コラム

春キャベツを犬の手作りごはんに!栄養学的メリットを解説

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Office Guriの諸橋直子です。スーパーに春キャベツが並び始めましたね。

キャべツは春野菜の代表格。キャベツは春と秋2回旬がありますが、春キャベツは特に葉が柔らかくやさしい味わいが特徴です。

我が家では、犬たちも人間もキャベツが大好き。特に犬たちは柔らかく煮たスープごはんで食べる以外に、人間用の調理している最中のキャベツの葉を

「それもよこしなさい」

と要求してくるので、葉っぱをべりっとめくってはポイポイ投げて空中キャッチ。そのままおやつとしてバリバリ食べています。

というわけで、今回は「犬の手作りごはんにキャベツを使うメリット」をご紹介していこうと思います。

美味しい旬の春キャベツを食べて、犬たちの心も体も健康でいてもらいたいですね。

キャベツはすごい、キャベツは美味しい。特別な成分「キャベジン」の話

キャベツはビタミンCが多い野菜です。

部位的には芯の周りに特に多いため、芯も薄くスライスして、柔らかく煮込むなどして美味しく犬に食べてもらいたいところ。

またビタミンCは水溶性ビタミンで、水にさらすと溶け出してしまいます。そのため水にさらす場合は短時間に止めるのがおすすめです。

その点スープにすると煮汁に溶け出したビタミンCを無駄なく摂取できます。我が家はキャベツをスープ系に調理することが多いのですが、このような栄養流出を防ぐ目的も兼ねています。

さてキャベツで特筆すべき成分は、やはり「キャベジン」。

薬の名前として有名ですが実はキャベツに含まれる成分を指します。

そして「キャベジン」は抗胃潰瘍性のある機能性成分です。キャベツは胃に良い野菜とよく言われるのは、このためです。

余談ですが以前我が家の初代黒ラブが胃腸の不調で動物病院を受診した際、

「薬出すほどでもないので、キャベツでも食べさせてあげて」

といわれてびっくりした経験があります。

今思えば、この「キャベジン」の胃粘膜修復効果を狙って獣医さんは言っていたのだなとわかります。

食べて美味しいキャベツには、胃を健康に保つ成分が含まれているのだな、と知っていただければと思います。

犬にキャベツ、どう調理する?

さて手作りごはんを実践中の飼い主さんでればキャベツを使ったことあるよ!という方も多いと思います。

その上で栄養学的におすすめな組み合わせここでご紹介するので、興味のある方は参考にしてみてください。

β-カロテンと合わせて、抗酸化力UP! 風邪の予防や老犬におすすめ。

β-カロテンが豊富な野菜、にんじんと組み合わせることで抗酸化力をUPしたメニューになります。

β-カロテンビタミンCと並んで強い抗酸化力を持つ物質です。抗酸化物質は体内で発生する活性酸素の働きを抑えてくれます。

活性酸素は体内で過酸化物質を作り出し、がんや老化免疫機能低下を引き起こす物質です。

抗酸化物質をたっぷりとれるキャベツとにんじんの組み合わせは、健康な犬はもちろん特に老犬におすすめです。

キャベツとにんじんをザクザク切って、手羽元と一緒に圧力鍋で煮込むスープは我が家の定番です。

骨から出た美味しい出汁が染み込んだキャベツとニンジンは圧力鍋のおかげで柔らかく、老犬にも食べやすいです。

尚、骨は犬の消化器を傷つけるため必ず取り除いて食べさせます。

参考:抗酸化ビタミン(こうさんかびたみん) | e-ヘルスネット | 厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-008.html

栄養の働きを知り、組み合わせを考えるのも手作りごはんの楽しさのひとつ

今回は「春キャベツ」をテーマに栄養について解説しました。

普段手作りごはんで使ったり、私たち自身食べる食材には
それぞれ栄養学的な特徴があります。

それを少し知るだけでも、犬にこういうものを食べさせると体に良いかな?と考えたり
老犬にはこういう食材を食べさせてみよう、など食材選択の幅が広がります。

なので興味のある方は、ぜひ栄養学の基礎を学んでみてくださいね。基礎を学ぶのにおすすめの本はこちらです。

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この記事は犬の健康基礎情報を学ぶ「ぐり通信」のバックナンバーです。
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