高齢犬の便通を良くするには?(5)消化のよいもの、便通をよくする食べ物のバランスを考える


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、今日も「シニア犬の便通をよくする」というテーマで
お話ししていきます。

 

このテーマを取り上げるきっかけになったメールはこちら。

——————————————————-

こんにちは。

 

いつも親切な情報マガジンを
有難うございます。
お家に居ながらにして
色々なお勉強が出来て助かっています。

 

犬の中には
お腹にトラブルを抱える子も少なくありません。

 

例えば、便秘気味のわんちゃんの中には、ヘルニアなどがあって
踏ん張りが効かなくて
上手に出せない子とか
高齢になると、お腹や足腰の力が衰えて、
やはり便が出しにくくなる…という様な事があるのでは無いかと思います。

 

そうした時に繊維のあるものやヨーグルトの様な乳酸菌をとったりと
工夫すると思います。

 

健康な体なら、それもいいかと思うのですが
高齢になると、内臓に疾患も出て来たり、負担をかけない食事がいいかと思うのですが

 

消化のいい物は便の出を悪くするイメージがあり
また消化の良く無い便通を促す様な物は、お腹に良く無い様なイメージがあります。

 

そして、病気の子や、高齢のわんちゃんは、なかなか運動が出来なかったりすると思うのですよね。

 

すると、本来は、食事のケア&運動が望ましいと思うけど
そうも行かない事もあったりする様で…

 

そんな時の、これさえやってれば!、とか、これさえ食べていたら…
…みたいな物はないと思うんですが

 

ホームケアとして、食事や香りや、或いはマッサージや…

 

日々の過ごし方のコツ…みたいな物を学ぶ事が出来たらいいなぁ…と感じています。

 

もし、既に配信されて居て
私が気がつかずに、こうしたmailを送ってしまっているとしたら
申し訳ありません。

 

これからも、時間の許す限り
頑張って、愛犬達の為に
また知り合いの犬達の為に、意欲的に学んで行きたいと思います。

 

どうぞ、宜しくお願いします。

厚かましいmailを
お送りしてしまったとしたら
申し訳ありません。

——————————————————-

 

今日はこの部分について詳しく話していきますね。

 

>例えば、便秘気味のわんちゃんの中には、ヘルニアなどがあって
>踏ん張りが効かなくて
>上手に出せない子とか
>高齢になると、お腹や足腰の力が衰えて、
>やはり便が出しにくくなる…という様な事があるのでは無いかと思います。

 

>そうした時に繊維のあるものやヨーグルトの様な乳酸菌をとったりと
>工夫すると思います。

 

>健康な体なら、それもいいかと思うのですが
>高齢になると、内臓に疾患も出て来たり、負担をかけない食事がいいかと思うのですが

 

>消化のいい物は便の出を悪くするイメージがあり
>また消化の良く無い便通を促す様な物は、お腹に良く無い様なイメージがあります。

 

まず、質問者さんのおっしゃる

 

「消化のいい物は便の出を悪くするイメージがあり」

「また消化の良く無い便通を促す様な物は、お腹に良く無い様なイメージがあります」

 

このあたりが具体的には何を指しているのか、が
メールの文面からは、ちょっとわからないんですね。

 

以下、あくまでメールを拝見してのみの印象でお話しします。

 

違っていたらその点はご容赦ください。

 

たとえば、消化の言いとされる食物について

「消化は良いだろうけど、それだけだと便秘になるんじゃない?」

というイメージが先にあり…。

 

 

たまたま身近で起こったいろいろな出来事を

「そうか、やっぱり消化のいいものばかり食べていると便秘になるんだ」

というように、結びつけて考えている、ということはないでしょうか?

 

 

私たちは普段、同じ物事を見るにしても
自分自身のフィルターを通して見ています。

 

話はすごし飛びますが、先日私の友人であるこのはなさくやさんが
作成している動画セミナーで面白いことが紹介されていました。

 

 

●このはなさくやVOL.73「幸せをどんどん現実化するコツ」
http://youtu.be/8Qqc2sr5ADA

 

この動画の中で「赤いものを探す」「青いものを探す」という
ちょっと面白いワークがあります。

 
もしよかったら、質問者さんも他の読者のみなさんもやってみてください。

 

 

 

「人間って、本当に見ようとするものしか見えないもんだんだな…」

というのがよくわかります。

 

 

 

私も実際にやってみて、
ああ、やっぱり自分もそうなんだな、というのを改めて実感しました。

 

 

誤解のないように言っておきますが
これがいいとか、悪いとか、そういう話ではありません。

 

大事なのは、自分の見ているものごとって
案外ものごとそのままじゃないかも、という視点です。

 

フィルターを外して一歩引いて考える。
そんなイメージです。

 

そうすることで、同じ出来事でも
もっと違う側面が見えてくるケースがあります。

 

結果、そのことが犬のケアにもプラスに働くことも多いのです。

 

 

 

 

「消化のいい食べ物は便通を悪くするイメージがある」

「便通をよくするという食べ物はお腹によくないイメージがある」

ということについて、ここで今一度考えてみましょう。

 

 

 

実際には…。

 

 

便通をよくするといわれる食べ物のなかには
あまり一度に大量に摂取すると
却ってお腹の張りの原因になってしまう場合がある、または
下痢を引き起こすケースもある。

 

消化のよいものとされるものの中でも
繊維質が少ないものに偏って摂取しているため
便秘を招いてしまっている。

 

実際には食事とは全然関係ない、腸の蠕動運動が弱っているなどの
器質的な問題。

 

など、いろいろな事例、状況が考えられます。

 

 

犬の胃腸が弱っている際に、お粥を少量与えるというケアをしたら
便秘になってしまった、というケースで考えてみましょう。

 

そもそも、便をつくるにはある程度の量を食べることが必要です。

 

また、食物繊維だけ取っても、腸の中にかすかすの藁くずを
たくさん送り込むようなもので
そういうスカスカしたものばかりあっても
排便しやすい便にはなりません。

 

 

つまり、状態を見ながらバランスよく
食べられるものを食べてみる、という姿勢が重要になります。

 

 

胃腸が弱った犬にお粥を与えるのであれば
米だけでなく、繊維質の多いジャガイモを茹でて
つぶして加えるなどの工夫も可能です。

 

 

こうすることで、消化がしやすく
(実際には胃での滞在時間を短くし、胃もたれ、不快感などが
 おこらないようにする、程度の意味です)
エネルギー補給にもなる、繊維質も適度に取れるので
便通をスムーズにする効果も期待できる、という食事になります。

 

 

逆に、繊維質を大量に与えたら
犬がお腹の張りで苦しそうにしている、ガスが溜まっている、という場合を考えてみましょう。

 

 

人間でも、こういう体質の人はいます。

 

 

世間一般で「良い」とされている食物繊維だけれど
たくさんとるとお腹が張ってしまって苦しい、というような体質の人ですね。

 

 

(私も何故か、大根ではこの現象が起こります。
なので、好きですが食べすぎないよう注意しています)

 

犬も同様です。

 

 

犬の体質や、繊維質を与えた際の状態をチェックして
その犬に適切な量、どういう食材で与えると
お腹の張りなどのトラブル無しで
スムーズに排便できるのか、などを見極める。

 

これは、普段犬を家族として見守っている飼い主さんであれば
数日から長くても数週間で、ある程度犬の体の「クセ」が
つかめてくると思います。

 

大事なのは状況をみながら適度に調整する、ということですね。

 

目的別の食材をまとめた、獣医師が書いた
犬のための食材辞典なども今は書店で購入できます。
こういう本を参考に、
少量ずついろいろな食材を試してみるのがお勧めです。

●愛犬のための症状・目的別食事百科

このテーマについては、今日で最後です。
次号より新しいテーマでお届けしていきます。

 

Office Guri
諸橋直子

(終)

 

 


 

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