こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。
犬の漢方薬漫画を描いてます、と昨日のメルマガに書いたら、結構な数の読者の皆さんがクリックしてくださり
「え!」
と思いましたが、それを励みにどうにかデジタル化してみました。
ご笑納ください。本当に小学生の方が絵は上手だと思います(笑)
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●はじめまして、漢方。Kampo for Dogs
https://www.officeguri.com/archives/7539
犬に漢方薬は、結構使えます。
というか、獣医さんでも最近、扱うところが増えてきましたからね。
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●愛犬のためのツボ指圧・お灸講座:免疫力UP編
(今回はメルマガをご購読の読者の方へのみのご案内となります)
昨日のメルマガ配信後、だだだだん!とまとめてお申込みをいただきました。
昨日のメルマガ記事(バックナンバー非公開)は普段思ってることをそのまんま書いたものですが、何かしら響きました、という方が少しでもいらっしゃると私も嬉しいです。
お灸の発送手続きもせっせと頑張っていますので、該当される方はどうぞお楽しみに。
寒くなってきたのでお灸でぽかぽか温まって頂けると嬉しいですね。
*募集期間は8日間のみです。2018年11月19日で今回の募集は終了します。
お席が埋まるのが今回は早そうなので、ご検討中の方は、お申し込みは今すぐされるのがお勧めです。
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ただ、私の基本スタンスはあくまでも
・西洋医学的治療との併用
です。
それはなぜか?
色々理由はあるんですが、大事なところをかいつまんで言うと、漢方が得意なこと、西洋医学的なことが得意なことって違います。
そこをちゃんとわかった上で使うのが上策であり
「西洋薬嫌いです!だから漢方を使います!」
という、●●が嫌いだから→××がいいんだ!、的な対立関係で考える見方は
個人的にはおすすめではないですね。
例えば、先天性巨大食道炎という犬の病気があります。
これは、食物の通り道である「食道」が、生体力学的特性の異常をきたして起こる病気です。
と、書くと「はあ?」ですが、ものすごく端折って簡単に言うと、
「食道がだらりと伸びきって拡張し、食べものを胃に送る機能が衰えて、食物を吐き戻してしまう病気」
となります。
多くの場合で食道炎を起こすので、抗生物質や粘膜保護剤、吐き気止めなどが投与されます。
で、こういう場合に漢方だとどうなの?ですが、そういう時にはこういう漢方薬が使われています、という方剤は、ちゃんとあります。
ただ、漢方薬に拡張した食道をもとに戻すような力は当然ありません。
西洋薬同様、食道の拡大によって起こる不快な症状を和らげるための対処療法的な働きを期待して、使用されます。
つまり、漢方薬は魔法の薬でも、マジックでも何でもない。
西洋医学で解決出来ない問題を、映画のように劇的に救ってくれる、奇跡の英雄でもない。
一方で漢方薬は、西洋薬とは体に働きかける「仕組み」が根本的に違います。
これについてはそのうちまた漫画に書くか、現在準備中の
●犬の漢方薬講座(仮)
で詳しく話そうと思っていますが、漢方薬は今お話しししたように一方的に思い込みを持たれたり、幻想を持たれるケースが結構あります。
でも、そうじゃないですよ、と。
スタート地点はまずそこからです。
そして先入観を取り除いて、フラットな気持ちで眺めると、見えてくる景色があります。
ああ、そういう使い方があるんだ、とか、こういう場合にも使えるんだ、へー、とか。
基本、犬は獣医師に相談して処方してもらう漢方薬ですが、飼い主さん用だったら、市販薬でも買えますのでご自身で試しに飲んでみるのもおすすめです。
(薬剤師さんが常駐しているドラックストアで、相談して説明を受けて買うのがお勧めです)
私は家の近所にある、漢方が得意な内科クリニックで処方してもらっています。
今は「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」というのを飲んでいる。
ということで、今日は漢方の話を少ししました。
興味が出てきたっていう方は、ぜひ楽しみに講座やメルマガをお待ちくださいね。(あと、よかったら漫画も!笑)
本日は以上です。
Office Guri
諸橋直子
(終)
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