栄養学の突っ込んだ話その2:貧血=鉄分の不足だけじゃないかも?


○○さん、こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

今朝も札幌地方は雪・雪・雪…。
息子のインフルエンザ予防接種で病院へ行き、
その後、息子に抗ウィルス系ブレンドのアロマスプレーを
がんがん吹きかけて保育園へ送りだしました。

 

(何ブレンドしてる?に興味ある方、詳細は追伸で)

 

このスプレーは、我が家のぐりさんが散歩から帰ったとき
人間たちもとにかく外から帰って来た時は
必ず全身にしゅ!しゅ!と吹きかけるのが冬の我が家のルールです。

 

余談ですがOffice Guriが運営する「ぐり石鹸」の商品企画と製品化の基準ですが
我が家の家族が人間・犬共に使用しても問題無い、
むしろ安心して使える、となっております。

 

もちろん犬用の製品なので、人間用の化粧品として販売はしておりませんし
そういうつもりもありませんが
体の小さい、香りにも敏感な犬用に作ったものが
結果的に人間用に自宅で作るボディケアのあれこれより
優しいものに仕上がる、というのはままあることです、ということで。

 

昨日こっそり追伸で書いた例のブツも作りまして
まず、私が自分の手の甲で
伸び具合や感触を試したのは内緒です。

犬の場合はこんな風に使っております。

↓   ↓

■消しゴムじゃないよ。
https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&313m1

こちらはぐり石鹸ストアに近日登場しますので
どうぞお楽しみに♪

 

 

ここまで書いて、今日は長くなりそうな感じです。
スマホ等で読まれている方は大変だと思いますが
よろしくお付き合いください。

 

 

昨日「ペット食育士2級講座」についてこのメール内でお話をしたら

「今回は都合が悪くて行けなかったのですが来年はぜひ参加したいです!」

という熱~いメールを早速いただきました。

ありがとうございます。

 

気を良くして(笑)、今日もちょっとだけ栄養のお話をさせていただきます。

 

2級講座の大テーマは

「犬の食事についての一歩掘り下げた基礎知識を学び、
様々な疑問や悩みについて、自分自身で情報をある程度判断する力を身につけていただく」

です。

 

 

そして講師を務める私のごく個人的な裏テーマが

「栄養素って単独で働いているわけではない。
だから色々なものを食べて、ちょっとずつ色々な栄養素を取っていれば
体の中で相互作用や相乗効果も期待できるし
結果としてそれが健康を守ることにつながる」

をお伝えすること。

 

 

そのために、栄養素の細かな話をねちねちとみっちりお話します。

 

そのくせ「別に暗記しなくていいですよー」と言います(笑)

 

じゃあ覚える必要もなような細かな話を何故するんだ!ですが
大切なのは「栄養って単体で働いているわけじゃないんだよ」というのを
具体的にイメージしていただきたいから。

 

話は少しそれますが、これってアロマテラピーで使用する精油にも同じことが言えます。

 

精油内に含まれる成分は、精油によって数百から数千種類と言われています。
多くは有機化合物。
その中で「抗菌作用がある成分はこれ」「抗ウィルス作用があるのはこれ」という風に
いくつかの成分について顕著な働きがピックアップされ紹介されます。

 

ただ、これらの成分も単独で働いているわけではないんですね。
いくつもの同じ精油に含まれる成分が複雑に絡み合い
相互作用などもあり、働いている。

 

ただ、私たちはそういう成分の化学構造とか
どれとどれがお互いに助け合って、とか
そういうことを気にしなくても

 

「ああ、風邪の季節だわ。ティーツリーをディフューザーで香らせて
空気中の抗ウィルス対策をやろう!」

 

と言う具合に、リラクゼーションも兼ねて楽しく利用しているわけです。

 

食べ物もこれと考え方の基本は一緒で
野菜や肉を一口齧れば、それはたくさんの栄養素を取りこんでいるわけです。

 

あとは私たちが寝ていようがテレビを見ていようが
体がわっせわっせと消化吸収をやってくれます。

 

この一口に「カルシウムが何mgで…」と意識しなくても
色々な食べ物を食べていると、結果生きて行くのに必要な量は摂取できていて
健康に暮らして行けている。

 

そしてこれは、犬も同じことが言えるのでは?というのを言いたいがために
2級講座ではわざわざ栄養についてみっちり細かくお話をするわけです。

 

例えば…。

 

胃を切除した人が貧血になる、というのは有名な話です。

 

色々な本を読んでいると

「胃の病気で胃を切除した人がその後貧血になる率があまりに高い。
それは何故だろう?」

ということに注目した胃腸科の専門医の研究から
ある発見がされた、と言うようなことが書かれています。

 

 

そのある発見とは?

 

 

○○さん、ビタミンB12っていう栄養素をご存知でしょうか?

 

サプリメントなどでも出回っていますので
耳にされたこともあるかと思います。

 

貧血=鉄!!というイメージですが
実は正常な赤血球の合成には鉄も大事ですが、ビタミンB12という栄養素も
大事な働きをしています。

 

ビタミンB12が何をしているか?というと
血液の中で酸素を運ぶのに重要な「ヘモグロビン」という成分の中に
鉄を送りこむ際に、鉄をスムーズに送り込むのを助ける働きをしています。

 

そのため、ビタミンB12が欠乏すると
正常な赤血球が作れなくなる。

 

→結果、貧血になる。

 

まるで風が吹けばおけ屋が儲かる的な、
何かと何かがつながって、そのつながりから別の何かが…と言う感じですが
栄養が一筋縄でいかないのはこのためです。

 

そしてこのビタミンB12というやつは
胃粘膜から分泌された内因子と結合して、
腸で吸収される、という面白い仕組みで
吸収率がUPしています。

 

そのため、胃を切除してしまった場合は
そのB12の吸収率をUPしてくれる「内因子」というやつが無くなってしまう。

 

結果、ビタミンB12の吸収率が下がってしまい
赤血球を作る際、正常な赤血球が作れなくなってしまい、貧血になる…。

 

そんなことが体の中では起こっている次第です。

 

「貧血=鉄分の不足!!」と言うイメージが世の中では圧倒的ですが
貧血にならないためには、ビタミンB12も不可欠なんだな、
だったら貧血の予防には鉄も大事だけど、ビタミンB12も意識的に摂取してみよう!

 

ビタミンB12は腸内細菌によって合成もできるそうだから
そうした細菌が活動できるよう、
細菌のエサとなる食物繊維を積極的に取ってみようかな~。

こんな選択をして、犬の食事や飼い主さん自身の食事を考えたり
食材を選べるようになっていただく。

 

栄養素を単体で捉えるのではなく、もう少し立体的に
複眼的に考えていただけるようになると
選択の幅も広がります。

 

そして、

「○○病に効果的な栄養素を教えてください」

と言うご質問もたくさん頂戴しますが
確かに○○の場合はこの栄養素!的な情報もあることはある。

 

でも、そもそも栄養素ってお互いに複雑にからみあっているし
あるい栄養素が働くためには他の栄養素のサポートが必要なケースも多い。

 

なので、栄養素単体だけに注目すると
大事なことを見逃すケースもあるのでは?

 

そんなところまで、一歩踏み込んで考えられるようになっていただくと
飼い主さんが犬のために食事やサプリメント等を選んであげる際に
よりよい選択をしていただけるようになるのではないかと思います。

 

こういうことを2日間かけてみっちりみちみち勉強していただく講座を
2013年は2回くらいやろうと思ってます。

 

但し、こういう勉強は段階的にやる必要があります。
基礎を学んでいただいた上で、さらに詳しいことを学んでいただくのが
学習としては最も効率がいいためです。

 

そのため、飛び込みでの受講はお受けしていません。

 

「ペット食育入門講座」を受講済みであることが
2級講座の受講条件になりますので
2013年に2級講座の受講を希望される方は2月に開催される「入門講座」を
受講しておいてくださいね。

↓  ↓

■ペット食育入門講座:2013年2月3日(日)札幌開講決定!
 詳細のご確認とお申込みはこちらから。
https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&313m2

 

 

昨日のメルマガ配信直後から、早速お申込みをいただいております。
ありがとうございます。

 

 

そしてここからようやく薬膳のお話です。
今日のメルマガは長いんです(苦笑)

 

薬膳というと「特殊な漢方食材を使わなくてはいけないのでは?」と言う誤解がありますが
実際にはそんなことはありません。

 

昨日も少しだけお話ししましたが
東洋医学では「病気になる前に普段から気をつけて健康を守る」が大テーマですから

”普段から無理なくできること”

が大切なんですね。

 

 

なので、食事についても

「普段食べてるものの性質や特徴を知り、それを体質や体調に合わせて上手に選んで
メニューを考える」

が、薬膳の基本となります。

 

 

例えば「鶏肉」。

栄養学的な話をすると、鶏肉は「たんぱく質が豊富でビタミンB群、鉄、亜鉛が豊富で…」と
なりますが、薬膳の場合、これとは全く別の視点で食べ物を見ます。

●その食べ物は体を温めるのか?冷やすのか?その中間なのか?

●その食べ物は体のどんな生理機能や臓器に働きかけるのか?

●その食べ物はどういった影響を体に与えるのか?

こういう視点は、私たちが普段接する「栄養学」とはかなり異なります。

では、この「薬膳の視点」で周りにある食べ物を見てみるとどうなるか?

■鶏肉:

●体を温めます(温)
●消化器や消化機能全般に働きかけます(脾・胃)
●消化器や消化器全般をサポートし、元気を補います(甘)

とりあえず(カッコ)の中に書かれていることは
この段階では無視してください(笑)

 

ここからどういうことが言えるかというと…。

 

・鶏肉は体を温めて、消化器系全般をサポートする働きを持った食材である。
・元気を補う作用もある。

 

なので、寒さで体が冷えがちなこの季節、
犬も飼い主さんも今夜は鶏肉にしようかな?とまあ、こんな選択ができるということなんですね。

 

もしくは病気の回復期に、内臓をしっかり温めて
動きを活発にするのを助けてあげたい、
消化機能をサポートして食べたものをしっかり消化吸収させてあげたいな、
と考えている場合は
鶏肉の脂身の少ないところを選んで、
鶏粥にしてあげる、といったアレンジも可能です。

 

「へえええええ。食べ物に体を温めるとかそういう作用があるんですか!
そんな風に考えたことも無かったです!!」

 

薬膳的な視点で食材を見た場合に考える
「温める作用・冷やす作用・どちらでもない作用」の
お話しをすると、少なからずこんな風に驚かれる方が多いです。

 

今は季節的に冬なので温める食材の話をしましたが
逆を言うと夏場の暑い季節には「身体を冷やす作用のある食材」が活躍します。

 

夏野菜の多くはこの「冷やす」作用を持つものが多いですしね。

 

そういう意味で「旬の物を食べる」というのは
理にかなっているともいえます。

 

ではこうした食材の性質を踏まえて、犬の食事メニューを考えたり
飼い主さん自身の食事にも生かすには具体的にはどうしたらいいのか?

 

これについて、次号のメールで引き続きお話ししていきます。

 

今日はここまでです。

またメールさせていただきます。

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

 

■追伸1:

冒頭で書いた抗ウィルス系ブレンドのアロマスプレーの中身ですが…。

・富良野産ラベンダー
・オーストラリア産ティーツリー

をスプレーボトルにたっぷり入れまして
(我が家はかなり濃い目に作りますが量は毎回適当ですw)
使う前によーく振ってしゅ!しゅ!とスプレーします。

ラベンダーは香りがいいので、家族に好評です。
その上、抗菌、抗ウィルス効果なども期待できるので
リラックスも兼ねて気前よくガンガン使っています。

ティーツリーも同様に殺菌・抗菌効果等が期待できますが
単体で使うと香りがあまり好きじゃない、と言う方も多い精油です。

確かに特徴的なハーブの香りですし(個人的には好きですが)
でも殺菌効果と言う点では本当に優れていますので
だったら他の香りと抱き合わせでw
心地よく使いましょう、ということで。

この2種類はブレンドの相性も非常に良いので
我が家では石鹸に、肉球ケア製品にと大活躍です。

近日これもショップの方に登場しますので
どうぞお楽しみにー。

↓   ↓

https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&313m3

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犬の栄養学についてみっちりお話ししてきました。


○○さん、こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

すっかりごぶさたしておりますが、お元気でお過ごしでしたか?

 

札幌は完全に雪に覆われています。
久しぶりのメルマガですので、近況報告やセミナー終了レポート、
今後のセミナーの予定等、軽い感じで今日はお届けさせていただきます。

 

それでは今日も行ってみようー。

 

さて私は先週1週間はびっしりと
「ペット食育士2級認定講座」の準備に取りかかっておりました。

 

ペットの食事のワンランク上の情報を学び
もうあれこれネット上の情報で迷わないようにしましょう!
悩む時間を減らして「ブレない飼い主さんになりましょう!」がこのセミナーのテーマです。

 

カリキュラムは決まっており、それを淡々とこなせば
最後の試験もちゃんと合格できるよう、
講座は設計されています。

 

ですが…。

 

今回は「栄養学」の部分をかなり「みっちり」とやらせていただきました。

 

理由は

「栄養っていうのは実は想像以上に色々な働きをしている」
「しかも、動物の体の中でそれは複雑にからみあって、相互作用も半端ない」
「何かが一つ欠けると、次の反応が起こらず結果として一見関係なさそうなところに故障が出たりもする」

と言う部分をお伝えしたかったから。

 

 

例えばコラーゲンというのはたんぱく質ですが
コラーゲンを食べたからといって、そのままコラーゲンとして犬の体内で吸収されるわけではない。

 

吸収される際はアミノ酸として吸収されるので、コラーゲンとしての形状も性質も
その段階では無くなっているわけです。

 

もとはコラーゲンだったアミノ酸が、体内で再びコラーゲンとして合成されるか?は
その時の体の必要に応じて、というのが現在科学的に分かっているところ。

 

そしてコラーゲンの生成にはビタミンCが必要なので
もしコラーゲンを経口摂取するなら、ビタミンCも一緒に摂取することで
体内でコラーゲンの生成を期待する、と言う方がより現実的なのでは?

 

こんなお話をいくつもいくつもさせていただきました。

 

栄養とそれが関わる体の生体反応は実に複雑です。

 

当然ですが覚えていられないし、そんなものを覚えなくても
私たち、普段ごはん作って食べて、それで健康に生きてますよね?という
ただ一言を言いたかった(笑)

 

「いろいろなものを食べていれば結果として、様々な栄養を摂取しているから
微量元素が足りなくなったり、ビタミン不足っていうリスクを
避けるのに役立ちますよね」

 

簡単に言ってるみたいですが
何とな~く感覚で言ってるのと
栄養について基礎知識を学んだ上で、色々掘り下げた上で言うのとでは
意味合いがおのずと違うわけです。

 

その部分がちょっとでも伝わるといいなあ、と。

 

あと、栄養の基礎的な事を知っているだけで
犬や飼い主さん自身のために食品や様々な製品を選ぶ際に
より良い選択ができるようになりますしね。

 

ペットフードのラベル表示の読み方も、みっちり学んでいただきましたが
メーカーによっては「ちょっと抜け穴的」な表示方法をしている場合もありまして
昨日・一昨日と参加された受講者さんたちは
そのあたりもしっかり読みとけるようになっているはずです。

 

最後に栄養の計算問題なども受講者さんに解いていただきましたが
もう頭から湯気が出て、オーバーヒート寸前で
固まってしまいました…と言う方もいらっしゃったほどです。

 

それでいて、多くの方が
「楽しく学べた!受講できてよかった!食べ物を見る目が変わりそうです!」と
満足いただけたようなので、講師を務めさせていただいた私も
本当に楽しくやらせていただきました。
ありがとうございます。

 

来年はこの2級講座、6月頃にできたらいいな、と思っております。

 

ちなみにこの講座、飛び込みでご参加はいただけません。
基礎講座である「ペット食育入門講座」を受講済みであることが受講条件となりますので
来年の夏には2級講座まで受講したい!と言う方は
ぜひ2月開講の「入門講座」を受講しておいてくださいね。

 

■ペット食育入門講座:2013年2月3日(日)札幌開講決定!
 詳細のご確認とお申込みはこちらから。

↓   ↓
https://officeguri.xsrv.jp/pchan/public/l.php?0001&0&312m1

 

ここから薬膳のお話をちょっと。

 

昨日終了したセミナーの受講者さんの中には
秋に札幌で開講した「東洋医学基礎セミナー」にご参加いただいた方もいらっしゃいまして

 

「犬と薬膳、楽しんでます!デトックススープを作ることが多くなり
私自身もデトックスできるようになっている感じです!!」

 

と言う嬉しいご報告もいただきました。

 

 

私自身もダイエットに取り組んでいますが
絶食系のダイエット(ジュースだけ等を含む)だと
効果が出にくいので、自分の体を東洋医学的にチェックした上で

 

●内臓をしっかり動かし、代謝をあげる

●そのためのエネルギーをまずしっかり取る

●代謝をあげるために、体を温める

●余分な水分を排泄する食材を積極的に食べる

 

というのをやっています。

 

ちなみに、これらの対策は「むくみがちで身体全体の代謝も落ちている人または動物向け」の
対応方法なので、「~したら痩せる!デトックスできる!」と言う
万人向けの意味ではありませんので
あしからず。

この「個別のケースで対応方法を細かく変える」が
東洋医学の面白いところです。

 

東洋医学というと「怪しい~」とか「科学的でない!」と否定的な意見も多いのですが
ひも解いてみると、地道な臨床経験とデータの蓄積によって
まとめられていることがよくわかります。

 

漢字の独特の言葉が多いので難解なイメージが強いですが
慣れてしまえば、それが現在私たちがお世話になる「現代医学=西洋医学」の生理学と
かなりの共通点があることが理解できるようにもなります。

 

さらに嬉しいのは「東洋医学」は「お医者さんが施す治療」も大事にしますが
それ以上に「病気になる前に、ちょっとした体調不良の段階で治す」
もっと言うと「その人の体質や生活習慣に合わせて食事や生活態度を正し、病気にならないようにする」が
大テーマです。

 

つまり、「病気になってから治す」ではなく
「病気にならないために体のバランスを壊さないようにするにはどうしたらいい?」
という智恵の集まりでもあるんですね。

 

そして、多くの「病気にならないために体のバランスを保つためにできること」は
家庭で、しかも楽しみながらできるものなのです。

 

●薬膳

●マッサージ

 

はその代表ですね。

 

 

薬膳は「漢方食材を使わなくてはできない」と誤解されがちですが
実は東洋医学では「食べ物それぞれに薬効がある」と考えていますから
スーパーに売ってる大根でも、食べ方ひとつで体にとっては薬にもなる。

 

「へええ、そうなんですか!!
その辺で買える食材でも体にいろいろと良い効果のある食材があるなら
是非それが何かを知りたいです!!」

 

もし、○○さんがそんな風に少しでも興味をもってくださったのなら
ぜひ次号のメルマガを楽しみにしていてください。

 

寒い季節にぴったりの「薬膳的おすすめ食材」を次号のメルマガから
少しづつご紹介させていただきます。

 

ぜひご家族であるわんちゃんと一緒に、飼い主さんご自身も

「寒さや感染症に負けない体作り!」

の一環として、薬膳を取り入れてみてください。

 

 

今日はここまでです。

またメールさせていただきます。

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

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年越し蕎麦を薬膳的視点で考えてみる。


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

年末なので【蕎麦】を薬膳的視点で見た場合のお話をします。

 

【蕎麦】の効能は以下の通り。

 

●涼:身体の熱を冷ます性質を持ちます。

●消化機能全般、胃、大腸に働きかけます。

●疲れきって元気がない、ストレスをためてイライラしている場合に向く食材です。

 

これだけだと「何のこっちゃ?」なので
もうちょっと噛み砕いてお話ししましょう。

 

 

薬膳のベースになってる中国の古典医学「中医学」では
体の中の生理・代謝機能を

 

【気(き)】【血(けつ)】【水(すい)】

 

という3つに分けて考えています。

 

そのうち【気】というのは、まあエネルギーみたいなものと考えてください。

 

そのエネルギーが不足したら「だるい」とか「疲れた」となり
まさに「気力がゼロ」状態になります。

 

気力が無くなるには様々な原因がありますが
その個別の原因は原因ごとに対処するとして、
この「気力ゼロですけん」と言う状態を【気虚(ききょ)】と呼びます。

 

もう1つ【気】の話。

 

【気】っていうのは「元気」「やる気」という言葉が表すように
精神的なエネルギーを指します。

 

そして、【気】がつく言葉はポジティブなものだけとは限りませんね。

「怒気(どき)を発する」「陰気くさい」

などなど、ネガティブな言葉にも使われます。

 

 

 

【気】自体には良いも悪いもないのですが
流れが滞ったり、一か所に異常なくらい集まると良くない結果をもたらす。

 

頭に来ると「カーッとなる」っていいますよね?

 

あの「カーッ」となるって、何が「カーッ」なんだろう?と思いますが
中医学的な視点で見ると「気が怒りのあまり、上半身に上ってしまった状態」。

 

まさに「上気する」ですよね。逆上(苦笑)。

 

こんな風に【気】がどうも正常な流れ方をしないでいる状態を
【気滞(きたい)】と言います。

 

ストレスでもうイライラしてるような状態ですね。

 

【気虚】と【気滞】。

 

この2つの状態を改善してくれるのに役立つ食材が「蕎麦」というわけです。

 

「うちの犬、最近どうもイライラしてて
ちょっとしたことですぐ怒る…」

 

こういう場合は「イライラの原因そのもの」をまず取り除いてあげることをやります。

 

新しい犬が来て飼い主さんの気持ちがそっちに行ってしまってさみしいとか
引っ越しなどで生活環境が変わってしまい
慣れるまでどうもストレスが、と言う場合もあります。

 

色々なケースがあるでしょう。

 

大事なのは食事「だけ」ですべてを何とかしようとしないこと。

 

状況を見て、何をはじめにどうすべきか?

 

その上で、食事からも何かアプローチができないか?

 

 

犬の食事を考える場合は、そういう【俯瞰(ふかん)する】姿勢が大事だと
私は個人的にそう思っています。

 

「そっかー、じゃあストレスの原因を除いて、ついでに食事に蕎麦でも食べさせてみる?」。

 

これが【薬膳】です。

 

ここまではOKでしょうか?

 

話を【蕎麦】の薬効そのものに戻します。

 

【蕎麦】には体の余計な熱を冷ましてくれる作用があります。
なので、体温高めでテンションも高め!と言う犬には冷たい蕎麦がお勧め。

 

逆を言うとこの時期、冬の寒さで冷えている犬が多いですから
年越し蕎麦を犬と楽しむ場合、冷えている子には「ちょっと温めて」食べさせる、
可能であれば生姜、鶏肉などの「体を温める食材」と一緒に食べさせる。

 

そんなひと工夫があってもいいでしょう。

 

【蕎麦】自体は消化器系に働きかけ、動きを活発にする働きでも知られています。

 

なので、便秘気味のときの食材としてもお勧めですね。

 

今夜は飼い主さんと一緒に蕎麦をいただく犬も多いと思います。

 

それぞれの犬の体質や体調に合わせた【年越し蕎麦】で
1年の締めくくりを楽しくお過ごしください。

 

今年1年、このメルマガにお付き合いいただきありがとうございました。
2013年も引き続きよろしくお願いします。

 

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

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