犬と害虫対策

蚊とマダニの季節がやってきた!(4)犬を守るために、虫よけスプレーを活用しよう

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Office Guriの諸橋直子です。虫よけシーズン到来に伴い現在このメルマガでは「犬の害虫対策」をテーマにお届けしています。

過去記事はこちら:

蚊とマダニの季節がやってきた!(1)シーズンの始まり| 犬の虫対策
蚊とマダニの季節がやってきた!(2)フィラリア投薬の「意味」を知る
蚊とマダニの季節がやってきた!(3)マダニを知ろう、対策しよう

基本はやっぱり「虫よけスプレー」

野生動物の多い山歩きを避ける、草むらに犬が顔を突っ込まないようにする、といった対策の他に
より積極的な攻めの対策は

  • 虫よけスプレー

です。

私も暖かい季節の散歩は、毎回虫よけスプレーを使っています。

我が家は野山が多い地域に住んでいるため、普通にアスファルトの歩道を歩いているのに、なぜか家族のTシャツにマダニがついてきてびっくりすることがあります。

そんなわけで、人間は忌避剤「ディート」が配合された市販の虫よけスプレーを使っています。

市販の虫よけスプレーには多くの場合、「ディート」が配合されており、これが一般に利用される虫よけの中では効果が高くおすすめです。

ただ「ディート」を含むスプレーが、犬にとっては使い勝手と安全面でどうか?という点で疑問が残ります。

  • 6ヶ月未満の子供には使用禁止
  • 独特の匂い、べたつきがある
  • 使用後に洗い流す必要がある

ディート」は蚊やマダニへの忌避効果が高く、使用されてきた歴史も長いため、安全性が確立されています。

ただし、目に入れないよう注意、ディートのついた手をなめてはいけないなど、安全に使用するためにはいろいろな制約がつきます

また使用後に洗い流すのが前提ですので、人間のように毎日お風呂にはいる習慣がない犬には、少し不向きなところがあるのです。

犬は体をなめますし、ディートを使った虫よけスプレーを使用した場合、口に入る危険度は高いと言えるでしょう。

私が散歩の際、虫よけスプレーを主に足元にかけるのはズボンを穿いているからで、それを洗濯する前提だからです。

これが犬相手だと、そうはいきません。

では「犬の虫よけスプレー」はどうしたらいいのか?

Office Guriでは「アロマの虫よけ」をおすすめしています。

植物の「忌避効果」を最大限に利用したアロマの虫よけ

植物から抽出された香り=精油を使ったアロマテラピーは、虫よけにも使えます。

私自身はAEAJ認定アロマテラピーインストラクターという専門資格の保有者ですが、犬を飼い始めた16年ほど前から、犬には自家製フレンドのアロマの虫よけを使用しています。

アロマの虫よけを犬におすすめする理由を以下にまとめます:

  • 精油は一定時間が経過すると蒸発するので、ほぼ犬の体に残らない
  • 犬、ヒトにとって心地よい香りが多い
  • もともと植物が自分自身を守るための成分なので、生体に優しい上に、一定の効果が期待できる

一番のおすすめポイントは、個人的には「香り」です。

レモンに似た芳香を持つレモングラスやレモンユーカリは、蚊のよけの定番。

ローズに似た甘い香りのゼラニウムは、ダニよけの定番です。

虫にとっては嫌な香りでも、ヒトや犬にとっては心地よく受け入れられる香りが多いのもメリットです。

これらの精油を程よくブレンドし、虫よけスプレーとして我が家では犬たちに使ってもらっています。

精油を水で薄めてスプレーを作り、玄関に常備しておきます。散歩前に全身にシュッと一吹き。顔周りは特に念入りにスプレーします。

本来の目的は虫よけですが、犬たちがほんわか良い香りになり、何となくちょっと素敵なことをしている気分になれるのもアロマテラピーの良い所です。

さて、そんなアロマの虫よけブレンド精油ですが…。

アロマの虫よけブレンド精油が「より使いやすく」リニューアルします

発売以来、長年多くの飼い主さんにご愛用いただいているアロマの虫よけブレンド精油ですが、2022年、より使いやすくリニューアルすることになりました。

詳細は、明日午前10時配信開始のメルマガでお知らせ予定です。

メルマガ読者の皆さん限定で、お得にご購入いただけるプレゼント企画もご用意しています。

興味のある方は、是非楽しみにお待ち下さいね。

この記事は犬の健康基礎情報を学ぶ「ぐり通信」のバックナンバーです。
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