バレンタインも近いですが、犬にチョコがだめな「理由」はご存知ですか?


犬にチョコがだめ、という話は今ではかなり有名ですし、注意している飼い主さんも多いです。
しかしながら、

・何故だめなのか?

・誤食するとどういう体の変化が起こるのか?

・それって命にかかわるの?

という理由まで突っ込んで考えたことはあるでしょうか?

 

「理由なんてどうでもいいじゃん、ダメって言われてるんだから!」
という考え方でももちろんOKです。

 
一方で、

 

「そういえば、なぜダメなんだろう?」

「どのくらい量で健康に影響が出るのだろうか?」

 

という風に、「理由」までを深く突っ込んで考える習慣のある飼い主さんは、
他にも

「犬にこれが良くない!」

という情報を見たときの反応が違います。

 

仮にAさんBさんにたとえてみると、

 

A:「え~!この食べ物もあげちゃってたよ!知らなかった!どうしよう…(真っ青 (||゚Д゚)ヒィィィ!)」

 

→ 情報が正しいか、間違っているかを確認することなく鵜呑み。

 

B:「ふーん、この食べ物もダメって言われているのか。ちょっと調べてみよう。
ふむふむ、あー、条件付きなんだな。●●な体調の場合は避けた方がいいけど、
健康な犬であれば食べ過ぎない限りOKなんだ。あー、うちの場合は大丈夫みたい!」

 

→  冷静な対応で安心。

というくらい、差が出てきます。

 

あなたはAさんBさん、どっちになりたいですか?

 
もし、Bさんのように冷静に犬の食事や健康に関する情報を考えられるようになりたいな!という場合は、
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犬の健康の不安材料ばかり集めていませんか?~情報との付き合い方(2)


こんにちは。
Office Guriの諸橋直子です。

さて、今日も前回に引き続き、

●情報との付き合い方

●情報の扱い方

をテーマにお送りしてきます。

前回の記事はこちら:
●犬の食事で不安を抱えるのは何故?~情報との付き合い方(1)
https://www.officeguri.com/archives/5089

 

このメルマガでは繰り返し

「現代は本当に情報過多の時代ですから
 情報の洪水の中でおぼれないよう、
 ある程度自分で情報を取捨選択することが大事です」

と言う話をしています。

なので、「情報の取捨選択」というのがものすごく大事になるのですが…。

普段、私たちはどうしても

自分のフィルター

を通して、物事をみています。

これはある意味当たり前のことなのですが
この

ああ、自分の見ていることって
 自分のフィルターを通しているから、何らかのバイアスがかかっているよね

という自覚がある、なし、というのが
かなり重要なポイントになります。

このことを踏まえた上で、今日の本題に入ります。

 

 

——————————————————–

「自分の犬の健康問題等について調べていると
 ネガティブな情報ばかり目についてしまい
 絶望的な気持ちになります…(涙)」

と言う場合、どう考えたらいいか?

——————————————————–

メールでも時々このような悩みをお寄せいただくことがあります。

「獣医師にある薬を勧められて、その場では説明を受け
 納得し、注射してもらった。

 でも自宅に戻って急に不安になり
 その薬について調べたら、副作用の情報ばかりヒットして
 ものすごく不安になってしまった」

 

「犬が中毒事故を起こした”キシリトール”が
 実はイチゴなどの自然の食べ物にも含まれていることがわかった。

 心配になって、イチゴとキシリトールについて調べたら
 危険!!命に関わる!!と言う情報がたくさんヒットし、
 落ち込んでいる」

 

さてこういう場合、どう考えたらいいのでしょうか?

ここでちょっと、やっていただきたいワークがあります。

ちょっとメールを読むのをいったん止めて、
周りを見回してください。

見ました?

じゃあちょっと思い出してください。

今、あなたが見まわした風景の中に

●赤いもの

ってありましたか?

え?そんな急に言われても…。
 赤いものなんて意識してなかったから分かりません

はい、では今度はもう一度メールを読むのをいったん止めて

●赤いもの

が周りにどれだけあるかを意識しながら観てみてください。

どうでしょうか?

結構赤いものが見つかりました!と言う方が多いはずです。

例えば私の場合、意識しないでいると
赤いものなんて全然ない、と言う風に感じていた仕事部屋の中にも
実は「赤いもの」を意識すると、

本棚に赤い表紙の本があったり、
ごみ箱が赤だったり、
ファイルの背表紙が赤だったり、

と言うのに気が付きます。

つまり、私たちの脳は「ちょっと意識する」だけで
その意識した情報を集めるよう、機能します。

ちなみにこの「赤いものを探す」と言うテストは有名なやり方で
私も最初は友人から教わりました。
その後、様々な本を読む中で
同じテストのやり方を例にして

●ある特定の意識された情報を集める脳のクセ

を解説する文章に出会うことも多くなりました。

私たち人間の「脳」には
意識した途端、それに関連する情報を積極的に集める、と言う機能があります。

ここがすごく重要です。

ここで話を「ネガティブな情報ばかり目について落ち込んでしまう」という
悩みに戻します。

 

獣医師にある薬を勧められて、その場では説明を受け
 納得し、注射してもらった。

 でも自宅に戻って急に不安になり
 その薬について調べたら、副作用の情報ばかりヒットして
 ものすごく不安になってしまった

 

こういう悩みの場合、調べている飼い主さんの意識が

●副作用=怖い!

と言う部分に集中しています。

なので、情報を調べていると
その薬の副作用で体調を崩した!と言う情報ばかりをピックアップして
しまっている可能性が高いです。

また、副作用の結果、最悪の事態に陥ってしまった!と言う情報を
集中して集めてしまっている可能性もあります。

薬も100%安全ではありませんから
副作用が発生するケースもゼロではありません。

 

 

しかしながら、実は良く調べてみると

●その薬に関して言うと副作用の発生率がとても低かった

●その薬に関して言うと副作用が起きた場合も、その後治癒しているケースが多い

●その薬に関して言うと副作用が起きたケースでは、特定の月齢の犬に集中している

●その薬に関して言うと副作用が起きたケースでは、特定の別の疾患を持つ犬に集中している

など、別の側面が見えてくる場合もあります。

 

 

このような情報も、目に見えてくるようになると
感じ方も少し変わってくるのではないでしょうか?

「確かに副作用はあるようだけど
 発生率は案外低いんだな」

「万一、副作用が起きても、その後元気になっている犬が多い」

こうした情報が見えてくると、「怖い!!」という感情に支配されていたときとは
別の対応策が浮かんできます。

 

 

「万一、副作用と思われる症状がでた場合は
 すぐに担当の先生に連絡しよう」

「副作用がでたときに備えて、2~3日は
 特に注意深く犬を観るようにしよう」

 

 

 

 

こういう、もし最悪の事態=副作用が起きた場合でも
どういう風に対応するか?を決めておくことができるので安心できます。

 

 

 

「犬が中毒事故を起こした”キシリトール”が
 実はイチゴなどの自然の食べ物にも含まれていることがわかった。

 心配になって、イチゴとキシリトールについて調べたら
 危険!!命に関わる!!と言う情報がたくさんヒットし、
 落ち込んでいる」

こちらのケースであれば、
そもそもどのくらいのキシリトールを一度に摂取すると
犬が体調を崩すのか?という情報にも目を向けられるようになると
不安が解決します。

果たして、体調を崩すほどのキシリトールを
イチゴで摂取できるのか?という現実的な問題にも
目を向けられるようになります。

自然界の植物に含まれるキシリトールは少量ですから
イチゴをおやつに食べる程度で
中毒は起こりそうにないな…とう事実も
だんだん見えてくるようになります。

 

いかがでしょうか?

 

そうか、怖い!不安だ!と感じながらいろいろ調べると
 確かにそう言う情報ばっかり目に着いちゃうかもしれませんね…

不安、恐怖、というのは脳にとってかなり強い刺激ですから
その刺激に反応して、
不安、恐怖を増すような情報ばかり、集めてしまう、ということは
良くある話です。

 

これを知っているだけでも

あ、今調べていることは自分の心配をベースにしているから
 不安材料ばかり集めてしまうのかも?  

 少し冷静になって、別の視点からも情報を集めてみよう

と言う風に、方向転換できます。

 

もし今後、何か犬の健康情報に関して調べてみて
不安を感じた際は、ぜひこのことを思い出してみてくださいね。

 

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


 

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