犬の手作りごはん

魚のアラを犬のご飯に活用 | 犬の手作りごはん【応用】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旨味たっぷりの「魚のアラ」を活用した犬の手作りごはんをご紹介します。魚のアラを活用するメリットについてもご紹介します。

犬も魚が大好き!手軽に活用しよう

魚のアラは価格の手頃さはもちろんですが「犬のための手作りごはん用スープ」の材料として最適です。

骨や皮など、普段が捨ててしまう部位も煮込むことで美味しい旨味が溶け出します。出汁を取った後の身もほぐして具材として活用できます。

秋鮭のアラご飯

は日本全国入手が容易な魚の一つです。鮭は抗酸化作用を持つ物質を多く含み、たんぱく質も豊富です。

動画では鮭のアラのスープに野菜を入れ、ほぐした鮭の身と一緒に煮込んだものです。鮭の出汁がよく出たスープが野菜に染み込み、犬も美味しく食べることができます。

魚のアラ2種の煮込みご飯

こちらは魚のアラ2種を使った煮込みご飯です。基本の作り方は鮭のアラご飯同様、アラから取ったスープをベースに野菜とほぐした魚の身を煮込みます。




ヒラメのアラご飯

高級魚のヒラメの「アラ」であれば手軽に利用できます。ヒラメは濃厚な出汁がたっぷり出るので、犬の食いつきがよくとても喜びます。

魚のアラを活用するメリット

魚のアラを利用するメリットを紹介します。

魚の汁は旨味と栄養がたっぷり。好む犬が多い。

上手に魚のうまみと香りを引き出した出汁は魚の栄養をたっぷり含んだ、滋養に満ちたおいしいスープになります。

魚の種類によっても香りはことなりますが、それぞれの魚の持つ特有の香りが犬の食欲をそそりおいしそうに食べる犬がとても多いです。

また、魚の旨みをたっぷり含んだスープは食事の満足度を上げるのにも役立ちます。

特にダイエットや病気療養などで食事制限があったり、摂取カロリーを気にしている場合は上質な魚のスープを活用することで、少量でも満足できる食事内容を工夫することにもつながります。

高齢犬で喉の力が弱り飲み込むのが難しい…という場合にも、スープをゼリー状に固めて食べやすい大きさにし与えることで、体力を養うのにも役立ちます。

通年入手可能、値段も手頃

周りを海の囲まれている日本では通年、その季節に応じた新鮮な魚のアラを入手しやすいです。

例えば、私の住む北海道であれば今時期であれば

・秋鮭
・鱈(たら)
・いなだ(ぶりの子)

などがたくさん出回っており、アラも新鮮なものが容易に手に入ります。

魚のアラ | 下処理の方法

魚尚アラはしっかりと下処理をすることで美味しい出汁が引けます。基本のやり方をマスターしましょう。

  • 熱湯を鍋に沸かす
  • 魚のアラを熱湯に軽くくぐらせ、水を張ったボウルにとる
  • 汚れや血合いなどを綺麗に洗う

非常に簡単な処理ですが、これだけで生臭みがぐっと減ります。

下処理をしたアラを使って出汁を引く方法

美味しい出汁を引くために、「生姜」と「昆布」を使用します。生姜は香りがよく、ぽかぽかと体を温める効果があり、寒い季節には特におすすめです。

少量を加熱して使用する分には、犬に食べさせても問題はありません。

材料:

  • 下処理済みの魚のアラ(魚一尾分)
  • 生姜のスライス1枚
  • 昆布10cm

作り方:

  • 鍋に魚のアラを入れ、全体が被る程度の水を入れる
  • 生姜、昆布を加え、沸騰したら中火にし20分ほど煮る
  • ザルでスープを濾す

アラに身がついている場合は、ほぐして具材として利用します。魚の骨は犬の口腔内や消火器を傷つける場合があるので、与えません。

以上が魚のアラを使った出汁の引き方です。

こうして取ったスープは、そのまま飲ませても良いですし、手作りごはんのベースの材料としても利用できます。野菜を煮込んでもよし、おじやを炊いてもよし。

美味しい出汁をぜひ活用してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

犬の手作りごはん基礎を学ぶ電子書籍をプレゼント!



犬の手作りごはん初心者向けの「基礎」を学ぶ電子書籍を無料配布中!

  • 犬に与えてはいけない食べ物には何があるの?

  • 栄養バランスはちゃんととれるのかな?

  • 簡単なレシピが知りたい!


そんな飼い主さん向けの基本情報をコンパクトにまとめた電子書籍です。

無料でご請求いただくと、スマホ、タブレットで今すぐお読みいただけます。

電子書籍を無料請求!