもそれって栄養バランスが崩れたりしない?

—————————————————————-

 

まず結論から言います。

 

実際問題として、フードに多少トッピングをした、程度では
栄養バランスは崩れませんので大丈夫です。

 

世の中には「フードにトッピング!」というテーマで本まで出ているくらいです。

 

(かなり前なのでもう絶版になっているかもしれませんが、
トッピングをお勧めする内容で、具体的なレシピも掲載されている本です)

 

また、手作り食実者の方の中でもフードにトッピングの方は多いです。

 

忙しいので100%手作り食は無理…という方の場合、
野菜をちょっと煮て乗せるとか、茹でた肉を乗せるとか
そういう方法を工夫されている方も多いです。

 

それで元気に暮らしている犬たちがたくさんいるわけですから
その点は安心してください。

 

余談ですが、最初はドライフードにトッピングだったのが
最終的に、手作りごはんにドライフードをトッピング、に比率が逆転される方も結構多いですね。

 

何故ドライフードをトッピングするのですか?と聞くと、
理由は

 

「まだ手作り食に自信がないので、
 ドライフードをちょっとでも乗せることで栄養不足にならないように!です。

 

 ただ、本当にほんのちょっとなので、どれだけ栄養に貢献しているかは
 実際どうなのかという気もしますが…まあ気休めです( ;´Д`)」

 

という方も多いです。

 

なので、もし

 

「我が家は完全手作り食ではないから、薬膳に興味があるけど
 トッピングで実践してバランスとか崩れたら嫌だな」

 

と心配している方は、いつものフードに犬の身体の状態に合わせた薬膳食材を

 

(体を温めるのには鶏肉、むくみには小豆、貧血気味であればレバー、など
本当に身近な食材でOK)

 

少しずつトッピングするだけでも十分薬膳の効果を期待できます。

 

なのでまずは自分のできる範囲内で
無理せず「トッピング薬膳」からスタートしてみてくださいね。

 

 

 

●はい!まずは手軽なトッピングから薬膳をスタートしてみたいです!
https://officeguri.xsrv.jp/MagicLinkExplosion/campaign.php?campaign=33

*今回の募集人数は30名です。
*募集期間は2017年11月25日(土)23:59までです。
*定員に達した場合は、募集期間内でも予告なく募集を締め切る場合があります。

 

—————————————————————-

●フードにトッピングしてカロリーオーバーになりませんか?

—————————————————————-

 

フードのパッケージが近くにある方は
ちょっとラベル表示を見てみてください。

 

ラベルにはだいたい以下のことが書いてあります。

 

・ライフステージ(子犬、成犬、シニア、その他)

・体重別給餌量(1日●g食べさせてください、という目安)

 

フードだけあげる分にはこの書いてある量を守っていればいいけれど
そこにトッピングが合わさると、
カロリーが気になる…。

 

こういう場合、私は

 

「一旦、フードの箱に書かれている数値から離れてみましょう」

 

と言います。

 

そもそも、フードの箱に書かれている数値はまず、【絶対】ではないからです。

 

すべての同じ年齢の犬が、体重がだいたい同じ範囲に収まっているからと言って
必要とするカロリーが「同一」である、というのは
基本”ありえない”というのは、ちょっと冷静に考えるとわかると思います。

 

 

人間で例えると、身長158cmで体重52kgの40代女性が
全員、1日に必要とするエネルギー量とか栄養素が同じか?と言われれば
そうじゃない、というのをイメージするとわかりやすいかと思います。

 

平均値とか基準値はありますが、
本来、どのくらいのエネルギーや栄養素を必要とするかは
個体によって違ってきます。

 

なので、フードに書かれているグラム数はあくまでも推奨値なので
絶対視しなくても大丈夫、むしろ一時その数値から離れてみましょう、ということになります。

 

では、何を参考にすればいいのか?

 

目の前の犬を参考にしてみてください。

 

例えば、フードにトッピングといっても
どのくらいの量を乗せるのか?とか、
何を乗せるのか?でどのくらいエネルギー量(カロリー)が増えるかが違います。

 

茹でたもやしを乗せるのと、
茹でたバラ肉を乗せるのとでは、当然ですが同じグラム数を乗せた場合
後者の方がカロリーが高い。

 

そういう部分を見ながらフードの量を適当に加減していくのがお勧めです。

 

適当に、というと

 

「ええええ!そんないい加減な!」

 

とびっくりする方がいらっしゃいますが
こういう適当かげんも結構大事だと私自身は考えています。

 

・バラ肉を今日は乗せた→じゃあフードを1割くらい減らしてみようかな。

・野菜を少量乗せた→さほどカロリーはなさそうだから、フードの量はそのままでいいか。

 

こんな感じでご自身の「さじ加減」というのをマスターするために
色々チャレンジしていただくことが、実際には

 

「そのご家庭で」

「その犬に合わせた」

「ちょうどよい量」

 

が、わかる近道になります。

 

それで2週間くらい様子を見て、もし犬が太ってきたら「ああ、多かったんだな」という風に考え
カロリー調整をする。

 

逆にやせてきたら「ああ、足りなかったかも」とまた調整する。

 

大事なのは、

 

「目の前の犬の状態と向き合いながら微調整をする」

 

ということです。

 

この「微調整」を身に着けるには、とにかくまずはスタートしてみることです。

 

私も最初、手作り食の「量」は本を参考にしてそのまま作ってあげたら
犬がどんどん太ってしまった、という失敗をしています。

 

なので、犬の状態を見ながら
量を減らしたり、中身を変えたりして、
今は犬がやせたりもしないが急に太ったりもしない、健康体重を維持、という食事に
落ち着いています。

 

毎回食材の量をはかったりわざわざしませんが、
それでうまくいっています。

 

自分の家族であるうちの犬の適正な食事量、というのは
ある意味計算ではじき出せる、というほどシンプルではないな、という経験も
結構しています。

 

だからもう、目の前の犬に合わせて調整するしかない。

 

なので、犬の体重や体型をチェックしながら微調整を繰り返すのがお勧めです。

 

体型は、注意してみていればすぐに変化に気が付きやすいので
あ、変わってきた、と思ったらそこで軌道修正すればOKです。

 

なので安心してくださいね。

 

太り過ぎ、やせ過ぎが気になる場合は
動物病院などでも推奨している
ボディコンディションスコア(Body Condition Scoring、BCS)システムを参考に
犬の太り過ぎ、やせ過ぎを判断する指標にするのがお勧めです。

 

(P288-299の図を参照の事。9段階で4から5のBCSが目標とされる)

https://www.aaha.org/public_documents/professional/guidelines/nag_japanese_color.pdf

 

カロリーオーバーや栄養バランスの崩れが心配で
フードにトッピングでの薬膳を迷ってしまっている場合も
犬の体型をチェックしながらしながら進めることが可能です。

 

興味のある場合はぜひ、薬膳にトライしてくださいね。

●はい!愛犬の身体をチェックしながら
 適正体重をキープして、トッピングから薬膳をスタートしてみたいです!
https://officeguri.xsrv.jp/MagicLinkExplosion/campaign.php?campaign=33

*今回の募集人数は30名です。
*募集期間は2017年11月25日(土)23:59までです。
*定員に達した場合は、募集期間内でも予告なく募集を締め切る場合があります。

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

 

(終)

 

■追伸1:

手づくり食にもメリットがありますし
ペットフードにもペットフードのメリットがあります。

トッピングは、ある意味その「両方」の良いところを合わせたものなので
特に手作り食に興味あるけど
100%手づくりにするには、ちょっと大変そうだし難しいなあ…という方に
お勧めの方法になります。

薬膳のメリットは、トッピングという形でも十分享受できるので
迷っている場合はぜひ、気軽な気持ちでトライしてみてくださいね!

https://officeguri.xsrv.jp/MagicLinkExplosion/campaign.php?campaign=33

 
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犬の薬膳講座、本日いっぱいで募集は終了します。「病気の愛犬に薬膳は役立ちますか?」


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、現在募集中の

●愛犬と飼い主さんのための薬膳講座オンライン版

ですが、いよいよ本日が第3期生募集の最終日となりました。

 

また、今回の募集は本日2015年8月26日いっぱいで終了となり
その後は講座内容の追加とアップグレードに入りますので
受講料2万円の値上げを予定しています。

 

本日2015年8月26日23:59までに
お申込みいただいた受講生の方については
以後のアップグレードや追加教材を
追加受講料などは一切無しで無償で受け取っていただけますので
ご検討中の方は、時間に余裕をもってお申込みいただくことをお勧めします。

 

毎回、締切時間を過ぎて申し込みをされる方が何名かいらっしゃり

「時間に間に合いませんでしたが何にとかなりませんか!?」

というメールを頂戴します。

 

これに関しては、繰り返しご案内しておりますとおり
他の期限をお守りいただいている受講生の方に対して失礼となるため
例外は一切認めておりません。

 

うっかり忘れていた!という理由で残念な思いをされる方がいらっしゃらないように
繰り返しご案内させていただく次第です。

 

●愛犬と飼い主さんのための薬膳講座オンライン版
 お申し込みはこちらから:
https://officeguri.xsrv.jp/MagicLinkExplosion/campaign.php?campaign=33

*講座の募集期間は2015年8月26日23:59までです。

*今回の募集人数は30名です。
募集期間中でも、定員に達した場合は募集を締め切らせていただきますので
あらかじめご了承ください。

 

 

さて、ここからは

「病気の愛犬に薬膳を作ってあげたい」

というテーマのご質問をいただいているので
それに回答していこうと思います。

 

———————————————————————-

Q:病気を抱えた愛犬に薬膳を作ってあげたいです。

 薬膳は病気にどういう効果があるのでしょうか?

———————————————————————-

 

病気の愛犬に食事を作ってあげたい、という動機で
薬膳を学ばれる方は多いです。

 

ここで大切なのは「病気の”治療”」と「食事」は明確に
分けて考える必要がある、ということです。

 

このメルマガでは繰り返し

「治療は獣医師の専門分野」

「家庭でのケアは飼い主さん仕事」

ということをきちんと線引きして考えることの重要性について
お話ししています。

 

そのため、病気の「治療」は獣医師に、
その上で、家庭で病気の愛犬の体をサポートになるような食事を工夫する、
というのが私が個人的にお勧めの考え方です。

 

食事を「治療の代わり」にしようと考えると無理がある場面が多いです。

 

また、本来獣医師の治療を受けるべきところを
食事だけで頑張ろうとして
望ましくない結果を招いてしまうケースもあります。

 

そのため、薬膳を獣医師の治療にとって代わるものとして
活用したい、という風にお考えの方については
私が運営する講座で学ぶことはお断りしています。

 

以上の線引きをはっきりさせた上で
では、薬膳は病気を抱える犬にとってどのように役立つのか?について
ここからお話しさせていただこうと思います。

 

薬膳のベースになっている「東洋医学」は
一言で表すなら

●バランスの医学

です。

 

東洋医学には「陰陽(いんよう)」という考え方があるのですが
これは世の中のものを

・陰

・陽

の2つのカテゴリに分ける考え方です。

 

例えば、体の十分な水分で潤す力を「陰」とすれば
逆に、余分な水分を乾燥させて正常に保つ力を「陽」と考えます。

 

この「陰」と「陽」、つまり

・体が十分な水分で潤す力

・余分な水分を乾燥させて正常に保つ力

がバランスが取れた状態で「同時に」存在していれば
体は健康でいられます。

 

潤す力も、余分な水分を乾燥させる力も、
体にとっては大事な代謝活動だからです。

 

ところが、何らかの理由でどちらかが弱ったり、
逆に優勢になったりするとバランスが崩れます。

 

結果として、

「体が十分な水分で潤す力」

が過剰になれば、むくみがおきますし

「余分な水分を乾燥させて正常に保つ力」

が過剰になれば、体内の水分不足が起こり、肌や目、口などが乾燥します

 

これはほんの一例ですが、このような「陰陽のバランスの崩れ」が
病気を引き起こす、と考えるのが

●東洋医学

であり、

●薬膳

です。

 

そのため、病気を抱える犬の場合
家庭でできる薬膳ケアとしては、まず

「我が家の愛犬は、体のどのバランスが崩れているんだろう?」

という視点で考えることからスタートします。

 

講座内では初心者の方でもわかりやすい

●8種類の体のアンバランス状態

のチェック法とその対応方法について学びますので
まずは愛犬の状態をチェックし
そのアンバランスを整える食材を選ぶところがスタートラインになります。

 

そして、そのアンバランスを普段の食事や生活習慣を変えることで
こつこつ正常な状態に近づける、そんな風にイメージしてみてください。

 

こうした食事や、生活習慣を変える、ということは
病院で行われる治療の邪魔にならないものばかりですし、

 

(ただし、病気の犬の食事については
食材や量について獣医師から制限指示がある場合はそれに従うのが
第一選択肢です。

特に食事について指示がない場合でも、
食事について話し合い、アドバイスをいつでも受けられる関係を築いておけると
よりいいですね)

 

体質から地道に改善していこう、というアプローチなので
犬の体にも穏やかに作用します。

 

実際に、病気を抱えた愛犬に薬膳の食事を作ってあげたいという目的で
薬膳講座にご参加いただいた受講生の方の中には、

季節の変わり目に必ず体調を崩していたのが
薬膳を意識し始めてから、体調を崩さなくなりました、という風に
感じている、という方も多くいらっしゃいます。

 

ぜひ薬膳講座をご活用いただければと思います。

●愛犬と飼い主さんのための薬膳講座入門オンライン
 お申し込みはこちらから:
https://officeguri.xsrv.jp/MagicLinkExplosion/campaign.php?campaign=33

*講座の募集期間は本日2015年8月26日23:59までです。

*今回の募集人数は30名です。
募集期間中でも、定員に達した場合は募集を締め切らせていただきますので
あらかじめご了承ください。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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