コラム

犬の熱中症対策は早めのスタートを | 2024年度版

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Office Guriの諸橋直子です。今回のテーマは「犬の熱中症対策早めのスタート」です。今年は全国的に気温が上がるのが早く、路面温度もそれのともなって上昇しています。

さきほど全国の路面温度予測をみたところ、50度を超える地域もちらほらありました。犬の散歩を考えると、ちょっとおすすめできない温度です。

というわけで、早めの熱中症対策の基本情報をお届けします。

暑さで体調を崩す前に、予防できることはやっておきたいですよね。

熱中症予防に必須:路面温度に注意しよう

暑い季節になると、多くの人が気温には注意を払います。一方で、路面温度についてはどうでしょうか?

最近ではかなり認知されてきましたが、路面温度は気温と比べて大きな差があります。とくにアスファルトの路面は日光によって非常に熱くなることが知られています。

人間は素足でアスファルトを歩くことはないですし、靴を履いて直立歩行なのでアスファルトからの熱の影響をあまり受けません。

一方で犬はアスファルトの上を素足で歩きますし、路面に近い分、熱の影響を直接受けやすいのです。

そのため、飼い主が

「今日はまあ涼しいから大丈夫かな」

と気温を基準に考えていても、犬にとってはそうでもない、ということが起こりがちです。

なのでぜひ、これからの季節飼い主さんには

路面温度

にもぜひ気を配っていただければと思います。

おそらくこの記事を読んでいるメルマガ読者の皆さんであれば、そうした点にも普段から十分注意されていることと思います。

ただ季節の変わり目は、どうしても考えが夏モードに切り替わるのに少し時間がかかります。

なので、ぜひ「路面温度予測サービス」なども利用して、夏に向かって気温が変わって行く季節を上手に乗り切ってください。

毎年この季節にお知らせしているのはこちらです。

犬のおさんぽ予報
https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/road/roadtemp_top.html

熱中症対策の必須アイテム:夏到来の前に「エアコンの試運転」を早めに行おう

夏はエアコンが必須アイテムとなりました。ところでそんな大切なエアコンの「試運転」はお済みでしょうか?

一般社団法人日本冷凍空調工業会では、4月10日を「エアコン試運転の日」に制定しています。そして夏までに、エアコンの試運転と故障がないかの確認を推奨しています。

エアコンの早期の試運転について
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/air_conditioner/maintenance.html

なぜこのように試運転が推奨されているかというと

  • エアコンは熱中症予防の重要アイテムであること
  • エアコンが必要な時期に運転をしてみて故障がわかっても、修理が非常に混み合い、待ち時間が長くかかること

が挙げられます。

要は試運転をしないまま夏を迎えてしまい、いざ運転してみると正常に動かない!修理を依頼してみたものの、夏はエアコンの購入・設置・修理が集中しがちで待ち時間が発生します。

地域によっては数週間の待ちが発生しており、猛暑であれば命の危険に直結する場合もあります。こうした理由から「エアコンの試運転は早めに」と呼びかけれているわけです。

犬に留守番をしてもらうからエアコンをつけて出かけようとしたところ、エアコンが冬の間に壊れていて点かない!!という事態が起これば犬の熱中症リスクがぐんと上がってしまいます。

そうならないためにも、エアコンの試運転は早めがおすすめです。

試運転のやり方やチェックポイントなどをまとめた資料が、経済産業省より発行されています。ぜひこちらも活用して、早めの点検を行いましょう。

エアコン シーズン前点検パンフレット | 経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/air_conditioner/air_conditioner_maintenance.pdf

熱中症対策は前倒しで、早いうちからリスクを減らそう

どんなことにもいえますが、時間的に余裕を持って対策することでリスクを確実に減らせます。

特に近年、夏の気温上昇は熱中症に直結するレベルで危険です。

犬の熱中症対策に飼い主は100%責任を負う立場なので、ぜひリスクについて知り早めに対策を行いたいですね。

この記事は犬の健康基礎情報を学ぶ「ぐり通信」のバックナンバーです。
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