フィラリア薬の働きを正しく理解するには?~犬の虫よけ対策(3)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今日も「犬の虫よけ」をテーマにお届けしていきます。

 

前回のメールでは、

「虫の駆除と虫よけは、分けて考える必要がある」

「ダニに噛まれるだけで感染リスクが高まる感染症がある」

と言うことをお話ししました。

 

また、前回はダニに噛まれることで
人間も感染症にかかり、死亡する例も増えてきている、ということも
ニュース記事を引用して紹介しました。

 

今日も本題に入る前に
犬の場合、どういう感染症にかかる可能性があるかもご紹介しておこうと思います。

●バベシア症、ライム病、Q熱、エールリヒア症など

 

こうした感染症から犬を守るためにも

「ダニに噛まれることできるだけ自体を予防する」

と言うことが大事です。

 

駆除薬は、体にダニが付いた場合に駆除してくれるので役に立ちます。

ただ、その前段階で

「ダニが体につくことそのものを防ぐ為の対策」

もできるだけ講じることで、感染リスクを減らせます。

 

 

 

さて、ここからが今日の本題です。

●フィラリア症

の場合はどうなのか?と言う話をしていきます。

 

 

●フィラリア症=寄生虫です

 

そのため、定期的に投薬をして虫を駆除することで
寄生虫が犬の体内で成長し、
健康に影響を与えるリスクを予防できます。

 

フィラリアの駆除薬は、内服することで
寄生虫がまだ小さい段階で殺してくれる薬ですが
これも

「フィラリアの予防薬」

という言い方を広くされているので
ワクチンのようなものと誤解されているケースがあります。

 

ワクチンのように体内に抗体を作り
それが病原菌が体に侵入した際に、役立つ、という働き方と
フィラリア薬のように

「一定期間、定期的に投薬することで”都度”、虫を駆除する」

という駆除薬の働き方は、根本的に違います。

 

ここを正しく理解しておくことも重要です。

 

また、当然ですがフィラリア薬も「防虫効果」があるわけではありませんから
蚊に噛まれること自体を防ぐものではありません。

 

蚊に噛まれて、そこからフィラリアが体内に侵入した場合に
その虫を駆除するのに役立つ薬です。

 

蚊に噛まれること自体を防止するには
やはり、別の対策が必要になります。

 

蚊に噛まれることで、強いかゆみを引き起こし
そこから慢性の皮膚炎などを発症するケースもあります。

 

私たち人間も、蚊に噛まれると皮膚がかゆくなったり
場合によってはひどく腫れて、熱を持ったり痛みを伴うケースもあります。

 

そういう意味では、やはり「蚊」についても
フィラリアの投薬はもちろん定期的に行うけれども
同時に

「蚊に噛まれないような対策」

も施した方が、犬も人も快適に生活出来ると言うことができます。

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【今日のまとめ】

●フィラリア薬を定期的に内服することで、
 体内のミクロフィラリア(幼虫のようなもの)を駆除することができる。

●しかしながら、フィラリア薬には虫を寄せ付けない
 「防虫効果」があるわけではない。

●そのため、蚊に噛まれないための対策は別に講じる必要がある。

●蚊に噛まれたことにより、皮膚炎を発症して長引く等のケースもあり
 蚊がもたらすフィラリア症以外のリスクも理解し
 対策を行うのがお勧め。

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いかがでしょうか?

 

フィラリア薬の役割と、
それとは別に、蚊自体を寄せ付けない対策が必要、ということは
ご理解いただけたでしょうか。

 

「諸橋さん、虫そのものを寄せ付けないことの重要性は分かりました。

 じゃあ、実際に何をどうやったらいいんでしょうか?
 何か有効な対策はありますか?」

 

はい、そういったリクエストも非常に多いので

次号では、飼い主さんができる虫を寄せ付けない対策について
具体的にお話しして行こうと思います。

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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