犬の自宅での予防医学に~東洋医学アロマセラピー:アロマの基礎編


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今日も前回に引き続き

●東洋医学アロマセラピーを犬の健康管理に応用する

というテーマでお届けします。

 

「東洋医学アロマセラピー」

というのは、

●東洋医学

●アロマセラピー

という2つの考え方を組み合わせたものです。

 

普段は「東洋医学」と「アロマセラピー」は
それぞれ独立して、別ジャンルのものとして語られますし
単独でも十分、犬の健康サポートに役立てることができるものです。

 

その2つをわざわざ組み合わせて考えるのが

「東洋医学アロマセラピー」

ですが、この考え方を使いこなして
実際に生活の中に取り入れるためには

 

●東洋医学の基礎的な考え方

●アロマセラピーの基本的な考え方

 

を、両方理解する必要があります。

 

2つの基礎をしっかり理解することで
両方の良さを掛け合わせ、犬の健康管理に役立てることができるからです。

 

そこで今日は、「アロマセラピー」というもの自体が初めて、
または「基礎から学ぶ」という風には勉強したことがない…という方のために
簡単に、アロマセラピーの基本のお話をしていこうと思います。

 

これまで

「ラベンダーがいい香りだから使っています。
でも基本とか、そもそも何故ラベンダーがいいとか、までは
深く考えたことがありません」

という風に、手軽なリラクゼーションとして利用したことはあるけれど
アロマセラピーがそもそも、犬に何故いいのか?までは
深く突っ込んで考えたことはなかったなあ…という方向けに
解説していきますね。

 

———————————————————

●アロマセラピーのルーツは「薬草医学」

———————————————————

現代では、アロマという言葉が大分、一般的になってきていますので

●アロマ=いい匂い

という風に理解されている方も多いと思います。

 

また、美容目的のアロママッサージなども流行していますので

●アロマ=ヒーリング、美容、リラクゼーション

というイメージを持っている方も多いようです。

 

ところで、アロマセラピーの歴史を紐解いてみると
そのルーツは「薬草医学」にあることがわかります。

 

現代のように、病院や医薬品が普及したのは
ほんの100年にも満たない最近のことで
それまでは薬草といった、自然にあるもので私たち人間は
病気やけがの治療に当たってきました。

 

また、現在でも病院などの医療施設の数が十分でない、
医薬品などもまだ十分普及していないエリアが世界にはありますが
そういう地域では薬草は今でも大切に扱われ、
薬として用いられている、という事実を
知っておくことは重要です。

 

最近では普通の病院でも漢方薬を処方するところが増えてきましたが
漢方薬のベースになる「生薬(しょうやく)」の多くも植物由来です。

 

また、現代化学的に合成されて大量に普及している医薬品の中にも
もともとは

「薬草」

の中の有効成分は何か?を研究した結果、
この成分が効果的だ、というのを突き止めて
その成分を大量に合成できるようになったため普及した、というようなものもあります。

 

例えば、私はちょうど昨日、
掃除で重たいものをもって腰を痛めてしまったのですが(苦笑)
痛み止めに湿布を張りました。

湿布の多くに含まれる「サリチル酸メチル」という成分も
実は

●植物の「ヤナギ(柳)」の解熱作用の研究

からスタートし、そこで発見された「サリチル酸」という物質に
化学的な処理を行って合成されるものです。

 

こうしてできたサリチル酸メチルには、消炎作用があります。
なので、湿布などに用いられているんですね。

 

「…はあ、でもこれがアロマセラピーと何のかかわりが??」

 

そう感じる方もいらっしゃると思うので
ここでのポイントをまとめます。

つまり、こういうことです。

——————————————————————-

●アロマセラピーというと、いい香り、癒し、ヒーリングのイメージが先行している

 

●ただ、実際にはアロマセラピーは「薬草医学」をベースにしている

 

●アロマセラピーには植物から抽出した「精油」を用いるが
 その中には「薬理効果」といって
 体に何らかの働きかけをする成分が多く含まれる

 

●このことは、アロマセラピーが「植物が持つ薬理成分」を利用して
 癒し、ヒーリング以外の、健康を守るのに役立つ使い方ができることを意味する

——————————————————————-

 

例えば、痛みを和らげる効果を持つ精油を使って
マッサージオイルを作り
犬の関節をやさしくマッサージすることで
関節炎に悩む犬の家庭でのケアに使用できる場合があります。

 

殺菌・抗菌効果を持つ精油を入れたクリームを作成し
寝タコや皮膚トラブルのケアに役立てることもできます。

 

菌の増殖を防ぐ効果のある精油を使って
犬の口の中に雑菌が繁殖するのを防ぐようなケアも
家庭で実践可能です。

 

いかがでしょうか?

 

「へ~、アロマって
 いい香り、いい気持ちになるためのものだと思っていましたが
 それだけじゃないんですね!

 殺菌、抗菌効果があるものもあるとは知りませんでした!」

 

はい、精油にはいろいろな種類があって
さまざまな成分を含んでいますから

 

●犬に安全な精油の種類

●適切な使用方法

 

をマスターすることで
アロマセラピーで犬の健康のためにできることの幅はぐん!と広がります。

 

今日、たまたま仕事部屋でPCが立ち上がるまでの間に
手に取ったアロマセラピーの専門誌には

 

「精油が免疫機能にもたらす影響」

 

ということで、
免疫機能に良い影響を与える精油の研究事例を紹介する特集が
掲載されていましたし
こうした精油の働きの恩恵は、もちろん犬たちも受けることができます。

 

もし、精油を使って

・犬のメンタルケア

・殺菌、抗菌効果を利用した皮膚、口腔ケア

・免疫力を良好に保つためのケア

などができるとしたら…。

 

自宅でこのような「予防的なケア」ができるとしたら
これは大きな安心につながると、私自身は感じています。

 

その点、●●さんはいかがでしょうか。
どうお感じになりますか?

 

アロマセラピーについての話は以上です。

次号ではもうひとつの大切な考え方である

●東洋医学の基礎

についてお話しします。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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犬に東洋医学で考える「アロマセラピー」を活用する方法


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、今日から新しいテーマを取り上げていこうと思います。

 

このメルマガでは取り上げのが初めてになる

●東洋医学アロマセラピー

です。

 

実はこのテーマ、私が講師を務める
愛犬と飼い主さんのための東洋医学講座や薬膳講座で
ちらっとお話を受講生の方にした際に

「えええええ!東洋医学の考え方を
 アロマセラピーに応用できるんですか!?」

と結構身を乗り出して、ぐぐぐ!という感じで
もっと知りたい!というリクエストを頂戴していたテーマです。

 

 

また、東洋医学の基礎を学ばれた方向けには
クローズドな形で東洋医学アロマのマニュアルなどは販売しているのですが
最近は東洋医学に関心の高い飼い主さんも多いですし
アロマも同様に、興味を持たれる方も増えてきました。

 

そこで今回、東洋医学もアロマも初めて!という方から

 

「東洋医学はある程度基礎を学んだけれど、
そこにアロマを絡めるという発想はなかったな…」

 

という方、あるいは

 

「アロマはちょっとかじった程度で知っているけれど
 まさか東洋医学と絡むというのは思ってもみなかった」

 

という方向けに、

 

●東洋医学アロマの基礎

●どのように犬に応用できるのか?

●どういうメリットがあるのか?

 

というお話をしていこうと思う次第です。

 

何回かのシリーズに分けて
これからメルマガで

●愛犬のための東洋医学アロマセラピー

について、このメルマガではお話ししていきますが、
メルマガでは初めてこうした内容を知り
さらに深く学んでみたい!という方向けに
今回は対面式のセミナーもご用意しています。

 

こちらは

 

・8/29(土)札幌

・9/12(日)名古屋

 

にて開催予定ですので
興味のある方はぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。

 

*上記の日程と場所で都合がつかない場合でも、
 後日このセミナーを収録したものを
 オンライン講座として販売を予定しています。

 なので、スケジュールが合わなくて残念!という方も安心してくださいね。

 

では早速、今日の内容に入っていきますね。

————————————————————-

●そもそも何故、
東洋医学×アロマセラピーなのか?

————————————————————-

 

「アロマは何となく実践していたけれど、
 東洋医学と組み合わせるっていうのは意外です」

これはアロマに現在関心はあるけど
東洋医学には触れたことがない方の一般的な反応です。

 

 

「ええええ!アロマも東洋医学で考えられるんですか!?」

これは、ある程度東洋医学の基礎を学んだことがある方や
興味のある方の、一般的な反応です。

 

 

何が違うのか?

 

 

東洋医学、特に「薬膳」を実践したり
学んだ経験のある方はこのように考えます。

「食べ物にはそれぞれ体に良い働きかけをする”薬効”がある。

 その”薬効”にはいくつか種類があって、食べ物によってきまっている。
 さらにその”薬効”が体のどの部位に働きかけるか?という”場所”も決まっている。

 …ということは、
 アロマも植物から採れる精油を利用するわけだから
 精油にもそのような、東洋医学でいうところの”薬効”があって
 さらに体のどの部位に働きかけるか?といった”場所”も決まっているっていうこと???」

 

はい、東洋医学アロマセラピーの概要は
まとめて言うとズバリそういうことになります。

 

これだけだと

「はあ?何こっちゃ?!」

という方も多いと思うので、
具体例を挙げて説明しますね。

 

 

例えば、

●ラベンダー

という精油があります。

 

アロマセラピーでは最もポピュラーな精油の一つで
作用も穏やかなため、犬にも使いやすい精油です。

 

一般的にラベンダーはリラクゼーション効果、
殺菌効果などで知られます。

 

また、成分を見ていくと
酢酸リナリル、リナロールといったものを多く含み
これらの成分は神経に対し鎮静作用を持つため
興奮を抑えたり、気持ちをゆったりさせるのに役立つと考えられています。

 

以上は、一般的なアロマセラピーの考え方です。

 

一方で、東洋医学的な視点でラベンダー精油を考えるとどうなるのか?

 

ラベンダー精油は、その性質を東洋医学の考え方で分類すると

・涼性(体の余分な熱を冷ます効果を持つ)
・苦味(余分な水分を出す、便の排泄を助ける)
・帰経:心・肝

となります。

 

この暗号のような東洋医学のキーワードをわかりやすくいうと、

 

・ラベンダーには体の余分な熱を冷ます作用がある

・体内の余分な水分の排泄を助け、便の排泄も助ける

・その作用は心臓を含む循環器、および循環機能、精神、および肝臓および肝機能に
 働きかける

 

という風になります。

 

「ふーん、なるほど。
 東洋医学の考え方をアロマセラピーに加えると
 成分で何々に効果的、という一般的なアロマセラピーとは
 また違った視点で精油を考えられるんですね」

 

そんな風に思っていただければ幸いです。

 

こうしたキーワードを読み解けるようになると
例えばストレスが原因でイライラしたり
気持ちが落ち着かない犬に対しては

●ラベンダー

の香りを嗅がせたり、香りを嗅ぎながらのアロママッサージが
向いていそうだな、という風に
よりその犬の状態や悩みに合った精油を選べるようになります。

 

 

ラベンダーに

・苦味(余分な水分を出す、便の排泄を助ける)

という東洋医学の視点でみた効果が期待できるとわかれば
便秘がちな犬のお腹のマッサージに
ラベンダーをブレンドしたマッサージオイルを使う、という選択もできるようになります。

 

いかがでしょうか?

「なんだかちょっとも面白そうかも…」

「うちの犬のこういう悩みも東洋医学アロマで
 できることが増えるのかも!?」

そんな風に感じていただければ幸いです。

 

今日はここまでです。

 

次号ではさらに詳しく東洋医学アロマセラピーについて解説していきます。
東洋医学アロマセラピーを実践する上で大切な

●基礎

の部分をお話ししますので
ぜひ楽しみにしていてくださいね。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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