ストレスが犬の胃腸の不調につながるのはなぜ?


こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、先日のメルマガで

「犬は飼い主さんの精神状態の影響もかなり受けるので、
 犬のストレスを考える際は、飼い主さん自身がストレスをためていないか
 ちょっと考えてみてください」

という話をしました。

 

●飼い主のストレスが犬に影響することはご存知ですか?
http://www.officeguri.com/archives/6218

そうしたら、読者の方からこんなメールをいただいたので
今日はそれをご紹介しますね。

 

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いつもメルマガでお世話になっております。

今日配信のメルマガ「飼い主のストレスが犬に影響する」を読み、
極最近のことですが獣医さんに私が言われた事を
再確認したような気持ちで、ちょっとビックリしました。

うちの子は定期的(3ヶ月に一度位)に尿検査をお願いしています。
(特に悪いところは有りませんでしたが日常の変化を確認するためです)

順調に健康を維持しておりましたが、先月検査をしたところ、尿に結晶反応が出てしまいました。

しかしphや細菌と言った原因になる要素は至って正常・・
最近はこのような子が多いそうです。
先生は東洋医学をやられているので鍼が良いと言われました。

所謂「気帯」からくるもので「肝」不調→「気欝」の
症状だと。

色々お話を聞き質問等をしていた時先生がふと

「ママがいつも何かに不安を持っているからこの子はそれを感じとっているんだよ。
はい!お腹に一杯空気を吸って、そしてゆっくりお腹がへこむまで吐いて・・
いつも意識してやってみて!

この子達は飼い主さんの事ちゃんと見ているんだよ」

って・・・見抜かれちゃいました(笑)

まさに諸橋さんがテーマにあげて下さったお話は私のことかと驚きました。

長くなりすみません。
早速明日「鍼」を打ってもらいに行ってこようとおもいます。
この子の症状が少しでも良くなるように、私も複式深呼吸をして(笑)

(S-koharuさん)

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S-koharuさん、いつもありがとうございます。

良い先生が主治医の方で、よかったですね。

 

中医学(東洋医学)では、患者の生活環境や精神状態、精神に与える影響までを考慮して
体の不調を考えるのが特色の一つです。

 

最近、この「精神状態と臓器の不調」を「ホルモン」という視点で考えてみよう、
という研究が進んでいるので
今日はそれを紹介しますね。

 

「オキシトシン」というホルモンがあります。

 

このホルモンは、はじめ

 

・分娩時の子宮収縮

・母乳分泌促進

 

を促す働きがあることで知られ、

 

「女性のためのホルモン」という風に解釈されていました。

 

ところが、研究が進むにつれ、このホルモンが
出産経験のない女性や男性でも分泌できることがわかりました。

 

さらにいうと、「オキシトシン」は出産・育児に関連する体の作用だけではなく、

 

・自律神経の調整

・抗ストレス

・胃腸状態の改善

・血圧を下げる

・免疫力の正常化

・体の痛みを和らげる

 

といった、体全身を調整する作用を持つことがわかってきました。

 

ちなみにこの「オキシトシン」はペットをマッサージすると
その人間がリラックスした状態になり、「オキシトシン」の血中濃度があがり
幸福感を感じる、という報告もあります。

 

「オキシトシン」はマッサージを受けた「犬」の側でも濃度が上がる、
という実験結果も報告されています。

 

つまり、お互いに触れあったり、マッサージをしたり、されることで
「オキシトシン」が分泌され、
体に良い影響を与えることが期待できる、ということです。

 

ここで、

●「精神状態と臓器の不調」を「ホルモン」という視点で考えてみよう

という話に戻ります。

 

過度なストレスが続くと、体はこのストレスに対抗しようとして
特定のホルモンを分泌し続けます。

 

これらをまとめて、わかりやすく「ストレスホルモン」と呼びますが
多くのストレスホルモンは、体を調節する自律神経と呼ばれる神経の内、

●交感神経(戦うための神経、緊張をもたらす)

を活発にする働きを持ちます。

 

胃や腸で消化活動を行う際、活躍するのは

●副交感神経(消化活動やリラクゼーションを担う)

です。

 

交感神経と副交感神経は、バランスを取り合って活動する、シーソーのような間柄です。

 

なので、片方ばかり偏って活発になると
もう片方は活動が鈍くなります。

 

こうしたアンバランスが長く続くと、体の調子が悪くなると考えられています。

 

長くストレスがかかり、交感神経が活発な状態が続くと
胃腸を働かせる副交感神経の活動が鈍い状態が続きます。

 

そうすると、食欲不振や下痢などの症状につながるケースが出てきます。

 

中医学では、こうした感情と臓器の関係を考え、例えば

・胃腸→くよくよ思い悩むと調子が悪くなる

・肝臓→怒りの感情が行き過ぎると影響を受ける

という風に昔から考えていました。

 

中医学が生まれた古代では、ホルモンについてはもちろんわかっていませんでしたが
多くの臨床経験から、感情やストレスなどが
臓器に影響する、ということが目の前で起こり、その関連性に注目していたと言えます。

 

ちなみに、ストレスで胃腸が弱った状態でオキシトシン投与を受けると
胃腸の働きが活発になった、という報告もあります。

 

まとめると、

・ストレスがかかると、体ではそれに対抗するためにストレスホルモン等を分泌する

・長くストレスホルモンが分泌されると、体の不調につながるケースがある

・ストレスホルモンに対抗するために、リラックスのホルモンである「オキシトシン」が有効だと考えられる

ということになります。

 

「精神と臓器がつながっているって、中医学(東洋医学)は怪しいなあ」

 

という目で見られることも多いですが
実際には、現代の生理学や医学でわかっていることと照らし合わせても
理に適っていることは結構多いです。

 

犬も飼い主さんも、上手にストレスケアをして
体のバランスを取れると最高ですね。

 

今このメルマガをお読みのあなた自身は
愛犬、そしてご自身のストレスケアをどう考えますか?

 

本日は以上です。

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Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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