犬の手作りごはんは思い出になる | 「タラ」と大根の卵とじ

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こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。今回は我が家の犬たちの「魚を使ったおいしいごはん」の動画を撮ったのでご紹介します。是非ご覧ください。

旨味たっぷり!「タラ」と大根の卵とじごはん

我が家の犬達は基本何でも好きですし、食べますが「」も大好物のひとつです。

我が家の犬達は北海道に住んでいます。 北海道はいろいろなものの収穫量や漁獲量が国内一位ですが、「タラ漁獲量」もダントツで一位。特に1~3月にかけてはタラは旬を迎えるので、スーパーにたくさん並びます。しかも価格が手頃です。

大きな半身!で売られていることもあります。それを買ってきては好きな大きさにカットし、焼いたり、煮てスープにしたりと冬の恵みを味わっている次第です。

今回の動画は、タラを大根と煮て旨味をしみこませたところへ、卵を入れて閉じるという「出汁しみしみごはん」です。

犬たちが食べる様子もぜひ、動画でご覧くださいね。

「料理」は栄養、「ごはん」は思い出になる

料理家の平野由希子さんが好きです。彼女の書いた料理本は、カバーがなくなり
表紙の色が擦り切れるくらい何度も開いては、キッチンに置いて料理をしています。

平野由希子さんの著作一覧:
https://amzn.to/307jHM0

彼女の本との出会ったのは忘れもしない、かれこれ15年ほど前のこと。委託期間を終えた我が家の黒ラブ:ぐりを盲導犬協会へお返ししたまさに当日。気が抜けたような、抜け殻状態で

あー、今日から家帰っても犬いないや

と、本当にこの虚無感をどうしましょう…という気持ちで向かった書店で、たまたま手にしたのが最初でした。

料理でもして、この寂しさをごまかそう、と思った次第です。

結局巡り巡って平野さんの本はその後、料理をする上でずっと定番の参考書のようになり、私の人生に寄り添うことになりました。

これは何とも言えず感慨深い。

ちなみにあのとき手放した犬は、1ヶ月後に盲導犬の試験に落ちて帰ってきます。そして現在、その時買った本に載っている

タラとじゃがいもの煮物

を犬用にアレンジした料理を黙々と食べています。

振り返ってみると、はじめはとにかく「犬の健康のために!」と始めた手作りごはん。

それが気がつけば、犬とのあんなとき、飼い主の生活にこんなことが起きたとき<あれを食べていたっけな、と「ごはん」は犬と私の人生のランドマークになっています

料理」は確かに健康のために大切。同時にごはん」は犬との、飼い主自身の思い出にもなる。

犬の手作りごはんには、そんな意味もあるのではないか?と、ごはん歴15年目にして考えている次第です。

だから好きなもの、どんどん食べよう!

というわけで、我が家では、犬たちの好きなものを、美味しくどんどん食べてもらうことにしています

もちろん、犬と人間は違う動物なので、犬に適した食材選びと調理法の基本は守った上でのはなし。逆を言えば、基本を抑えてしまえば犬と一緒に食事を楽しむ幅がうんと広がります。

そんなわけで、まずは「楽しさ」が伝わるといいな、という思いでこうした動画を作っています。ぜひ視聴してみてくださいね。

犬の手作りごはん | 旨味たっぷり!「タラ」と大根の卵とじごはん
https://youtu.be/ANTEIzNHokI

この記事は犬の健康基礎情報を学ぶ「ぐり通信」のバックナンバーです。
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