消化されないことがメリット??「犬と食物繊維」Q&A


○○さん、こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

本日は田舎のスタバより。
珍しく混んでてビックリですー。

 

今日は1日自宅にこもってPC仕事の予定でしたが
ぐり石鹸の「クエン酸リンス」用のパッケージ資材が切れそうだったので
仕入れがてらPCを持って外に出てきました。

 

外に出るっていいですね。

 

昨日は雨が多くて、お散歩になかなか行けなかった我が家のぐりさんも
今日は晴れたときに散歩に行ったらやっぱり嬉しそうでしたもの。

 

犬も人も、気分転換が大事。

 

さて、今日は「犬と食物繊維」シリーズの最終回です。

 

腸内で食物繊維が消化されないことで、実はメリットがあるのですが…という
お話を今日はさせていただくのですが
その前にお知らせを1点。

↓           ↓

【9/23:ペットのための東洋医学基礎講座】

開催まで2週間を切ってるんですが
駆け込みでまだまだお申し込みが入っております。

 

実はこのセミナー、講師を務める私が実は一番楽しみにしているかもしれない(笑)

 

昨日から講座で使用するテキストのまとめ作業に入ってますが
まあ、お伝えしたいことは山のようにあります。

 

特に薬膳のパートは、改めて色々な資料を読み返していても
かなり面白いですね。

 

東洋医学の薬膳、というとすぐに「漢方薬でしょ?」というイメージがわきますが
そうじゃない。

 

普段から口にすることで、体を元気付けるのが一般的な「食物」だとすると
薬効が若干強めだから、これは体調の悪いときに特に食べたらいいよ、という
いわゆる「滋養強壮食材」があり。

 

その上にさらに、「薬効が強いからこれは病気のときだけ口にすべし」
という薬剤があります。

 

たとえば「生姜」なんかは漢方薬の処方の8割に入っているといわれます。

 

でも、「生姜」なんてスーパーで買えますし
私たち人間はそれを薬味にしたり、
煮物に入れたりしておいしく楽しんでいるわけです。

 

これは、確かに「生姜」には体を温める薬効があるし、
吐き気などを抑える作用もある、
殺菌効果も高いなどいわゆる「生薬」的な作用もありますが
「生姜」は「食材」なんです。

 

私たちにおなじみの「食材」。

 

そして、こうした「私たちに身近な食材なんだけれど、
東洋医学的に見ると様々な効果がある」
というものは、実は結構あります。

 

そうした食材の「性質」を知り、上手に食事に取り入れていくと、
犬も飼い主さんも健康増進に役立てられますよ、
というのが今回のセミナーでお伝えする「薬膳」のパートになります。

 

この部分を学んでいただくと、飼い主さんご自身や愛犬の体質、体調、
あとは「季節」といったものを考えた「食事作り」が可能になるわけです。

 

まさに「体質と体調に合わせたオーダーメイドの食事」ですね。

 

○むくみに→白菜や春雨を使ったスープ

○体がだるい→内臓を温めて動きを活発にし、
代謝をあげて排泄を促す鶏肉を使ったお粥

こんな感じです。

 

こうした、「既存の栄養学とはちょっと違う面白そうなこと」を学んで
愛犬の健康管理に役立ててみたい、という方は
ぜひご参加ください。

↓     ↓

●ペットのための東洋医学基礎講座
(募集は〆切りました。ありがとうございました)

 

 

さてここから本日の本題です。

 

「食物繊維が犬にもたらすメリット」

 

最近の研究では、「食物繊維が犬の腸にメリットをもたらすこと」が
分かってきています。

 

メリットひとつめ。

 

「便の量をカサ増しする」

 

これは人間と同じですね。

 

便はある程度「カサ」があることで、便そのものが腸壁を刺激し
腸のぜん動運動を促します。

 

すなわち、便秘防止に良い、ということ。

 

メリットふたつめ。

 

食物繊維は消化されないので、胃の中での「滞在時間」が長くなる。

つまり腹持ちがよくなるということです。

 

そういう意味では「ダイエット」が必要な
ウエイトオーバー気味の犬にお勧め。

 

メリットみっつめ。

 

適度な量の繊維は小腸内の腸内細菌のバランスを維持する。

 

私たち動物の腸内には微生物がたくさん住みついており
消化を助けるなど、様々な働きをしています。

 

汚い話となりますが、腸内に「悪玉菌」がはびこると「腐敗」を起こしますから
オナラやうんこは臭い。

 

「善玉菌」ががんばっていると、顔を背けたくなるような
ひどい匂いには…なりません。

 

かと言って「善玉菌」ばっかりが多ければいいのかというとそうではなく
「悪玉菌」と「善玉菌」が一定のバランスのもと、適度に生息している、
というのが生き物の健康にとって重要です。

 

そういう意味では、適度な食物繊維は
そのバランス維持に貢献するとのことですから
食事にバランスよく混ぜてあげることは
メリットになります。

 

基本のお約束として「ネギ類」など
明らかに犬にNGと呼ばれる食材を避けるというのは大前提。

 

その上で適度なバランスで犬に野菜を与えることが
何か大きな問題に発展する、という可能性は極めて低いです。

 

メリットもたくさんありますから
あまり神経質にならず、適度に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

これが今回の「犬と食物繊維」に対する
私からの回答となります。

 

最後に、網田さんから頂いたこのご質問にも
お答えしておきますね。

 

>ところで、サツマイモやカボチャって生でも食べさせられるのですか?
>人間は無理ですけど。個人的に、人間が食べられる状態なら、ワンコも食べられる、
>と解釈しているのですが、ザックリ過ぎますか?

 

生で食べられないこともないですが
イモ類に関して言うと、「加熱」することでその中に含まれるデンプン質が
消化吸収しやすい形に変わります。

 

この消化のよさは「デンプンの糊化」という
化学構造の変化によって起こります。

 

ただし、このデンプンの変化も「冷めた状態」になってしまうと
加熱前の消化されにくい形に戻ってしまいますので
犬にあげるとしたら「犬がやけどしない程度に温かい状態」が理想になりますね。

 

温野菜、みたいな感じでしょうか。

 

もし、「食感を楽しませてあげたい!」とお考えでしたら
時々生でこりこりかませてあげる程度にとどめられることを個人的にはお勧めします。

 

私も野菜類は、人が食べられる状態を基準に考えることが多いですね。

 

にんじんは生でサラダにもなりますし
いためたり、煮込んだりもしますから私はこの3つの食べ方で
犬にも同様に食べさせています。

 

「犬と食物繊維」についてのお話は以上です。

 

次号からまた新しいテーマでメールさせていただきますね。

 

ドッグホームケアセラピスト
諸橋直子

(終)

 

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