東洋医学アロマの重要ポイント:その精油は内臓の「どこ」に働きかけるのか?


こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

さて、今回も東洋医学アロマのお話をしていきます。

今日は東洋医学アロマを実践する上で外せない「キモ」にあたる

 

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●東洋医学で考えるアロマの薬効=帰経(きけい)

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のお話をします。

 

帰経というのは、そのアロマの働きが、五臓(肝・心・脾・肺・腎)のどこに働きかけるか?を現すものです。

 

もっと言うと、アロマの精油が「内臓のどこに働きかけるか?」をしっかり考えて活用するのが、東洋医学アロマのキモになります。

 

例えば、「下痢」という一見の同じ様に見えるトラブルでも、

 

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●胃腸の冷えからくる下痢であれば→【脾】(胃腸)に働きかける精油

 

●加齢による腸の動きの弱まりからくる下痢であれば→【腎】に働きかける精油

 

●ストレスからくる下痢であれば→【肝】に働きかける精油

 

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という風に、「原因」の違いによって東洋医学アロマでは使う精油が異なります。

 

「原因」を一生懸命考え、そこにアプローチしよう!という使い方になるので良い結果につながりやすい、というのが特徴です。

 

では具体的にどういうことか?を今日は見ていきますね。

 

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●東洋医学で考える薬効の働きかける場所:帰経(きけい)の話

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東洋医学では、食材、薬、香りなど体に働きかける作用のあるものをそれぞれに働きかける場所を

●五臓(ごぞう)

という5つの場所で考えます。

 

大事なので繰り返しますが分類するための基本考えは「その薬効が内臓の”どこ”に働きかけるか?」です。

 

 

一覧にまとめると以下のようになります:

 

 

●肝:肝臓および肝機能

 

●心:心臓および循環機能

 

●脾:消化器全般および消化機能

 

●肺:肺および呼吸機能

 

●腎:泌尿器・生殖器および生命活動のエネルギー

 

私たちが普段接する内臓のイメージとは少し異なりますが、これが東洋医学で考える、生理学の基本です。

 

 

そして、精油が五臓のどの部位に働きかけるか?を現すのが

●帰経(きけい)

です。

 

 

さて、この基本のルールを見て精油を分類していくと例えば、前回取り上げた

●心臓病を患う犬のケアに使用した精油:ローズオットー

は、帰経が「心」と「腎」。

 

 

一つの精油が複数の箇所に働きかけることもあれば、単独の部位に働きかけることもあります。

 

この場合で言うと、循環器系のケアには「心」の性質を持つローズオットーが適していますが、同時に「腎」のケアにも使えるので、シニア期の犬のケアにも向いている、ということになります。

 

 

東洋医学では「成長」「生殖」「老化」に関連が深い場所として「腎」を捉えています。

 

そのため、加齢に伴う体力の衰えや不調は「腎」の衰えと捉えます。

 

だったら加齢ケアに真っ先に選択肢に上がるのが「腎」の手当、という風にになります。

 

心臓病を患う犬のケアの事例に登場していただいたMさんの愛犬は、シニア期に入っていましたから、他にもいろいろ「心」のケアに使える精油はたくさんある中で

 

●心と腎、両方に働きかける性質(=帰経)を持つローズオットー

 

は適切な選択だったと言えるでしょう。

 

こんな風に、東洋医学では

 

「その精油は身体の”どこ”に働きかけるのか?」

 

を考えて精油を選ぶのがキーポイントになります。

 

そのためには、精油の「帰経(きけい)」を正しく知ること。

 

これが重要です。

 

このポイントを外すと、折角東洋医学の視点でアロマを考えて、愛犬のケアに活用しよう!と思っても、的外れな選択をしてしまいがちです。

 

「帰経」を正しく理解する重要性はご理解頂けましたか?

 

次号はこの東洋医学アロマシリーズ解説の最終回になります。

 

今回の「帰経(きけい)」に登場してきた

●五臓

について、個別の臓器の働きの解説…ではなく「全体がどういう風につながっているか?」という視点でお話しします。

 

現代の医学や生物学では、臓器単独、細胞単独で細分化してその働きを追及する考えが主流です。

 

これは、各臓器の働きが細かくわかり、それによってこれまで治療困難だった病気の治療が可能になるなど良い点がたくさんあります。

 

 

一方で、臓器単独でばかり見てしまうと、病気の原因が他の場所にあるにもかかわらず、一生懸命、狭い範囲でのみ病気を考えてしまう、というデメリットも出てきます。

 

そのデメリットを補うのに、東洋医学の「全体で考える」という体の捉え方が役立ちます。

 

両方に良いところがありますし、どちらも完ぺきではありません。

 

だから、両方の良いところを知り、飼い主さんが考え、選択し、犬の健康管理に生かす。

 

この考え方が大事だと思います。

 

そんなわけで、次号のメールでは東洋医学の基礎となる「五臓」についての考え方をお話ししします。

 

ぜひ楽しみにしていてくださいね。

 

次号の配信も、明日の午前10時頃開始を予定しています。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 
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