犬のアレルギー性皮膚炎を考える(5)疥癬・アレルギー性接触性皮膚炎


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今回はアレルギー性皮膚炎のシリーズの最終回です。

●疥癬(かいせん)

●アレルギー性接触性皮膚炎

とよばれる病気について話していこうと思います。

 

まず、「疥癬」から。

 

「疥癬…かいせん?あまり聞きなれない病気ですね??」

 

そういう方もいると思いますが、この病気は

●イヌヒゼンダニ

という虫に対するアレルギー性の疾患です。

 

強烈なかゆみが特徴で、とにかく痒がる、
痒さの余り体重が減ったり、うつ状態になる犬もいるほどです。

 

ちなみに…。

このイヌヒセンダニ、人にも感染します。

特に高齢の方や幼児には感染しやすい傾向があるので注意が必要です。

 

また、このイヌヒゼンダニは、皮膚と皮膚との接触で感染するので
多頭飼いの場合、1匹が発症した場合、同居している犬全部の身体から
この虫を駆除する必要があるので厄介です。

 

とにかく「疥癬」と診断されたら、犬との濃厚なスキンシップは完治するまで避け
徹底した駆虫が必要になります。

 

獣医さんから指示された投薬、シャンプー、生活上での注意などは徹底して守ることです。

 

最後に「アレルギー性接触性皮膚炎」についてお話しします。

 

アレルギー性接触性皮膚炎は、わかりやすく言うと「かぶれ」です。

 

もっと言うと、これまで触れていたけど特に問題なかったものに対し
ある日突然アレルギー症状が現れ、皮膚炎を起こす、というものです。

 

これが、結構身近なもので起こります。

 

例えば、今まで使っていて特に問題が無かったシャンプー、薬などでも
ある日突然、アレルギーが起こる場合があります。

 

また、花粉などでも起こりますし
おもちゃ、首輪、カーペット・食器など、犬が触れるあらゆるもので起こる可能性があります。

 

そのため、もし犬が急に体を痒がるようになった…という場合は
まずは病院へ行き、生活の様子や体に触れたものなど、生活に関する情報を
飼い主さん側から積極的に獣医師へ伝えるようにするの大切になります。

 

これまで、この「犬のアレルギー」をテーマにした記事で
様々なアレルギーについてお伝えしてきたのには、理由があります。

 

アレルギーというと「食物アレルギー」をまず連想する方が多いですが
実際には、虫が原因だったり、体に触れるものが原因のケースもあるのです。

 

こうした「一口にアレルギーと言っても種類がいろいろありますよ」という基礎知識を知らないでいると

 

●犬が皮膚をかゆがっている→食事のせい?→食物アレルギーかも??

 

という、バイアスがかかった状態で犬を見てしまいますし
獣医師へ使える情報も、かなり偏ったものになってしまうと思いませんか?

 

だからこそ、アレルギーと一口に言っても色々な種類があるし
我が家の犬の場合、どれが当てはまるか?は

 

「普段の生活の様子」

「食事」

「体調」

 

といった、日常の情報を丁寧に振り返り、それを自分の思い込みを捨てた状態で
獣医師に犬の生活歴を冷静に伝える、ということが大事だと私自身は考えますが
今このメールをお読みのみなさんは、どう感じ、どう考えるでしょうか。

 

飼い主さんが犬の健康状態や生活全体に目配りをし
何が体調不良があって、病院を訪れたときに

「ただおろおろして、先生にお任せ」

という姿勢は、個人的にはおすすめではありません。

 

犬の身体の状態を正確に把握し、病気に対する対応方法を考える上で
飼い主側から提供する

「犬の生活歴」

は重要です。

 

この点を理解し、獣医師と良好なコミュニケーションを取りながら

「医療サービスを上手に活用する」

ことが犬の健康を守ると、私自身は考えています。

 

なので、そのための基礎知識を持った、冷静な態度でいられる飼い主さんが
一人でも増えてくれるといいという思いでこのメルマガを配信している次第です。

 

本日は以上です。

 

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Office Guri
諸橋直子

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犬のアレルギー性皮膚炎を考える(4)ノミアレルギー性皮膚炎


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

今日もアレルギー性皮膚炎について話していきます。
今回は、

—————————–

●ノミアレルギー性皮膚炎

—————————–

です。

 

ノミによるアレルギー性皮膚炎は、
ノミの唾液がアレルギー反応を引き起こす疾患です。

 

ちなみにこうした虫にかまれることが原因で引き起こされるアレルギーは意外に多く
例えば

「蚊」

にかまれた際、その唾液が引き金になり、アレルギー性皮膚炎を起こすケースもあります。

 

いずれにせよ、こうした犬を噛む「害虫」はできるだけ予防をすることが大切だということですね。

 

ちなみに、ノミによるアレルギー性皮膚炎と診断された場合は
まずノミの駆虫が大事になります。

 

さらに大事なのは、もし多頭飼いで同居犬がいる場合(もしくは猫も一緒にいる場合)、
同居している動物も、一緒にノミの駆虫を行う必要がある、ということです。

 

同じ生活環境にいると、1匹はアレルギーを発症していても
もう1匹は平気、ということも起こってきます。

 

なので、アレルギーを発症した1匹の駆虫を頑張っても
もう1匹が特に何の症状も起こさないまま、ノミを寄生させたままだと
結局またノミをもらって痒さの繰り返し…ということになりかねません。

 

なので、同居している犬猫は全員、ノミの駆虫が必要!ということになります。

 

また、動物の身体からこぼれ落ちたノミの卵、蛹、大人のノミなどが
居住空間にはまだ存在している可能性が高いので
徹底した掃除や、殺虫スプレーを使った掃除なども必要になる場合があります。

 

こうなると、結構ノミは厄介ですし
掃除も大変、一度持ち込まれると同居している動物全部が駆虫が必要で
その分薬代などお金もかかります。

 

そういう意味で、ノミは持ち込まないのが最善ですし
やはり予防が大事、ということになります。

 

病院で処方される駆除薬には、このような製品もあり、有名です。

https://n-d-f.com/frontline/

 

ノミがついた場合に速やかに駆除してくれるので
こうした製品を上手に活用すれば、安心です。

 

駆除薬は着いたノミを殺すための薬ですが
ノミにかまれることそのものを予防したい、という場合は

「防虫」

対策も併せて行っておくと安心です。

 

例えば、アロマセラピー精油の中には
ノミが嫌うとされている香りが存在します。

 

なので、そうした香りを上手に活用し
その上で、駆除薬も併用して二重の備えでノミ対策を行っている飼い主さんも
多くいらっしゃいます。

 

私自身、

 

・虫そのものを寄せ付けない→ 香りによる防虫

 

・虫がついてしまった場合、速やかに駆虫→ 薬による駆虫効果

 

を毎年、このシーズンになると併用しています。

 

ちなみに、このメルマガをお読みの読者の方で

 

●アロマの虫除けコンプリートセット「ダニ&蚊」
https://store.officeguri.com/user_data/aromamusiyoke.php

 

を購入された方は、「蚊ブレンド」の精油が
ノミの嫌う香り(シトロネラ、ペパーミント)を含んでいますので
ノミ除けとして活用していただくのもおすすめの使い方です。

 

ノミのアレルギー性皮膚炎は

「寄せ付けない」

「着いてしまった場合は徹底駆除」

が大事だということですね。

 

本日は以上です。

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*次号では疥癬について取り上げる予定です。

Office Guri
諸橋直子

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