私が犬の健康ケアビギナーの方に「アロマセラピー」を勧める理由


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

昨日は久しぶりに街中にあるアロマショップ巡りをして、新製品や精油をチェックしてきました。

 

アロマショップはどこも人気で、店員さんがてんやわんやです。

 

特にアロマ精油は

 

こういう体調にはどのアロマがお勧めですか?

 

私の肌の悩みには、どういうアロマがぴったりでしょう?

 

というアドバイスを貰って選びたい、という方が多く、そういう意味ではカウンセリング化粧品に似ています。

 

お客さんは私が見た限り100%女性。

 

やっぱり女性は健康でいたい、美しくありたい、と情報を求めていますし、何より「楽しいこと」には貪欲です。

 

アロマが何故、お休みの日にお店がごった返するほど人気かというと、個人的には

楽しいから

だと思います。

 

楽しくできて、美容や健康にも良い、となればやらない理由がないですからね。

 

そして、この

楽しみながら

健康や美容などに効果を発揮する

アロマセラピー

を、犬の健康管理にも生かせるとしたら、どうでしょうか?

 

実は私自身が、犬のホームケアが初めて!という初心者の方に、まずはアロマセラピーはどうでしょう?とお勧めする理由もここにあります。

 

アロマセラピーは、本当に究極のシンプルな自然療法です。

 

何故なら、基本

香りを嗅ぐだけ

だから(笑)

 

香りを嗅ぐだけであれば、難しいスキルは要りません。

 

精油を用意して、ティッシュに垂らしてその香りを嗅ぐだけでも、立派なアロマセラピーです。

 

昨日は私自身、初めて体験する精油も含めて30種類以上の香りを嗅いできましたが、精油って本当に、原材料の植物ごとに全く個性が違います。

 

例えば、

 

●ベンゾイン(安息香)

 

という精油は甘く、濃厚なバニラアイスのような香りがします。

 

香りを嗅ぎ終わった後も、鼻の奥に蜂蜜に似た甘い香りが残ります。

 

ベンゾインは精神への深い鎮静効果をもたらすことで知られますし

●去痰作用

の性質を持つので、呼吸器系のトラブルにも良いとされています。

 

この香りを犬用のブラッシングスプレーに使ってみたいなあ。

 

「リラクゼーションもかねて、シニア犬用のボディケア製品も作ったら良さそうだなあ」

 

など、いろいろ考えながら香りを楽しみました。

 

あと面白かったのは、

 

昼用アロマ

 

夜用アロマ

 

というのが売られていたことですね。

 

昼用アロマに使用されている精油を見ると、

 

●交感神経を活性化させる

●集中力を高める

 

といった効果があるとされる精油を中心にブレンドされていました。

 

逆に夜用アロマは

 

●副交感神経を活性化させる(リラックスモード)

●緊張を解し、ストレスを和らげる

 

とされる精油が中心でしたね。

 

こういうのも、例えば神経質で眠りが浅い犬のために、夜のリラックス専用ブレンドを作ってもいいですね。

 

昼にアクティブに活動する犬であれば、集中力を高めて元気に過ごせるような精油ブレンドを考えてもいい。

 

あれもできるし、こういうのもいいなあ、という風に、実際に香りを嗅ぎながら、色々と楽しいイメージを膨らませてきました。

 

実はこんな風に、アロマセラピーは

 

犬にも応用出来て

しかも、様々なシチュエーションに合わせてブレンド出来て

犬のための健康増進に役立てることができる

 

ものなのです。

 

その上、やり方と言えば究極のシンプル

 

「ただ嗅ぐだけ」

 

で、初心者の方の場合はOK。

 

簡単な上、期待できる効果の範囲が広い。

 

しかも楽しい。

 

なので、初心者の方で

 

何か犬の健康増進の取り組みを、自宅で初めてみたい

 

という方には、まさにぴったりな方法になります。

 

ちなみに私も犬のホームケアで一番初めにスタートしたのが

 

「犬のアロマセラピー=ドッグアロマ」

 

でした。

 

理由は「自分も一緒に楽しめるから」。

 

実際、やってみて楽しかったですから、楽しくて犬の健康増進にも役立つなら、もっと勉強して、色々な楽しい方法や精油の種類をもっと知りたい!と、どんどん深みにはまりましたね。

 

シンプルに「楽しい」。

 

これにつきます。

 

犬のホームケア初心者の方に、私がドッグアロマをお勧めする理由はご理解いただけたでしょうか?

 

ただ、ここ一つ注意事項があります。

 

アロマセラピーはとても楽しいものですが、その一方で、

 

安全に使うためには守るべき注意点

 

というのがいくつか存在します。

 

例えば、

 

「動物への使用を避けるべき精油」

 

というものも存在し、それを知らないで犬に使ってしまうと、皮膚がかぶれたり、調子が悪くなるケースも起こりうるので注意が必要です。

 

残念なことに、こうした「安全に関する注意事項」というのは、なかなか情報が広くいきわたってい無いのが現状です。

 

では、どのようなことに注意してアロマセラピーを犬に使用すべきなのか?

 

これについて、次号のメルマガで引き続きお話ししていきますね。

 

本日は以上です。

 

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犬のために本当に今、やるべきことは?「予防医学の4つの柱」


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今回も犬のアロマセラピーについての話をしようと思っていたのですが、その前に大切な「確認事項」をお伝えしようと思い、今日はこのメールを書いています。

 

折角のアロマも、このポイントを外すとなかなか成果が出にくいです。

 

もっと言うと、ここを外していると、どんな犬のための健康法やグッズなども、今一つ効果を実感できず中途半端…という状態に陥りがちです。

 

 

なので、大事なことなので、アロマセラピーの本質をお話する前に、

 

●愛犬の健康のために「やるべきこと」の現在地を分かっていますか?

 

というテーマを取り上げて行こうと思います。

 

これは、犬の健康への取り組みを行う上で、それがどんな種類のものでも、基本となる芯柱になる考え方です。

犬の病気予防や健康維持のために何をしたらいいですか?

何から学び始めたらいいですか?

 

 

この質問は本当に多く寄せられます。

 

「なんでもいいから教えてください!」

 

という方も時々いますが、あまりにアバウトすぎます。

 

そこでいったん、そもそも飼い主さんが「家庭で出来る愛犬のホームケア」には、一体どういうものがあるか?を整理整頓する必要があります。

 

ちょっと図にまとめましたので、見てみてください。

●予防医学の4つの柱

Office Guriでは「家庭で犬の健康を守り、病気に負けない体を作る」ために、
以下の4つが大切だと考えています。

————————————————————–

【食事】

健康を守るために必要な体を維持するのに食事は大切です。

筋肉、皮膚、血液などを作るのも栄養ですが、ホルモン、抗体などの免疫にかかわる物質を作る材料も食事から供給されます。

犬にとって、健康を維持するのに適切な「食事」についての情報を学ぶことは重要です。

————————————————————–

【睡眠】

睡眠が重要だということは誰もが知っていることですが、犬の性格や体の状態によっては快適な睡眠がとれない場合もあります。

 

ストレスにより睡眠障害や、認知症による昼夜逆転などはその一例です。

 

こうした場合、獣医師の医療によるケアと併用で、家庭でも快適な睡眠をサポートするスキルを飼い主さんが身に着けておくことで犬の健康を守ることができます。

————————————————————–

【運動】

運動は大切だと知っている方は多いですが、運動が身体全体に与える様々な影響については、深く理解している方はあまり多いとは言えません。

運動不足により、血行不良、リンパ液などの循環が滞る、酸素が全身にいきわたらないなどのデメリットや、それによって引き起こされる免疫低下について正し理解し、犬の生活の中で対策を行うことは健康上、大切です。

————————————————————–

【ストレスケア】

ストレスが体にもたらす弊害は多数知られれています。

心臓病、ガン、動脈硬化、糖尿病など、多くの人たちが煩う病気が、犬をまた同様に苦しめるケースが増えてきています。

こうした病気をもたらす要因に「ストレス」があると知ったら、多くの方はびっくりされるでしょうか?

現代社会で多くのストレスを抱える私たちと共に暮らす犬も、実はストレスを抱えています。

こうしたストレスを知り、家庭でどうケアすべきか?を知っておくことは犬の健康を守る上で大いに役立つはずです。

————————————————————–

 

愛犬の健康管理を家庭でも行いたい、体に良い取り組みをしたい、という場合、まずはこの4つの中で、我が家の愛犬にとって

 

●優先順位が高そうなもの

 

または

 

●手軽に実践できそうなもので、なおかつ楽しそうなもの

 

という2つの視点で考えることが大切です。

 

そうしないと、冒頭でも紹介しした通り

 

「犬の身体にいいことは何でもしたいです!なのでなんでもいいから教えてください!」

 

になってしまいます。

 

でもどうでしょう?

 

実際にじゃあ、私がこれとこれとコレ、全部大事ですよ、と言ったら、その人は本当に全部やれるのか?という話ですよね。

 

1日24時間です。

 

誰もが平等に持っている「時間」というものには限りがあります。

 

いくら大事な犬のため、とはいえ

 

「ただがむしゃらに」

 

「なんの情報も計画もなく」

 

犬の身体によいと思えることを、片っ端からやってみる、というのはおすすめではありません。

 

時間には限りがあるのに、全然効率的でないからです。

 

それよりも、大事なので繰り返して言いますが、初心者の方はまず、

——————————————-

犬の健康管理・予防医学に大切な要素を

・食事

・運動

・睡眠

・ストレスケア

の4つの柱にまとめて考えてみる。

——————————————-

 

その中で、あまり難しいこと抜きで実践できて、続けられそうなこと、からスタートするのがお勧めの考え方です。

 

どんな物事でも、「現在地を知り」「その上で目的地に向かう手段を決める」というのは大事です。

 

色々な犬の健康情報があって、あれを食べさせたらいいとか、このサプリメントがいいみたい、など、あっちを試し、こっちも試し…でも、今一つこのやり方が愛犬の健康に役立っている!という実感を、もしあなたご自身が得られていないとしたら…。

 

それはそもそも、愛犬とあなたご自身の

 

●何から取り組むべきかの健康ケアの立ち位置

 

が分かっていないのが原因です。

 

折角高価なサプリメントや犬のための健康グッズを試しても、どうも今一つ満足できない、効果を実感できない、という場合、

そもそも我が家の愛犬の健康ケアのために、最優先でやるべきは何か?

が、根本的にはっきりしていません。

 

今愛犬に何が必要か?

その必要を満たすには、どういうケアが必要か?

 

そこが明確になっていないから迷走します。

 

あの健康情報も気になるし、こういうマッサージもしてみたい気がする、食事も大事だし…と、次々に色々な情報に手を出して、ちょっとずつ齧っては不安になり、また次へ…という繰り返しになりがちです。

 

 

最悪の場合、情報だけは色々つまみ食いするんだけど、何一つ腰を据えて取り組むことができず、気が付くと数年、あっという間に経っていて犬もシニア期に突入していた!というケースもあり得ます。

 

犬の寿命も、寂しい現実ですが決まっています。

 

なので、健康への取り組みは、スタートが早い方が、犬が元気で過ごせる「健康寿命」を延ばせる可能性が高まります。

 

犬は人よりも早い一生を駆け足で走り抜けているようなものです。

 

出来るだけゆっくりでいいよ…とは思うものの、10歳を過ぎれば、年齢は加速します。これは我が家の13歳の黒ラブ;ぐりを見ているとよくわかります。

 

犬が年を取るのは、本当に早いのです。

 

振り返ってみて、いかがでしょうか?

 

あなたご自身は、愛犬に元気で長生きしてもらうための取り組みの「優先順位」がちゃんとつけられているでしょうか?

 

それを早い段階から取り組むための準備や計画は、できていますか?

 

優先順位」をつけないまま、色々な情報を聞きかじって、何となくやってみては、今一つ犬のためになっているような実感が得られないなあ…と、がっかりしていないでしょうか?

 

更に残酷なことを言いますが、健康への取り組みは

 

「健康なうちから」

 

「早ければ早いほど」

 

が、いいです。

 

というのは、今まで健康のための取り組みはあまりしてこなかった…という飼い主さんが、いざ犬が急に病気を告げられた際、パニックに陥り冷静な判断ができなくなり後悔するような行動や選択をしてしまうケースが後を絶たないからです。

 

 

具体的には、犬が急に余命宣告をされた

→ 高額な治療を勧められて、万にひとつの望みをかけてやってみたけれど、結局、延命にはつながらなかった。

 

後から調べてみて、実はその治療法自体、まだちゃんと確立されていなく、効果自体も微妙なものだったと知り、ショックを受けた、といった相談も、過去お受けした経験があります。

 

 

健康への取り組みは、犬が健康で、飼い主さんも冷静な判断が出来るうちから、が重要なのは、このためです。

 

いざというとき、冷静に犬の健康についての判断ができるために、元気なうちから犬の健康についての情報を集め、予防の取り組みもし、勉強しておく。

 

「…でもそうは言われても、何から手を付けていいのか分からない」

 

はい、そういう時は冷静に立ち止まって、4つの柱を思い出してみてくださいね。

——————————————-

犬の健康管理・予防医学に大切な要素を

・食事

・運動

・睡眠

・ストレスケア

の4つの柱にまとめて考えてみる。

——————————————-

 

あなたの場合、どのジャンルから取り組むことで、愛犬の健康管理に役立ちそうでしょうか?

 

食事ですか?

 

運動でしょうか?

 

睡眠の質を上げることでしょうか?

 

ストレスケアに取り組むことでしょうか?

 

ぜひこれについて、今日はじっくり考えてみてくださいね。

 

 

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 

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ドッグアロマ:犬の健康寿命を延ばすために、飼い主さんができること


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、昨日のメールで

 

「犬のアロマセラピーに興味のある方はクリックで意思表示をしてください。

 

クリック数が一定数に達するようであれば、アロマセラピーに関する情報をお届けしようと思います」

 

と呼びかけをしました。

 

すると、結構な勢いでメルマガ配信直後からがしがしクリックされる方が続出で皆さん、やっぱり犬のアロマセラピーには興味があるんだな、というのを実感しました。

 

なので、今日から犬のためのアロマセラピーについて書いていきますね。

 

私が犬のためのアロマセラピーを始めたのは、かれこれ12年前にさかのぼります。

 

我が家の初めてのラブラドール「ぐり」との別れの朝がとうとうやってきたところから話を始めようと思います。

 

 

現在、我が家で暮らす13歳の黒ラブ:ぐりですが、最初から我が家の犬だったわけではありません。

 

実は私はぐりと一度別れを経験しています。

 

理由は、ぐりはもともと盲導犬候補の子犬として、北海道盲導犬協会から預かっていた犬だったからです。

 

この、子犬を預かり1年間育てるボランティアを 『パピーウォーカー』と言います。

 

そして、生後50日でやってきた子犬を 愛情をたっぷり注いで、1年後に訓練のため盲導犬協会に返します。

 

北海道の場合、基本的に盲導犬になった場合、当時はその詳しい居所や消息は教えてもらえ無いのがルールでした。

 

また、訓練に妨げにならないよう、面会も禁止されていました(現在はどうなっているかわかりません)。

 

協会によっては(日本全国にいろいろな盲導犬協会があり、それぞれ 独自の規定を設けています)途中で面会もできるようなのですが、当時、北海道の場合、試験に落ちて帰ってくるか、盲導犬を12歳で引退して 戻ってくる以外、2度と育てた犬には逢えません。

 

ですから、来るな来るなと思っていた別れの朝がとうとうやって来てしまった…というところから、話を始めたいと思います。

 

朝から、家族全員が表立っては明るくふるまっているのですが、間違いなく、全員が心の中はどんよりしていました。

 

盲導犬になるかもしれない犬を育てて送り出すのです。

 

社会のためには意義があり、良いことなのです。

 

ただそれは、理性の方の理屈であって、気持ちの方はそれについていけませんでした。

 

確かに世の中にためには、盲導犬が増える(かもしれない)のは役立つこと。

 

 

でも、1年間大切に育てた宝物のようなかわいい愛犬を手放すのは、はっきり言ってつらいことです。

 

朝を迎えてどんどん時間は過ぎていきます。

 

あっという間に、協会へ行く時間になりました。

 

ぐりを手放す時は今生の別れだと思って手放しました。

 

逢うとしても、もし盲導犬になったら…10年後です。10年経ったら…もう犬の老年期です。

 

だから、協会に犬を返した後、 車の中でわあわあ泣きました。

 

そして、手放したと同時に様々なことを後悔しました。

 

本当はあれもしてあげたかった、これもしてあげたかった。いろいろなことをもっと一緒に楽しみたかった…。

 

現実問題として、 ものすごく頑張っても20歳まで生きる犬はそんなに多くありません。

 

さらに、犬が健康で一緒に楽しく過ごせる時間となると、本当に限られています。

 

そうした中で、せっかく一緒に過ごせる、貴重な子犬時代の1年間だったのに、当時会社員だった私は仕事で夜中まで残業して、犬と遊ぶ時間もあまりなくて、世話はもっぱら犬大好き!の父がやっていました。

 

 

そのことをものすごく後悔したのです。

 

 

何であの時間の貴重さに、当時気付かなかったのか…。

 

ぐりを返した後は、ぐりのおもちゃなどが リビングに転がっているだけで、泣けました。

 

はじめて買ってあげたら大喜びでかじって遊び、 ぼろぼろにしたロープのおもちゃなども捨てられませんでした。

 

よだれでべとべとなのに、貴重な宝物のようにオモチャのカゴに入れたまま大事に取っておきました。

 

車にもよく乗せていたので、車のあちこちに黒い毛が残っていました。

 

掃除をしなくては…と思うのですが、できませんでした。

 

「ぐりを乗せると毛だらけになるね!」

 

と笑って掃除ができたのは、次にまたぐりを乗せたら、また車を毛だらけにできるからです。

 

しかし、もう毛だらけにしてくれるぐりがいません。

 

掃除したら、毛なくなっちゃうな…と思うと、 どうしても掃除機をかける気にもなれず、私はぐりがいなくなった後も、ばかみたいですが、ずーっと毛だらけのままの車に乗っていました。

 

 

最後に、盲導犬協会に返したぐりは、笑顔でした。

 

 

仲間や兄弟姉妹犬と遊べる盲導犬協会が、ぐりは大好きでしたから 訓練士さんにぐりを引き渡し、犬舎へ連れていかれる時もすたすた嬉しそうに歩いていきました。

 

一度もこっち、振り返らなかったなあ。

 

あの姿が、元気でぐりを見られる最後になるのかな。

 

これが別れの日の出来事です。

 

 

その後も、相変わらず、ぐりのことばかり考えながら、毎日を過ごしていました。

 

 

今さら取り戻せないものについて、えんえんと後悔し、完全にペットロスの状態になってもんもんと過ごしていました。

 

振り返ってみて、あの暗く辛い時間に意味があるとしたら

 

犬に対して、やれることを全力で、 すべてやりつくさないことの後悔はものすごい。さらに、その後悔が人間から奪うエネルギーの量が、輪をかけてものすごい

 

ということを、身をもって学んだことにつきると思います。

 

そして…。

 

結局ぐりは、1ヶ月後に帰ってきました。

 

「盲導犬、向いてません」 と、試験に落ちて。

 

その時、あ、これはおまけの時間をもらえたな、と思ったのを よく覚えています。

 

後悔したことを、ぜ~んぶやり直すチャンスが来た!神様ありがとう!!!!!!!!!!

 

 

そして全力で、できることを全部しようと心に決めました。

 

そうでなくても、20年後くらいには 別れが来ることは明白なのだから、後悔のないように、 できることは何はさておき全部やろう。

 

 

そういうことを一気に短時間で考えた結果、私はそれまでやっていた全然向いていない仕事を、何ときっぱり辞めました。

 

 

今になって改めて思うのですが、こんな風に逢えない覚悟を一度した、という経験はとても大きかったと思います。

 

何故ならそれは、

 

逢えないし、消息もほとんど知ることができない。撫でたり触ったりもできない

 

という点では

 

 

による別れと同じだからです。

 

多くの方が、大切な愛犬を無くしてペットロスを経験されますが私はある意味、犬が生きている状態で、犬を亡くしたのに近い気持ちを味わった、というとても特殊な経験をしたと思っています。

 

おかげで人生の中で何が大事で、何が大事で無い、という優先順位がはっきりつけられました。

 

さほど好きでもない、残業ばかりで人生をすり減らす会社と仕事。

 

一度きっぱり捨ててしまおう。

 

何と言っても「失ったと思った犬」が、思いがけず戻ってきたのですから。

 

今度こそ後悔を残すまい! と私は心に決めました。折角やり直すチャンスがきたのですから。

 

 

一方で…。

 

1か月間協会で過ごしたぐりを迎えたとき、 私は少なからずショックを受けました。

 

何故なら…黒くてつやつやのかわいい犬だったぐりの毛が、ツヤを失いぱさぱさになっていたからです。

 

 

どうしたの…ぐりちゃん! と思って、さらによくよく観察すると、黒い毛には大きなフケがたくさん浮かんでいます。

 

 

そして、とどめをさすような、

 

「今日はお迎えだったので、昨日シャンプーしたんですよ♪」

 

という職員さんの言葉に、更に私はビックリしました。

 

…。

 

大粒の…皮剥けたんですかっていうくらいの、 大きなフケ出ているのですが…?( ;´Д`)

 

誤解のないように一言申し添えておきますが、決して協会での待遇が悪かったわけではありません。

 

盲導犬協会では、犬を愛情を持って大切に扱ってくれます。

 

ただ…。 以前のぐりがそうだったように、一家に一匹の大切な子!として、撫でまわすように可愛がってもらうわけにはいきません。

 

 

一人っ子で家族の注目と愛情を独り占めしていたぐりが、集団生活に入り、色々と環境が変わることで変化についていくのが大変なことも、あったのだろうなあ…と思うと、何だかじんと来ました。

 

 

そして、ぱさぱさで、フケだらけのぐりでしたが 家族に再会すると、しっぽを振って笑顔で走ってきました。

 

そのぐりを車に乗せて家に帰り 家に着いて中に入ると、さっそくリビングのカーペットの上でごろりと横になりはじめました。

 

緊張が解け、わがもの顔でくつろぎ始めたその顔は、やっぱりうちのぐりでした。

 

ぱさぱさだろうが、ツヤがなかろうが、ぐりはぐりです。

 

大切な、かわいい、我が家の大事な黒ラブです。

 

そして思ったことは

 

この犬を何とか元気で、天寿を全うさせたい

 

「できるだけ病気にならないよう、家庭で出来る病気予防や健康に良いことは何でもやろう

 

でした。

 

しかしながら…。

 

そこからが私の長い道のりの始まりでもありました。

 

何せ今から12年前のことです。

 

犬の健康管理

 

と言っても当時は、分厚い外国の獣医師が書いた難解な食事マニュアルの翻訳本とか、

(犬には七面鳥を食べさせるのだ!的な。うちの近所では残念ながら、七面鳥は売っていません)

アメリカなどで犬のマッサージなどを学んだ人が書いた薄いマッサージマニュアルなど
本当に犬の健康を

 

家庭で守る

 

ための情報やスキルは少なかったのです。

 

それでも、細々とそのような情報をクモの糸のように辿って、愛玩動物飼養管理士の資格講座に出てみたり、犬関連の講座や勉強会を必死で探してはできるだけ参加しました。

 

 

ただ残念なことに、そのような勉強会は主に東京で行われており、北海道札幌市在住の私は、参加したければ飛行機代と宿泊費を負担して東京まで出向く必要がありました。

 

犬と一緒に過ごすために、諸橋、仕事辞めたってよ、状態だった私は、貯金を切り崩しての生活でしたので

 

これは面白そう!

 

と思っても、そうほいほいと何度も東京へはいけません。

 

また、犬の健康関連の講座自体も少なく、最短で半年後開催…など、スケジュールもなかなか思い通りにならず悔しい思いもたくさんしました。

 

その中で出会ったのが、犬のホリスティックケアの通信教育です。

 

通信教育であれば、自分が勉強したい時にスタートできるし、わざわざ東京まで行かなくても済む!!!!

 

 

早速その講座へ申し込みをし、教材が届くのをわくわくしながら待ちました。

 

その通信講座では、今の私の仕事の根幹となる

 

●手作り食

 

●アロマセラピー

 

●マッサージ

 

すべてを含む内容でしたが、特に最初に興味を惹かれたのが

 

アロマセラピー

 

でした。

 

というのは、私自身、手作り石鹸を当時趣味で作っていてその香りづけにアロマオイルを使用していたからです。

 

そうか、アロマは犬にもいいのか!

 

これは思いがけないサプライズでした。

 

当時、手作り食に関してはまだ模索中でしたし、栄養学などの知識もまだありませんでした。

 

なので、既に自分でも実践しているアロマセラピーであれば、なじみがあるし、すぐに犬にもやってあげられる!

 

 

できるだけ病気にならないよう、家庭で出来る病気予防や健康に良いことは何でもやろう

 

そう決意した私は、とにかくまずひとつ、私が家庭で、ぐりのためにしてあげられることを手に入れたのが、本当に嬉しかったのです。

 

 

結局その後、アロマセラピーは私の仕事の一部になりました。

 

 

犬のストレスケアやスキンケア、特別な要望に応えるためのブレンド(呼吸器のケアなど)など。

 

アロマセラピーの助けを必要としている飼い主さんと愛犬のためのアロマ製品販売や、講座の開講。

 

 

私の仕事の中で、アロマセラピーの占める範囲は大きいです。

 

 

ぐりも大きな病気もせず、今年13歳を迎えます。

 

誰だって病気は嫌なものです。

 

元気で暮らしたいです。

 

病気の原因は複雑ですし、現代の医学でも100%すべての病を克服できていないことは周知の事実です。

 

 

でも、だからと言って運を天に任せて、病気にならないようひたすら祈る…というのは、私の場合、性格的に合いません。

 

それよりも、自分が出来ることは何か?を考え、情報を集め、出来ることは全部やりたいです。

 

 

犬の健康も同じです。

 

 

病気になったら獣医さんにお任せで、治療方法の選択も薬の種類も、自分は素人だから分からない、で済ませたくありません。

 

 

病気になったらなったで、ちゃんと病気について勉強して、治療方針なども獣医さんと対等な立場で相談し自分も治療に参加したいです。

 

 

それ以前に

 

病気にならないためには?

 

病気の兆候が出たときにできる、悪化させないための対策は?

 

を考えて、実践したいです。

 

 

この考えを一言で表すと

 

人事を尽くして天命を待つ

 

が、ぴったりです。

 

全力で努力したら、後は静かに天命に任せるという意味で、事の成否は人知を越えたところにあるのだから、どんな結果になろうとも悔いはないということわざです。

 

病気は怖い。

 

大切な犬が病気になるのは嫌だ。

 

だから、健康を守るためにできることは、とりあえず全部やろう。

 

残念ながら現時点で、ヒトの力では100%病に打ち勝つことはまだできていない。

 

それでも全力で努力だけはしよう。その上で、起きてきた結果は受け入れよう。

 

(実際にそうなったら受け入れられるかどうかはまた別の話だと思いますが、少なくとも、後悔の量は減らせると信じています)

 

私が犬の健康を「家庭でも守る努力」をするのは、犬にずっと元気でいてほしいというのも、もちろんありますが

 

もし病気になった際、あの時こうしていれば…という後悔をできるだけなくしたい

 

という思いが強いからです。

 

 

愛犬にはずっと長く、元気でいてほしい

 

そのために、飼い主としてできることは全部してあげたい

 

そうした飼い主さんの「犬のためにやってあげたい事」を形にしたい。

 

その一つの方法として「犬のためのアロマセラピーケア」についてこれからメルマガで配信していこうと思う次第です。

 

 

必要を感じる方はぜひ、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

 

本日は以上です。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 

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